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韓国・全州 韓流映画&ドラマのロケ地をめぐって、孤独のグルメの店でランチして、情緒ある宿に泊まる!

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2019/02/07
韓国・全州 韓流映画&ドラマのロケ地をめぐって、孤独のグルメの店でランチして、情緒ある宿に泊まる!

こんな人におすすめ

・韓流の映画やドラマが好き
・孤独のグルメが好き
・韓国の歴史や文化、建築に興味がある

ソウルがらバスで約3時間ほどの場所にある、歴史的な街並みが残る全州。ここは、様々なドラマや映画のロケ地としても有名です。今回は、映画のロケ地となったスポットを紹介していくと同時に、『孤独のグルメ』で紹介されたお店で食事をし、さらに全州の魅力を感じられるおすすめのホテルを紹介します。

・掲載時点の情報です。最新情報については各施設のHPをご確認ください。
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韓屋村(ハノンマウル)

全州の韓屋村(ハノンマウル)には、約700軒あまりの伝統的な家屋が立ち並びます。そんな歴史情緒漂う韓屋村の美しい建築物を背景に、さまざまなドラマや映画の作品の撮影が行われています。

慶基殿(キョンギジョン)

まず、訪れるのは慶基殿(キョンギジョン)です。ここは1410年に創設された、朝鮮王朝の創始者にして初代国王である李成桂の御真(肖像画)を祭る場所です。曲がりくねった梅の木は、李成桂の魂が宿って、竜のように曲がりくねったといわれます。ドラマ「宮 -Love in Palace」「明成皇后」「風の絵師」、映画「王になった男」などのロケ地としても有名です。

住所:全羅北道全州市完山区太祖路 44
時間:3~10月 9:00~19:00、11~2月 9:00~18:00
料金:3000ウォン
定休:無休※慶基殿内の御真博物館は月曜日休館

慶基殿(キョンギジョン)

特に人気の撮影スポットがこちらの竹やぶの小道。韓服を着て撮影する人が多く、休日などには行列ができることもあるほど。早朝に来ると比較的空いています。

全州史庫(ぜんしゅうしこ)

慶基殿の敷地内には、貴重な本を保管していた「全州史庫(ぜんしゅうしこ)」があり、中に入ることもできます。韓紙を作る様子や、本を編纂する様子などを知ることができます。

御真博物館(おじんはくぶつかん)

さらに奥に進むと、御真博物館(おじんはくぶつかん)があり、李成桂の御真(肖像画)を見ることができます。韓国の肖像画の特徴は、ホクロのひとつまで詳細に描くこと。一方、日本の肖像画は、性格がわかるように、特徴をとらえて描いているものが多いそうです。

殿洞聖堂(ジョンドンソンダン)

慶基殿の向井川には、韓国で最も美しい聖堂のひとつである殿洞聖堂(ジョンドンソンダン)があります。ソウルの明洞聖堂と同じ神父により設計されたもので、ゴシック様式の明洞聖堂が”父”であれば、ビサンチン様式とロマネスク様式が併用された殿洞聖堂は”母”にたとえられる優しいフォルムをしています。ちなみに慶基殿と殿洞聖堂の間の色変わった場所(写真右下)は、昔の城壁の跡。ここでは映画『約束』『ジョンウチ』などのロケ地ともなっています。

全州郷校(チョンジュヒャンギョ)

全州郷校(チョンジュヒャンギョ)は、現存する韓国の郷校の中でもっとも古く、樹齢400年のイチョウの木もあります。秋になるとイチョウの黄色いじゅうたんで辺り一面が敷き詰められ、美しい光景が広がります。時代劇青春ドラマ「成均館スキャンダル」などのロケ地となっています。

住所 全州市完山区校洞26-3

土房(トバン)

散策をしてお腹が減ったらトバンへ。このお店は『孤独のグルメ』(テレビ東京)で取り上げられたお店。ちなみに「孤独のグルメ』は韓国でも放映されており、もともと地元では評判のお店だったのが、今やなかなか入れない人気店になってしまったとのこと。ビビンバとスープのセットが6000ウォン(約600円)でいただけます。

住所:全州市完山区平和洞1街727-1(道路名住所 全州市完山区平和18キル19)
時間:10:00~15:00、17:00~21:30
定休:日曜

土房(トバン)

靴を脱いで座敷にあがります。週3日、日本の観光バスもやってくるとか。予約はできないので、早めにいくなど、時間やタイミングによっては入れそうです。

土房(トバン)

この店では、セルフでビビンバを作ります。ナムルやキムチ、玉子焼き、韓国のりなどをごはんに入れて、コチジャン、ごま油、さらにチョングッチャン(韓国風納豆汁)も少々いれてかき混ぜて完成です。韓国風おでん(左下)は、甘辛味で、混ぜずにこれだけで食べます。

土房(トバン)

こちらが完成したセルフビビンバです(左)。豚肉とニンニクをナムルで包んで食べてもOK(右上)。シメにはおこげのおかゆも出てきます(右下)。ここにくれば、『孤独のグルメ』の井之頭五郎さんの食事を追体験できます。

伝統家屋 學忍堂(ハギンダン)

どうせ全州まできたのなら、ソウルに日帰りではなく、宿泊してゆっくり観光してほしいところ。おすすめ宿がこちら、伝統的な韓屋を楽しめる学忍堂(ハギンダン) です。中央での政治闘争で敗れて全州に逃げて来た人物によって、朝鮮時代末期の1908年に建てられた家屋で、現在もその子孫が住んでいます。そんな歴史的建造物でありながらも、宿泊施設として泊まることができるのが学忍堂です。金額は1部屋1万円くらい~(部屋によって異なる)。

住所:全羅北道 全州市完山区校洞105-4

ロイヤル ルーム オブ キング

もうひとつ宿を紹介。こちらは2017年8月にオープンした、ロイヤル ルーム オブ キング。その名のとおり、韓国の王宮などの伝統建築をもとに作られた王様気分を味わえる宿です。料金は1室1泊11000円くらいから、人数が増えれば安く泊まれます。韓屋村から3㎞ほどはなれた閑静な郊外にあります。宿でも全州の魅力を楽しみましょう。

住所: 全羅北道 全州 5218-20

野口 武
編集者・ライター。1977年7月1日生まれ。大学時代にバックパッカーとして旅する。出版社に勤務し、ガイドブックなどを制作。現在、編集プロダクションJETならびに出版社まる出版に所属し、児童書を中心に多岐にわたる本を制作する。著書に『タオルの絆』(コープ出版)、『うごかすえほん はたらくくるまとまちをつくろう!』(まる出版)がある。
全州(韓国)×旅行・観光のプラン
※ 記事の情報は取材時点でのものとなりますので、変わっている可能性があります。