今年もバレンタインまで一か月を切りましたね。
街がバレンタイン色に染まる中、銀座三越でもすでに様々な装飾がされています。
その中でもひときわ異彩を放つダークなスイーツを販売するお店が、銀座三越4階に登場しました。
それが2018年12月にOPENしたばかりの、「ボンボヌール」。
このお店は、フランスのショコラティエであるセバスチャン・ブイエ氏と 白金高輪のフレンチレストラン「ラクープドール」の料理長・坪香絢也氏とグルメ通の舌も唸らせる最強のコラボで誕生をしたんです!
OPENから1か月が経過し、ようやく土日の夕方で待ち時間10分ほどと空き気味になってきた今だからこそおすすめしたいこのお店。
店頭には美味しそうなケーキがずらりと並び、ウェイティングしている人の食欲をがっつり誘いにやってきます。
店内に入ると、レジ前に白ワイン・赤ワインの入ったチョコレートが販売されていました♡
包装・チョコレートのパステルな色使い共に自分へのご褒美に買ってしまおうか…とも悩める一品。
フルーツが苦手な人ではなければ、迷わずバレンタインにプレゼントしたくなりますね!
さて、今回メインでご紹介したいのがこの「セバスチャン・ブイエ フォレノワール」(1,944円)。
フォレノワールは、”黒い森”の意。
言わずと漂ってくるこのダークなオーラは、まさに白雪姫に出てくる魔女が持ってそうな(ある意味)とっておきの最終兵器と言いたい。
それにしてもスイーツが1,500円以上ってキャーー。さすが、銀座価格だわぁ…。
でもこの光沢のある毒リンゴ(風)なものの中には、何が入っているんでしょう?
さっそくナイフで切り込みを入れていきます。
な、なんと!中から出てきたのは、毒リンゴ(風)ではなく、キルシュ(ブランデー)を漬けたダークチェリー。
見た目はリンゴなのに、想像を超えた発想に度肝を抜かれました。
周りにも、ダークチェリーやクランべリーが散りばめられていて、濃厚で口どけの良いチョコレートに程よいアクセントを与えています。
それにしてもキルシュが結構強めに効いているせいか、チョコレートが濃厚なせいか、ちょっぴり禁断のダークスイーツ感に酔いそうになります(笑)。
周りを囲っているのは、抹茶のチュイール。
こちらは甘さ控え目だけれど、大人の味を主張している、実はこっそり主役を引き立てているコーティング。
お次は「ミルフィーユ・オ・タタン」(1,728円)。
一目見てこんどは”ラプンツェル”?と思うほど、フェアリーでパステルの色使いが可愛いスイーツ。
先程のフォレノワールとは正反対という印象。
ついでに「チョコレートモンキー」(1,080円)という、これまたぶったまげるかもしれないけれど、バナナとチョコレートの匂いが香るルイボスティーと共に頂きました。
解説を加える前に、ミルフィーユ三段重ねというなんともお上品なスイーツでどこから食べようか緊張してしまいます。
無難に、まろやかな風味の紫芋のアイスクリームから食べるのが◎。
周辺はエディブルフラワー(パンジー)と、チャイ風味のクリームで彩られています。
中からはリンゴのタタンが現れました。
バターと砂糖でじっくりと煮込まれたリンゴは柔らかく、一口食べるとふわんとリンゴ本来の甘さと香ばしさが広がります。
下のミルフィーユと一緒に食べるとアップルパイそのもの!
1つのミルフィーユの中にも2度、3度違った楽しみ方があって、さすが名店のシェフとパティシエがコラボした一品だなぁ、とこの一言に尽きます…(笑)。
少し値が張りますが、いつものデパ地下でチョコを買って…と毎年恒例のチョコレートを買うというルーティーン化をぶち破った、バレンタインの過ごし方にぴったりです。
デートでおすすめしたい銀座の夜景観賞スポットと言えば、「GINZA SIX屋上ガーデン」。
銀座三越から近いうえに、7:00~23:00まで無料開放されているのが、時間帯を気にせずデートしたい時におすすめしたいポイント。
風の強い日には「寒っ!!」となるかもしれませんが頑張って奥まで進むと…
見えてくるのが東京タワー♡
こちらがベストフォトスポットです。
ベンチ付きの庭園はぐるっと一周出来て、元気ならば夜景を観ながらお喋りすることだって出来ちゃいます。
何かと散財しがちな銀座で、このようなスポットがあるのは嬉しいですよね。
夕方からバレンタインスイーツを食べに行って夜景観賞まで出来るこのプラン、
ちょっと忙しいけれど特別なバレンタインを過ごしたい方、
チョコをあげて終わりではなくワンランク上のバレンタインにした方におすすめです♡