目黒駅から徒歩5分、ホテル雅叙園東京では、2019年4月26日(金)〜5月19日(日)の期間限定で、ホテル雅叙園東京にて「猫都のアイドル展at百段階段 猫都のアイドル~平安から平成まで~」が開催されています。
このイベントは、総勢29名のアーティストが猫アイドルをテーマに作品を約3000作品展示しているもの。
猫アイドルには、日常的にあまり触れることのなかった文化ですが、無類の猫好きである私は早速行ってきました!
まずは入口すぐの受付でチケット(1,600円)を購入します。
玄関には、さっそく、人気作家もりわじんさんの手びねり作品「百段階段福招き猫」が。
エレベーターで2階にあがると、早速ワイルドな猫の置物がお出迎え!*にんぎょう作家あべ夏さんの「Black QJRFB」**という作品です。めっちゃロックでかっこいいではないですか!
隣には、フォトスポットになっている、猫野ミーナちゃんが!
私より大きい。プロフィールもしっかり設定していて、まるで実在するアイドルのようでした。
1つ目の部屋に入ると、"昭和猫アイドル VS 平成猫アイドル"をテーマにした、巨大猫ちゃんが姿を表しました!
白黒の猫が、漫画家赤塚不二夫先生の愛猫で「バンザイする猫」として有名だったバンザイ猫菊千代。
そして三毛猫が、和歌山電鐵貴志駅のたま駅長。
日本初の猫駅長に任命されたと言われています!
近くには、フェルトで作られた等身大の猫ちゃんが寝転んでいたり、ジャンプしていたりと、ひたすら癒される空間でした♡
次の部屋は、造形作家の小澤康麿さんが、猫の焼き物で国宝の鳥獣戯画で再現した作品が展示されています。
絵巻物を忠実になぞらえた光景は圧巻でした。
また、ジュエリーデザイナーせきかずさんがデザインした、「花魁招き猫オイにゃん」には、白磁の猫に珊瑚や貴石などジュエリーを散りばめたゴージャスな作品となっています。
その他、色鉛筆の猫絵師こと目羅健嗣さんによる、「浮世絵最強猫Doll列伝」も展示されていました。
「猫とアイドル」テーマ作品を中心に、陶芸、九谷焼、人形、切り絵、木彫りなどの作品が展示されていました。
玄関や机に飾りたい立体造形や手のひらサイズの人形、箸置きやネックレスなど、日常使い出来るグッズがたくさんあるのも嬉しい♪
6枚目の写真の木彫りは、果報は寝て待て「涅槃大まねき猫」といって、去年の9月に新宿高島屋に展示された、6メートルある猫の木彫りをリサイズしたものなのだとか!
日本文学好きな人も、そうでない人も必見!
静水の間では、「源氏物語」の名場面を再現した猫ちゃんの人形がずらり!
光源氏と若紫、夕顔、六条の御息所などによる恋模様や、人間関係、政治抗争などが描かれています。
本当に忠実に再現されているので、「あぁ…この場面、高校の古典の授業でやったな〜」なんて懐かしくなってしまいました(笑)。
この部屋に入ると、マッチのラベルがずらり!燐票蒐集家・加藤豊さんによる、ロシアや中国、日本の昭和時代から現代までのマッチラベルがコレクションされていました。
また、70年代洋楽ロックや、ジャズの名盤、昭和のアイドル歌謡などのレコードジャケットを表現した、おおやぎえいこさんの絵画も置いてありました。
しばらく見ていると、マイケル・ジャクソンや、ロックバンドで有名な「KISS」に似た猫ちゃんも…?!
あなたはいくつ知っているかな?
お部屋に大きな土俵がドーンと置かれたこの部屋。
陶器で出来た猫力士がずらりとならんでいて、とてもシュールです。
舐めまわしや猫騙しなど、猫ちゃんならではの技が表現されていて、面白かったです。
陶芸家・水谷満さんとQ工房(有田ひろみ・ちゃぼ)初のコラボレーションとなる作品を見ることが出来ました。
最後のお部屋では、立体造形・画もりわじんさんの作品「おみくじ猫百覧会」が開催。
なんと100種類のユニークな福ねこが展示されており、中央には200円でおみくじが引ける大明神がありました!
私は90番の後光猫でした!
なんかいいことありそう♡
ちなみにハート型の猫もいれば、パンダ猫や涙猫などめちゃくちゃシュールな猫もいるので何が出るかはお楽しみ。
最後に展示会のグッズを見て帰りました。
ポストカードと、トートバックは一目惚れして購入♪
入浴剤や箸置きなどはプレゼントしても喜ばれそうですね〜!
幸せなひと時でした…♡
猫ちゃんにまみれたアイドル展で、より猫愛が増しました♡
また、【草丘の間】では、開催期間中、週替わりでリレー個展が開催しているそう。
床の間のアートが様々なアーティストの猫ちゃんによって独占されるので楽しみですね。
GW暇な人は、ぜひ行ってみてください!