本日は早朝に大阪を出発し約3時間半。
兵庫県の北端にある豊岡市へやってきました。
豊岡市といえば特別天然記念物である「コウノトリ」の日本で最後の生息地としても有名な街。
豊岡市に踏み入れると看板に描かれたコウノトリが迎えてくれました。
さらに円山川沿いを北方面へ車を走らせていると海鮮専門の道の駅が数件発見。
これが見えると目的地まではもう少し!
しばらく車を走らせていると、温泉街へ突入!
細い道路の左右には飲食店が軒を連ね、温泉街を楽しむ多くの人で賑わっていました。
地蔵湯前の交差点を左折し3時間1,000円のパーキングに車を止め、散策開始!
まずは温泉街の始まり「城崎温泉駅」へ!
街の象徴である、シュールなカニとコウノトリの銅像が、迎えてくれました。笑
電車の場合は大阪から城崎温泉行きの特急こうのとりに乗車し、約3時間でこちらの城崎温泉駅へ到着します。
城崎温泉の日帰りの楽しみ方といえば、外湯巡り!
城崎温泉には7つの外湯が存在し、入浴は1館につき800円ほど。
各外湯の窓口で「1日ぐるっと、入り放題 外湯めぐり券」(1,200円)を購入すると、お得に入浴することができますよ♩
「7つも巡る時間がない!」そんな方におすすめなのは足湯!
城崎温泉駅の横にある「さとの湯」には足湯があり、そちらは入浴無料です。
こちらのお湯は7つの外湯の中でも最も新しく「ふれあいの湯」をイメージし現代風に造られています。
足湯を楽しんだ後は駅から続く温泉街を散策!
駅から続く温泉街は2車線の道路の脇ギリギリに飲食店が軒を連ね、歩くには注意が必要です。
大きなカニの看板が掲げられた海鮮店や歴史を感じる老舗の旅館、レトロなカフェなどがたくさんあり、
立ち寄っては進み立ち寄っては進みとなかなか前に進みません。笑
まずはランチにしましょう!
「おけしょう鮮魚の海中苑」は城崎温泉の中でも特に有名な海鮮のお店。
1階では鮮魚やカニの販売も行っており、配送も可能です。
2階の階段を登った先に食事処があります。
訪れたこの日は平日ながら席は満席。10分ほどで案内していただきました。
メニューは単品に加えて豪華なカニのコース料理などもあり、新鮮で美味しい海鮮をお腹いっぱい食べることができます。
オーダーしたのは海鮮丼の海(1,940円)と舟(1,400円)。
丼にはエビ、イクラ、ウニなどの新鮮な海鮮が11種類も乗せられた豪華な一品!
せっかく城崎に来たのだからということで焼きガニ(1,950円)もオーダーしました♩
食事を楽しんだ後は名物スイーツも忘れずに。
円山菓寮は鳥取に本社がある、かりんとうが有名なお店。
かりんとう推しと思いきや、こちらの城崎店では城崎温泉にちなんで開発された、
「湯上りぷりん」(350円)と「湯上りチーズタルト」(280円)が人気となり城崎の定番スイーツになりました。
サクサクとした食感とほのかな塩気がさっぱりとしたタルトはカニのロゴが入ったものは1日300個限定。
低温殺菌牛乳で作られたぷりんはさっぱりとした味とまったりとした口どけが病みつきに♡
食欲はまだ止まらなかった。
城崎の名物といえばカニに並んで人気なのが「但馬牛」!
「お昼に海鮮丼食べたから流石に2食目は無理だ...。」そんな方でも大丈夫♩
温泉街にある但馬牛デリカ茶屋なら高級但馬牛を肉まんでいただくことができますよ。
1つ330円とお値段もお手頃。
ちなみにお昼に但馬牛を食べた方はカニまん(350円)がおすすめ。
北方面へまっすぐ進んだ先、道路のどんつきには7つの外湯の1つである、「地蔵湯」があります。
こちらのお湯は江戸時代、村民多数の入浴が見られ里人の外湯として親しまれて来た歴史のある湯。
効能としては「家内安全・水子供養、衆生救いの湯」があげられます。
地蔵湯から西へ向くと城崎温泉を代表する大谿川沿いに柳が生える景色を眺めることができます。
メディアでは"必ず"と言って良いほどこの景色を使用するため、この景色を見て初めて「城崎温泉」へ来たことを実感しました。笑
大谿川には石の橋が等間隔でかけられ、
川をのぞいて見ると鯉が泳いでおり、風情ある景色を楽しむことができます。
川の向こう岸には7つの外湯の1つである「柳湯」を眺めることができました。
こちらのお湯の効能としては「子授安産、子授けの湯」があげられます。
さらにまっすぐ進んだ先にはハイカラな建物が見えて来ました。
建物には「一の湯」と書かれており、こちらも7つの外湯の一つになります。
こちらのお湯の効能は「合格祈願・交通安全、開運招福の湯」があげられます。
一の湯の向かいにはお湯が湧き出る場所もあり、温度が高めのお湯に触れることができました。
さて、せっかくなので7つ全てを見て見ることに。
さらに奥へ行くと「火伏防災・良縁成就、 美人の湯」の効能があるとされる「御所の湯」が見えて来ました。
7つの外湯は効能はもちろんのこと、外観から大きく異なっており雰囲気もそれぞれ異なります。
隣には登録有形文化財に指定されている「蓮成寺」もありました。
温泉に入ったついでに参拝を楽しむのもあり。
外湯を巡る道中には特別な日に利用したいお宿「但馬屋」に、
射的やスマートボールを楽しめるレトロなゲームセンターなど温泉街らしい景色が広がります。
ふと見上げれば大師山に設置された城崎温泉ロープウェイが見えました。
頂上にはカフェもあり、ドリンクを楽しみながら絶景を眺めることができると、こちらも人気となっています。
おっとまだこれを食べていなかった。
温泉といえば温泉まんじゅうですよね!
「花兆庵」は城崎のお菓子や地酒、民芸品などの土産物を販売するお店。
お土産も人気ですがおすすめはソフトクリームや肉まんなどの食べ歩きメニュー、
温泉まんじゅう(150円)を食べるとさらに気持ちも高まります。
さて、温泉街もそろそろ終盤。
柳通りの端には7つの外湯の1つである、「まんだら湯」があります。
このお湯が湧き出たのは養老元年(717年)。
はるか昔から存在したまんだら湯の効能は「商売繁盛・五穀豊穣、一生一願の湯」があげられます。
その先、ロープウェイを過ぎさらに進んだ先には「鴻の湯」があります。
こちらの効能は「夫婦円満・不老長寿、しあわせを招く湯」があげられます。
7つの外湯を巡った後はお土産屋さんへ。
柳通りにある「樽屋六波羅」は城崎温泉の中でも比較的新しいお店。
店内には工芸品や特産品など様々なお土産があり、帰り際に立ち寄ることをおすすめします♩
今回ご紹介した温泉街とロープウェイ、7つの外湯にしっかりと入浴するなら1泊2日がおすすめ。
さらに城崎温泉の次に人気の観光地「城崎マリンワールド」をセットで楽しむなら2泊3日がおすすめです。
新鮮な海鮮と但馬牛、7つの外湯が楽しめる城崎温泉で身も心も癒さる特別な旅を楽しんで見てはいかがでしょう♩
城崎マリンワールドの記事はこちらから
https://play-life.jp/plans/25952