浪速警察署から通天閣に向かって歩いていると見えてくる派手な看板が特徴の商店街らしくない商店街「新世界市場」は100年以上の歴史を持つ超老舗商店街。
普段はシャッター通りが続き、寂しい状態なのですが、日曜日だけは特別。
毎週日曜日開催の「値札のないWマーケット」はその名の通り、お店側と交渉し購入できる新しい発想の商店街へと変身するんです。
まずは大阪のおばちゃんに変身するべく「大阪のおばちゃんパネル」で写真撮影。
値段交渉には揺るぎない熱い意志が必要。
大阪のおばちゃんを見習って「ほな、行くで〜!」
商店街の中は「普段はシャッター街って本当?」と疑ってしまうほど活気があります。
靴屋さんやお肉屋さんなど下町の商店街らしいお店が並びます。
入り口入って初っ端からビールサーバーを発見!
さすがやな。商店街側も揺さぶりかけてきよったで...。
お酒好きはここからしばらく動きません。笑
ほんで300円て安すぎん?
頭上に掲げられた真っ赤な暖簾に書かれた「これ、なんぼ?」が合言葉。
四方八方から合言葉が聞こえてきます。
飲みたい衝動と戦いながら、先へ進みます。
レオパード柄の衣類やグッズが並ぶお店はこれぞ大阪!
値段がついていないものがほとんどですが、目安となる金額が表示されたお店もあるので参考にしてみてください。
ここにあるのが見どころの一つである、新世界市場の名物ポスター。
商店街の再生を目的に作成された120点のポスターが話題に。
特に人気なのが、おじいちゃんと名ゼリフが描かれた「中山菓舗」のポスター。
こちらのお店もおじいさまは見当たりませんでしたが、営業していました。
既存のお店に加え、このイベントだけに出店されたお店があるのも魅力。
奥へ進むと着物やハンドメイドアクセサリーがズラリ。
似顔絵師やお客さんにあった言葉をインスピレーションで描いてくれるライターなどは記念におすすめです。
商店街って年齢層が高めのイメージでしたが、こちらでは若い方向けのお店もたくさんあります。
商店街ではお酒や食事も楽しむことができます。
写真を撮影しているうちにあれよあれよと満席に。
出店数が少ないため、売り切れることも。
混雑しやすいので空いていたらすぐ入りましょう。
開催は毎週日曜日
時間は11:00〜17:00まで。
毎回出店するお店も異なるので何度来ても楽しむことができますよ。
それとともに視界に入って来た「僕のバインミー」。
アジアの留学生が多い大阪は近年ベトナム料理や台湾料理のお店が急増中!
バインミーのお店も増えてブームになりつつあるんです。
気になったので入ってみました。
インバウンド向けのホステルの1Fにあり、利用者も宿泊している海外のお客さんが多かったです。
店内で見つけた珍百景。
こちらのお店は店内に滑り台が設置されているんです。笑
何歳になっても遊び心を忘れない。これぞ大人の隠れ家!
メニューはバインミー3種類の他、カレーやスイーツなどもあります。
お酒などのドリンクも豊富です。
オーダーしたのは一番人気の「自家製ローストチキンのバインミー」(600円)。
薄ピンク色をしたバインミーにローストチキンとたっぷりの野菜がサンドされたボリューム満点の一品。
パクチーやなますなどもサンドされているのでど好みが分かれるかも。
ドリンクは「手作りレモネード」(450円)。
カットされたレモンが2枚も入っていて甘酸っぱくてホッとします。