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韓国・全羅北道・扶安(プアン) 防潮堤セマングムを見て、ロケ地をめぐり、名物アサリ料理と夕日を満喫!

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2019/02/08
韓国・全羅北道・扶安(プアン) 防潮堤セマングムを見て、ロケ地をめぐり、名物アサリ料理と夕日を満喫!

こんな人におすすめ

・海岸ドライブが好き
・韓流の映画やドラマが好き
・貝料理が大好き

今回の目的地は、韓国・全羅北道の西、辺山半島にある扶安郡(プアンぐん)。ソウルから高速バスで約3時間20分、全州(チョンジュ)からはバスで約1時間ほどの場所にあります。世界一長い防潮堤であるセマングム、数々の韓流映画やドラマを撮影してきた扶安映像テーマパーク、扶安の名物であるアサリやハマグリ料理、そして夕日の絶景スポットなどを訪れます。

・掲載時点の情報です。最新情報については各施設のHPをご確認ください。
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セマングム

最初に訪れるのは、ドライブコースとしても人気のセマングム。セマングムは全長33・9㎞ある、世界一長い防潮堤で、その上は道路にもなっており、扶安郡と群山を結びます。防潮堤の中心にある新侍島には展望台があり、そこからは大小の島々が集まる古群山群島の美しい光景が広がります。衛星写真(右)はだいぶ昔のものなので、セマングムの内側は埋め垂れられていませんが、現在かなり干拓事業が進んでいます。

扶安映像テーマパーク

次に訪れるのが、韓流映画やドラマが好きな人は、ぜひとも訪れてほしい「扶安映像テーマパーク」。時代劇のさまざまなセット用の建物が建ち並びます。入り口は、いまにも戦が始まりそうな迫力満点の城壁です。

住所:全羅北道 扶安郡 辺山面 格浦里 375(道路名住所:全羅北道 扶安郡 辺山面 格浦路 309-64)
時間:9:00~18:00 ※冬季は9:00~17:00
定休: 年中無休
料金:大人4000ウォン

扶安映像テーマパーク

広い園内には、さまざまな建物のセットが組まれています。この場所で、韓国映画では『王の男』『王になった男(原題:光海 )』『観相師』『使徒』などが撮影されています。
韓国ドラマでは『イ・サン』『トンイ』『雲が描いた月明かり』『不滅の李舜臣』『君主~仮面の主人~』『根の深い木』『朝鮮ガンマン』などなど、数え上げればきりがないほど、多くの作品が撮影されてきました。

扶安映像テーマパーク

扶安映像テーマパークの敷地の中には、池もあります。その裏には、王に使える官僚である両班(ヤンバン)たちが住む瓦屋根の家などもあります。

扶安映像テーマパーク

宮殿の左奥にあるのは、官女たちが暮らしていた場所を再現したもの。官女は王様に身を捧げているため、他の男性との恋愛や結婚はできません。王様に呼ばれることがなく、一生を終える官女も多くいたとか。

扶安映像テーマパーク

ここはソウルにある景福宮(キョンボックン)を再現した宮殿。およそ7/10のスケールで再現されています。中央の空想上の鳥が描かれた場所は、王様が籠にのって通る通路です(右上)。

扶安映像テーマパーク

宮殿の中に入ると王座があります。背景の、太陽、朝鮮半島の4つの山、月、松、川は、永遠に変わらないものの象徴として、朝鮮王朝の繁栄を祈って描かれたもの。実際にここに座って、王様の気分になって記念撮影をすることも可能です。

扶安映像テーマパーク

王宮のすぐ横には、庶民が暮らす藁葺き屋根の村もあります。王宮のすぐ近くに庶民の暮らす家があるのは、実際にはありえないことですが、セットならではで面白い風景です。

邊山(ビョンサン)名人アサリ粥

扶安(プアン)には、名物であるアサリやハマグリなどの貝料理を食べさせる店が多くあります。写真の中心にあるアサリ唐辛子味噌和え40000ウォン(4000円・4人前)。天日干しコムソ塩で作ったイイダコの塩辛も美味。

住所:全羅北道 扶安郡 辺山面 雲山里 446-8(道路名住所:全羅北道 扶安郡 辺山面 辺山海岸路 794)
電話:063-584-7171
定休: 年中無休
時間:8:30~19:30 ※ラストオーダー19:00

邊山(ビョンサン)名人アサリ粥

アサリのチヂミ13000ウォン(1300円)は貝がたっぷり入って、食べ応えがあります。最後のシメは、名物の人参パジラッチュッ(アサリ粥)9000ウォン(1人前900円)で、この地域で古くから栄養食として食べられていました。ハマグリのペカプチュク(ハマグリ粥)も名物ですが、最近は収穫量が減っているようで入荷していませんでした。

ソル島の夕日

扶安(プアン)のもう一つの名物が美しい夕日。特に有名な夕日のスポットがソルソムという場所で、松がはえるソル島の横に、夕日が沈んでいく姿を眺めることができます。

野口 武
編集者・ライター。1977年7月1日生まれ。大学時代にバックパッカーとして旅する。出版社に勤務し、ガイドブックなどを制作。現在、編集プロダクションJETならびに出版社まる出版に所属し、児童書を中心に多岐にわたる本を制作する。著書に『タオルの絆』(コープ出版)、『うごかすえほん はたらくくるまとまちをつくろう!』(まる出版)がある。
全州(韓国)×旅行・観光のプラン
※ 記事の情報は取材時点でのものとなりますので、変わっている可能性があります。