中井駅と言えば…前回ご紹介した下落合駅の隣駅。
西武新宿駅から西武線で約7分のところにある駅です。
中井駅も同じく新宿区ですが、平日も休日も人がごった返している新宿駅付近の飲み屋街とは違って、
いっそうディープに、美味しいお酒が楽しめるスポットが出てくる出てくる…！
普段、中井駅に下車するどころか何があるかイメージが湧かない！
だけどお酒を飲むのは大好き！
という人に向けて、今回は実際に取材して見つけた、とっておきの3店舗をご紹介します。
…とその前に、中井駅にある飲み屋街の雰囲気を予習しておきましょう♪
中井駅を出てすぐのところに「中井商工会」という商店街があり、その中に飲み屋が集まっているエリアがあります。
年齢層は、サラリーマンが多いせいか高めに見えますが、誰でも入りやすい雰囲気のアットホームな居酒屋が多いので、新宿や高田馬場の居酒屋はなんだか飲み飽きてしまった…そんな人にもおすすめなんです！
最初にご紹介するのが、炉ばた焼きで有名な「権八」。
天才バカボンで有名な赤塚不二夫先生が通い詰めたというお店なんだとか。
初めて行く人はその小さな扉を開けるのに少し勇気がいりますが、中は大衆居酒屋のような雰囲気なので安心して入ってください！
店内にはカウンター席とテーブル席がありました。
初めての人は、店主さんにおすすめのお酒や料理を聞きやすいカウンター席に座ってみても良いかもしれません。
新鮮な魚貝類や焼き鳥がズラリと並んでいて、大きな焼き場を直に見ることが出来ます。
また、店内を見渡すとところどころに、赤塚不二夫先生の色紙や写真、関連したキャラクター人形が。
原作をあまり読んだことがない人でも、「あ！なんだかあの絵見たことある！」とテンションがあがってしまうはずです♪
実際にお店に通っていた時代に座った席もあるので、気になる人は店員さんに聞いてみてくださいね！
おすすめのお酒は、日本酒の「榮川（えいせん）」。
クセがあまりなく冷でも燗でも美味しく飲めるので、初めて来た人や常連さんに関わらず、大絶賛されているのだとか。
やっぱり海鮮を頼む際には、日本酒や焼酎が欲しくなりますよね…♡
2合で800円と安いので、ぜひ頼んでみてくださいね。
他にも様々な芋焼酎や飲みやすいサワーがあるので、つい食事を口にする前からお酒が進んでしまいますね！
お酒によく合うのが、「あじなめろう」（500円）や「里芋焼」（350円）。
舌触りがよく、塩気の効いたなめろうは、さすがお酒の代表つまみ。
レモンやわさびをちょい足ししてパクパク食べられます。
里芋焼は皮ごと食べられるホクホクの里芋が楽しめます。
たくさん食べて体を温めたい人は、ちょっぴり辛口な豆腐と柔らかい玉子が入った「にら肉豆腐」（650円）も併せて注文してみてはいかがでしょうか。
お次はコスパと味が最強、権八に行ったら頼まずにはいられない3点。
「五色納豆」（650円）は、新鮮なマグロやイカが入った一品料理。
中央に乗っている卵が絶妙に絡み合い、考える間もなく完食してしまいます（笑）。
そしてプリプリ新鮮、4種のお刺身が入った「おまかせ刺盛」（1,200円）と「ホヤ貝」（1個500円）。
ぷりっとしたホヤ貝は、一口では食べられないほどの大きさ！口の中に甘みと磯の香りと風味が広がります。
他には、かますや岩魚など、たまに食べられる珍しい魚も。時期によって異なるので、いつ行っても楽しみがありますね！
2軒目に紹介するのは、お好み焼きが美味しい「鉄板焼き しん」。
先程ご紹介した権八の斜め向かいにあるお店です。
こちらは大衆居酒屋のような雰囲気ではなく、カウンター席のみのこぢんまりとしたお店で、店主のお兄さんが一人で切り盛りしているのですが、平日もかなり満席の状態が続く、人気店。確実に入りたいのであれば、オープンの18:00をめがけていきましょう。
カウンター席のみの店内には女性のお客さんもちらほら居たので、「小さな居酒屋に女性二人で入るのはちょっと…」と気がひけてしまう人でも安心です。
清潔感のある店内で、ふわふわのお好み焼きを楽しみましょう！
鉄板焼きに合うのはやっぱりビールやハイボール、レモンサワー。
鉄板焼きを注文する前に、乾いた喉をうるおしましょう。
乾杯し終えたら、日替わりのお通しをいただきます。
この日は「牛すじ煮込み」でした！
甘辛いタレにとろとろの牛すじと柔らかい豆腐がじっくり煮込まれており、食欲がいっそうそそられますよ。
牛すじ煮込みは、メニュー上で単品としても販売されているので、ぜひ注文してみてください。
もう一品注文したのが、メディアでも多数紹介されている「牛タンのにんにく煮込み」（750円）と「カリカリパン」（200円）。
ガーリックのスパイシーさがほんのり効いたスープに、厚切りで柔らかな牛タンが煮込まれた一品。
サクサクのパンからもほんのりガーリックの風味が。お好み焼きが待ち遠しいですね～♪
お好み焼きは、1番人気の「豚玉モダン玉子のせ」（1,100円）、さっぱりさで人気の「しそ玉」（950円）、女性人気の「チーズ玉」（1,000円）など。
今回は初来店だったので、シンプルに「豚玉」（850円）を注文しました！
焼きたてのお好み焼きの生地から飛び出してくるのは、シャキシャキのキャベツとふわふわの山芋。
表面はカリッと、中はふわっと、そのギャップに魅了される人は数知れず。
少し辛口のソースとマヨネーズ、おかか、海苔がうまく絡み合い、思わず「おかわり！」と言ってしまいたくなる名物です。
鉄板で焼いているところを直に見られたり、隣のお客さんと和気あいあいと話せたりすることは、カウンター席のみで営業しているこのお店ならではの醍醐味♪
焼けるまでまったり待っていましょう。
ちなみに、〆スイーツをしたい人には、「フレンチトースト」（700円）もおすすめ♡
メニューには載っていなく、その日の混雑状況によっても変わってくるので、
食べられるかどうかはその日次第…！まさに幻の一品なのです。
玉子と牛乳をじっくり染み込ませた食パンを鉄板で焼き、仕上げにグレープアイスとチョコレートソース、生クリームを添えて提供してくれます♡
フレンチトーストの外側はカリカリ、中はほんのり甘さと香ばしさが口に広がるふわっとした食感で、ハマる人続出！
お好み焼き屋でこうしたスイーツが食べられる機会は中々ないので、スイーツ好きさんはぜひ注文してみてくださいね。
最後にご紹介するのは、自慢の炭火串焼きで人気を誇る「鶏次」。
駅から徒歩1分と、今回ご紹介する中では1番近く迷いにくいので、中井駅の飲み屋初心者には嬉しいポイント。
ガラス張りなので混雑状況が分かりやすく、どんなお客さんが居るかも見えやすいので、女性にもおすすめです！
店内は広々としており、大人数で飲むときにもぴったり。
シックで落ち着いた雰囲気なので清潔感がありますよね♪
おすすめのお酒は、「鶏次サワー」（480円）！
このお店の名物なので、初めて行く人もそうでない人も、頼まずには居られません♡
キンキンに凍らせたレモンとオリジナルシロップが新感覚のレモンサワーを作り出します！
また、別途料金を払えば、サワーのおかわり「追加の中」とレモンのおかわり「追加のレモン」が出来ます。
つまり、自分好みにアレンジが出来る”進化系”レモンサワーというわけなんです♪
他には、キウイサワーや大入り柚酒もお店のイチオシメニューなので、2杯目はそちらをどうぞ。
ここに来たら人気No.1「プレミアムつくね」（230円）をぜひ注文してほしいです！
「しそつくね」、「月見つくね」と合わせて3種類あるので、数本注文してお友達とシェアするのがオススメ♡
胡椒が練りこまれたスパイシーなつくねの中には軟骨が入っていて、コリコリ食感がヤミツキに。
「極みねぎま」（230円）と「手羽先」（200円）は、カリカリした皮と身の部分のふわっとしたギャップがたまりません！
串焼きは1本大体180円～200円台なので、お財布にも優しい価格設定ですよ。
また、串焼き以外にも「ささみわさマヨ」（580円）、「タレ漬クリームチーズ」（350円）、「とろレバー」（580円）などお酒が進む一品メニューが目白押し。
1つ1つしっかりとボリュームがあり、食感と味付けを楽しめるメニューばかりなので、「次はどれを注文しようかな？」とワクワクします！
一通り自慢の焼き鳥や一品料理を食べ尽くしても一人2,500円ほどと安いので、コスパ最強ですよ。
新宿の中でも穴場の居酒屋が知りたい！
初めて中井駅で降りてこれから飲むぞ！
という人に向けて、おすすめのお店を3店舗ご紹介しました。
初めて行く飲み屋街だと年齢層やお店の雰囲気が分からなく、不安なこともあると思いますが、
そういった心配はなく、アットホームな空間のお店ばかりなので、飲み会が多い大学生にもおすすめです。
中井に住めば、終電を気にせずコスパが良いお酒をゆっくり飲めますね！
ぜひ、ディープな中井駅周辺の居酒屋に行ってみてくださいね。
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