理系の人にはもちろん、文系の皆さんにはぜひ読んでもらいたい!
皆さん、人生で最後に理科実験をしたのは何歳だったか覚えていますか?
歳を重ねれば重ねるほど、学生時代の記憶って薄れていきますよね…。
ちなみに私は学生の頃、実験が嫌いでした!なんたって退屈だから。
でも、四ツ谷にある「INCUBATOR(インキューベータ)」なら、あの頃の思い出が鮮明によみがえってきます。
理系の人も、実験が嫌いな文系の人も、小学生の頃にタイムスリップしてみませんか?
きっと、理科に対する考えが変わるかもしれません。
四ツ谷「INCUBATOR(インキューベータ)」の最寄り駅を代々木駅と勘違いして降りてしまった私。
駅前で絶望的な気分に(笑)。
でも、代々木駅前にどーしてもご紹介しておきたい場所を発見しちゃいました!
それが「代々木会館」
小学生の頃どころか、昭和20~30年代にタイムスリップで来ちゃう場所が。
見た目は、もろ廃墟。
別名、香港に存在した巨大スラム街「九龍城」と呼ばれているんだそう。
廃墟というと、怖い・危険っていうイメージを持つ方が多いかもしれませんが、ここは入るのが許可されているうえに、実際にまだ営業しているお店があるんです。
恐る恐る中に入ってみると、錆びれた看板とかすかに香るってくる”カビのような匂い”が…。
ここであえて「匂い」って表現するのは、嫌悪感ではなく何故か懐かしい気持ちになってしまったから。
2階にはドアノブがなく入れませんでしたが、どうやら昔は飲食店だったそう。
1974年に放送された『傷だらけの天使』というドラマにも登場しているんだとか。
有名なビルだったんですね~。
3階には無造作に積み上げられた本。
ちゃんと書店として機能していました。
まだここに足を運ぶ人はいるのでしょうか。
これ以上の階に足を踏み入れることはできず、滞在時間はわずか10分間でしたが、しばらく行き来してしまうぐらいなんだか不思議な気分でした。
珍スポット好きさんは、ぜひ。
日も暮れ、気を取り直して今回ご紹介するバーへ。
四ツ谷駅を歩いて、四谷三丁目の方へ歩いていくとディープな飲み屋街へ。
ちょっと小道に入らないと見えないお店が沢山あり、ツウが多そうな予感。
中に入ると、さっそくビーカーや試験管がおでまし。
モロ!理系の男性っぽい方がカウンターに通してくれました。
普段見慣れない空間にキョロキョロしていると、着たくても着れなかった憧れの白衣が。
うわ~~~テンションが上がるっ!
そして看板ペット・イモリちゃんも3匹いるのです。
お通しは試験管に入ったドライいちじく。
甘~~い!いいね。実験の範疇を飛び越え、宇宙空間にワープした気分です。
お酒は、ビールやハイボールなどメジャーなものはもちろんありますが、ちゃんとビーカーに入れて出してくれます。
そのほか、硬度の違う3種類の水を飲み比べる「効き水」や、「リチウム」、「アクセプト」などオリジナルカクテルが目白押し。
私は写真左「G・F・P」にしました。G・F・Pは、ノーベル賞を受賞した、たんぱく質の一種らしいです。
友人は「アブサン」を注文。
砂糖はしっかりと点火して溶かしてくれます。さすがっ!
おすすめしたい一品料理は「ゴーダチーズの炙り」。
チーズをアルコールランプで炙るって、どんな心境なのでしょう。
串にゴーダチーズを刺して試してみましたが、好きなタイミングで!好きなだけ!チーズを炙れるんですっごく楽しい♡
味はスモークチーズのようでした。
物を食べられる実験ってなかなかないですよね。
小学生の頃にこんな実験があったら絶対好きになっていたのに~。
ご飯ものは「ソーセージカレードリア」がおすすめ。
よくキャンプで活用されている「無水カレー」で作られたカレーにチーズ、あつあつのソーセージが混ぜられた一品。
辛さもひかえめで、チーズがとめどなく絡められていて旨いんじゃ。2人でシェアしてちょうど良い量◎
トイレに行ってびっくり。
壁一面に分子モデルのような図と、宇宙の成り立ちが。
理科はまぁまぁ好きでも、化学でいっきに苦手意識を持ったっていう人も中には居るかもしれませんね。
う~~ん・・・この図は理解し難かった。。。難しい。