日本最大級!遊びプラン投稿メディア
モデルコース20,673
月間利用者数400万人以上

60年に一度しか会えないの…12/9まで!秘仏!薬師如来像御開帳♪南房総市「小松寺」

7607
2018/11/26
60年に一度しか会えないの…12/9まで!秘仏!薬師如来像御開帳♪南房総市「小松寺」
南房総市にある「小松寺」 なんと!今年で開基1300年になるそうです。 そんな歴史あるお寺のご本尊である、薬師如来像が、 この度、特別に御開帳されております。 そんな小松寺に、お出かけしてきました♪ ちょうど、紅葉も見頃。 合わせて、その様子もご覧ください。
・掲載時点の情報です。最新情報については各施設のHPをご確認ください。
・紹介している施設等について、アフィリエイトプログラムを利用した広告リンクを設置している場合があります。
ここは紅葉も名所です!
小松寺

ちょうど、北関東の紅葉が見ごろを迎えた、ある日。

我が千葉県は、どうなの?(笑)
と、思いながら、ある場所に向かいました。

それは、チーバくんのあんよの方。
千葉の南房総市に来てみました。

イチョウはいい色になってました♪
小松寺

今年は、大型の台風が多く、
ここ千葉では、塩害により、紅葉が美しくないと言われてました。

確かに、モミジなどは、葉っぱが縮れて、
早々に落ちてしまったものもありました。

しかし、こうしてみると、
多少、影響は見受けられるものの、
紅葉を愛でるには、十分、美しいのではないかと思いました。

イチョウはちょうど見ごろ。
緑から黄色のグラデーションがとっても綺麗ですね♪

うっとりします(#^.^#)

ここは1300年の歴史があります。
小松寺

そんな紅葉が美しいここは、
千葉県南房総市にある「小松寺」です♪

今回の目的は、もちろん、紅葉… ですが、
それだけじゃないんですっ!!

もうひとつ、どうしてもこの時期に行きたかった理由があります。

それは…

秘仏のご本尊が御開帳されております。
小松寺小松寺

こちらの「小松寺」は、今年で開基1300年を迎えるそうです。
それにともない、60年に一度と言われる、
ご本尊である「薬師如来」さまが御開帳されております。
(拝観料 500円、小学生以下は無料)

御本尊さまがいらっしゃるのは、”厨子”という仏像や経典などを安置するための仏具の中。
通常は、お厨子の扉は閉められております。
御開帳というのは、
そのお厨子の扉が開くというもの。

こちらの小松寺のご本尊は、
秘仏なので通常扉は閉められており、
その前に、”御前立ち”と呼ばれる仏様がいらっしゃいます。

今回、開基1300年という事で、
何か記念にできることはないかと、
御住職がいろいろと考えてくださったようです。

こちらのお寺で一番画になる場所かな?
小松寺

小松寺と言ったらモミジが有名で、
東国花の寺の札所としても知られています。
(もちろん、主な花として紅葉があげられてます)

一番の撮影スポットは、やはりこちらの仁王門でしょうか…
朱い美しい門とモミジのコラボは、
なんとも言えず、また画になります♪

そして、こちらの仁王門左手には、「鐘楼」
梵鐘は、応安7年(1374年)高階家吉正氏に寄進されました。
現在は県指定文化財となり、
その保護のため鐘を突くことはないそうです。
小松寺の長い歴史が染み込んでいるいる寺宝のひとつです。

こちらが本堂になります。
小松寺

こちらがご本尊がいらっしゃる本堂になります。

ここで、こちらの縁起を…
文武天皇の時代(683-707)、役小角(えんのおずの)によって小さな庵が建てられました。
その後その庵は、一間四面のお堂に建て替えられました。
今から1300年前の養老二年(718)のことで、これが小松寺の起源とされております。

寺名は『巨松山檀特寺』と号されました。
役行者の伝説が残されていることから、
当初より山岳修験者の信仰を集める霊地であったと思われます。

その後、繁栄と衰退を繰り返しましたが、
不運にも二度の火災に見舞われます。

その二度の火災により、古文書等の記録はほとんど残っておらず、
その後の再建時期は不明だそうです。

しかしながら、現在の本堂正面の向拝中央に掘られている龍の彫刻の銘には『彫工 後藤忠蔵橘重武』とあり、
その頃に再建されたと考えられます。
なお、「後藤忠蔵橘重武」は江戸にて修行を積んだ安房の三大名工の一人、
「後藤義光」こと後藤利兵衛橘義光の弟子にあたる彫刻師です。

ちなみに、本堂左手の木は、「多羅葉の木」です。
はがきの元となった木だとされています。

縁結びの神様です♪
小松寺小松寺

境内には、本堂の他にも「薬師堂」や「白山社」があります。

白山社は、本堂の右側に登り口があります。
入口となる鳥居のところには、その縁起とお詣りの仕方が書いてありました。

白山社は、縁結び・縁切りの神様。
良縁を願う方、悪い縁を断ちたい方は是非お参りくださいね。

小松寺の七不思議。
小松寺

そして、こちらの小松寺には、”七不思議”があるそうで…
「晴天の雨」「土中の鐘」「暗夜の読経」「半葉の樒(しきみ)」
「天狗の飛違い」「七色の淵」「乙王が滝」の七つがそれです。

たくさんの云われがあるなか、実在の人物もいるそうで、
現代を生きる私たちに、何かを伝えようとしてくださっているのかもしれませんね。

紅葉はまさに今が見ごろ!
小松寺小松寺小松寺小松寺小松寺

小松寺の目の前には、自然のなかをゆっくり散策できる池や遊歩道があります。
周辺の森は千葉県指定自然環境保全区域になっているようです。
ちなみに、前の池は、某テレビ番組の池の水を抜くプロジェクトに参加しました。
お宝は見つかりませんでしたけど…(笑)
そして、その池にはたくさんの鯉が泳いでいます。
実は、背中にハート模様のある白い鯉がいるらしいです。
現れたら良縁成熟・夫婦円満を願うといいみたい♡

そして、素晴らしい紅葉も、
まさに今が見ごろとなっております。
秋色に染まった小松寺は、まさにインスタ映えスポットですよ!

この特別開帳ですが、現在、第三会期が始まっており、
これで最終となります。
それも12月9日(日)までとなっております。
60年に一度ですので、この機会にぜひ!お詣りしてみてください。

小松寺
場所:千葉県南房総市千倉町大貫1057
アクセス:九重駅[出口]から徒歩約62分
市原・木更津・館山×ドライブのプラン
※ 記事の情報は取材時点でのものとなりますので、変わっている可能性があります。