『年末詣』とは、その名のとおり、
年末に神社仏閣にお詣りする事です。
1年無事で過ごせた事に感謝し、神様にお礼を言いに行きます。
別名、「御礼参り」や「師走詣で」とも言われるようです。
時期は、12月中旬からとされており、
特に冬至の時期が、
神様のパワーが高まるとされていますので、
毎年12月22日前後がおすすめです。
元々、「年籠り」といって、
家長が祈願のために、大晦日の夜から元日の朝にかけて
氏神神社に籠る習慣が由来とされています。
その後、大晦日と元旦にお詣りするようになり、
近年では、そのうちの初詣だけをするようになったと言われています。
では、なぜ年末詣がいいのでしょうか。
それには、諸説ありますが、
まずは、何より「混んでない」(笑)
初詣は、それこそもみくちゃです(^_^;)
神様の前、御本殿までも長い列が並びます。
神様もたくさんの人のお願いを聞くのは大変です。
それなら、落ち着いてる年末のほうが、
より神様に気持ちが届くでしょう。
そして、お正月に向けて綺麗にされていく境内。
しめ縄やお飾り、お供えなども新しく用意されます。
そんな中のお詣りは、
やはり浄化された「氣」が多いとされています。
お正月は、その人の多さに、
いろんな雑念が集まってしまいますからね…
初詣に行くと、お札を新しくされる方も多いと思います。
が、これも本来、年末に用意して、
お家の神棚にお祀りするのが良しとされています。
1年の汚れを綺麗にし、
そのあと、新しくいただいたお札をお祀りしましょう!
では、年末詣はどこに行ったらいいか…?
それは、自分の家の近くが良いです。
産土様と呼ばれる神社がわかる方はそちらへ、
わからなくても、家から一番近くの神社で良いと思います。
ぜひ、1年無事に過ごせたお礼を言いにいきましょう!
年末詣に行くときは、
今年1年、お祀りしてあったお札もお持ちになるといいでしょう。
(わたしはいつも持つのを忘れてしまうのですが… (^_^;) )
古いお札は、各神社に「納め札」として、
集めて置く場所がありますので、
そちらにお願いします。
(その場合、必ずお礼のお賽銭を入れましょう)
その後、そのお札は各寺社で
年末や年始に、お焚き上げをしてくださいます。
お札やお守りは、1年経ったら納めましょう。
(お札やお守りの期限は、基本1年です)
ちなみに、わたしは成田山新勝寺にも行きます。
毎年、こちらでお札もいただいてますので、
年末に護摩祈祷をしていただきます。
例年、29日か30日にお詣りしており、
もちろん、その頃もすでにお正月も雰囲気があって、
気分も新たな気持ちになります。
こちらでは、1年の感謝と共に、
ご先祖さまの供養も兼ねてお詣りします。
そういう意味では、神社ではなく、
お寺にお詣りされるのもいいと思います。
また、特別な願いがある方は、
そちらにご利益のある神社に行かれるのもいいでしょう。
受験にご利益があるとか、
恋愛成就にご利益があるとか。
それぞれのお願いにご利益のある神社に
足をむけるのもオススメです。
特に、人の少ない強いパワーのある年末なら、
神様へその思いが届くかもしれませんね♡
ちなみに、こちらの「千葉神社」は八方除けのご利益、
境内にある「千葉天神」では、学業成就のご利益がありますよ♪
いかがでしたでしょうか?
年末詣。
いろいろいい事が多いですよね。
混雑するお正月を避けて、
年末にゆっくりと、神様に感謝の気持ちをお伝えする。
そうすることで、
来年は運気上昇間違いなし!です。
出店などは出ておりませんが、
参道のお店などで、お正月用のお酒などを買われるのもいいかと思います。
美味しいスイーツなども、
ゆっくり歩けるからこそ、GETできるというものですww
いま、ブームの『年末詣で』
今年から始めてみませんか?