本日は梅田から大阪メトロに乗り、本町で中央線に乗り換え2駅目の弁天町へやってきました。
大阪に住んで早4年目に突入する私ちんちくりんですが、「弁天町って何があるの?」と聞かれたら「わかりません。」と答えるしかない場所。
今まで「USJに向かう途中の停車駅」という感覚でしかなかったので、
初めて知ったときは「こんな場所に関西最大級温泉型テーマパークだって?」と驚きを隠せませんでした。笑
電車を降りると案内表記に新しく張り紙が。出口2-Aを目指しましょう!
織田信成さんが出演したCMもおなじみ「空庭温泉」のポスターがたくさん貼られているで迷うことなく向かうことができました。
今回ご紹介する空庭温泉は日帰り温泉ですが、隣接するアートホテル大阪ベイタワー(旧ホテル大阪ベイタワー)に宿泊が可能です。
駅から伸びる連絡通路を直進した先にあるのが空庭温泉の入り口です。
オープンしたてということで安土桃山時代をテーマとしたド派手な入り口が迎えてくれました!
向かい側には花魁などの変身衣装体験ができる呉服所「京錦」もあります。
入り口からわかっていたが、とにかく世界観が半端ねぇ!
正面エントランス「波除御門」には刀や銃など安土桃山時代を象徴する伝統品が美しく展示されています。
下駄箱に靴を入れたらそのままフロントなる「大番所」へ。
料金は平日大人2400円、土日祝2,600円ですが、外風呂がまだ未完成ということで1,400円で入館することができました。
支払いは後払い制。追加でかかる食事代金などもリストバンドで清算するので無くさないように注意が必要です。
入館後にまずすることは館内着を選びましょう!
3種類の中から好きな柄を選ぶことができます。サイズはスタッフの方に聞くと教えてくれますよ。
参考に153センチの私でMサイズでした。
女性は二部式になっていて、下はフラガールのようなワンピーススタイルになっているのではだけにくく着用も簡単です。
帯も棚の一番下から好きな色を選ぶことができるので、好きな色を選びましょう♡
更衣室で着替えた後は岩盤浴や個室風呂受付がある広間へ戻ってきました。
空庭温泉には大浴場の他に貸切の庭付き個室家族風呂もあり、2時間7,000円〜楽しむことが可能です。
岩盤浴は平日1,000円、土日祝日1,200円です。
お風呂に入る前フロア全体を把握しようとまずは岩盤浴エリアの隣にある小町茶屋を抜けて癒し所へ。
モニター画面にはwifiのパスコードも表示され、ネット環境もバッチリ整備されていました。
道中、まげを結った人たちとすれ違い思わず二度見!江戸言葉で挨拶してくれました。笑
廊下を抜けた先には畳の広がる「すぱの間」が広がります。ちゃぶ台が渋い色の座布団がなんとも言えない雰囲気出してます。
その奥にはカウチソファが並んだ「憩いの間」があり、こちらは薄暗く風呂上がりの仮眠をとる場所としても利用できそう♩
スタッフさんのご好意で「癒し所 啓楽院」へ案内していただきました。
こちらは一般的なストレッチ、フットケア、タイ古式セラピーなどのボディケアに加え、
本格的なエステ、畳の上でうつ伏せになることなく行う和式ボディケアを施術してくれる複合型リラクゼーション施設。
さらに隣接する「足つぼ 耳つぼ 夢や」では日本初の耳脳テラピーを取り入れており、この施術が受けられる温泉施設はここ「空庭温泉」だけ。
リラクゼーション施設の隣には空庭温泉の入り口と向かいにあった「呉服所 京錦」の入り口もあります。
館内に並べられたたくさんの衣装には町娘、町人、忍者、侍など安土桃山時代を象徴する様々な衣装が揃っています。
本格的な撮影セットも設備されているので、なりきり衣装撮影をしてSNSに投稿するといいねがたくさんもらえるかも♩
休憩どころの階段を上がった先には様々なジャンルの書籍を揃えた「空庭書房」があります。
漫画や雑誌、エッセイまで様々。数はそれほどありませんが、トレンドものが外っているので本屋で目にしたことのあるものばかりです。
このフロアには女性専用のお休み所もあるので、読書好きの女性の方は気になった本を手にぜひ利用してみてください。
再び広間に戻ってきました。
イチオシエリアに行く前にエレベーターに乗って5Fの天空庭園へ!
ちなみに個室家族風呂は天空庭園のある5Fにあります。
空庭温泉では主に裸足で移動することから、エレベーターの床も畳になっていました。
こうした"ちょっとした気遣い"って利用者側からしたポイント高いですよね♩
エレベーターを抜けた先にはこのフロア唯一のカフェバー「殿下茶屋」があります。
こちらでスイーツや軽食を楽しみながら空庭庭園を眺めるのも楽しみ方の一つ。
下駄に履き替えて階段を降りて庭園の広がる4Fへ。
小雨が降っていましたが、下駄の横に傘も設置されていて自由にレンタル可能です。
また、厚手のちゃんちゃんこもあり、寒さ対策も抜群です。
約1,000坪の天空庭園には池や滝、鳥居や庚申堂などが設置され、日本らしい四季折々の景色を眺めることができます。
今回は天候の関係で足湯には浸かりませんでしたが、奥には広々とした足湯が設置されており、天気の良い日は自然豊かな空庭庭園の絶景を眺めながら足湯を楽しむことができます。
またフィッシュセラピーによる「魚集家」があり、ドクターフィッシュによる足裏の角質除去を10分1,000円で体験することが可能です。
天空庭園を堪能した後はエレベーターで再び2Fへ。
メインスポットへ行く前に話題のフォトジェニックスポットへ行きましょう!
フロントから弁天通につながる鏡ばりの通路にはランタンによる幻想的な空間が広がります。
薄暗い通路には灯る色とりどりのランタンが鏡により幾重にも重なり無限に広がる景色にうっとり♡
さて、ランタン通りを抜けた先にはお茶屋さんのような休憩スペースが設置されています。
壁に描かれた大きな巻物にはこのフロアの館内図が描かれています。
また私は館内散策のため入り口のあるフロントへ戻りましたが、本来更衣室を抜けた先がここにつながっています。
ここからが空庭庭園の真骨頂である、安土桃山時代を忠実に再現したエリアが広がります。
最新映像技術を駆使して誕生した鯉や、実物を忠実に再現した蔵など、見るものを楽しませてくれる手の込んだ仕掛けがたくさんあります。
そしてこちらがメインストリートとなる「弁天通り」。
室内にあるはずのない朱色の立派な太鼓橋と天井に描かれた雲により、まるで屋外にいるような不思議な錯覚を起こします。
そして仮装したスタッフによるライブ感のあるアトモスショーにより、動きのある賑やかな街並みが再現され、よりリアルに安土桃山時代を感じることができます。
弁天通にはフォトジェニックスポットがたくさん!
土産屋に続く鳥居の入り口や太鼓橋の奥に広がる、空庭天神など空庭庭園でしか味わえない時代背景を忠実に再現した独特の世界観が広がります。
もちろんキャストさんとも撮影可能!お侍さんはカメラに興味津々。
衣装はもちろんですが、話し方や仕草なども時代に沿って忠実に再現しており、タイムスリップにしたかのような臨場感を体験することができます。
そして土産屋のこだわりもとにかく半端ない!
酒屋を忠実に再現した「SAKE 鴻池山中屋」には関西の銘酒を中心に各地からこだわりの酒を集めたお店。
お酒と相性が良いおつまみ缶も揃っており、セットでプレゼントにもおすすめです。
先ほどのお店の隣には和雑貨や伝統工芸品を販売する「小間物 弁天堂」があります。
ここでしかてに入らない空庭庭園限定のオリジナルグッズも販売しているので記念にいかがでしょう。
同じ通りに並ぶ「銘菓 空庭菓匠」は和のデザインを取り入れたせんべいなどの和菓子をはじめ、
大阪らしい笑いを誘うパッケージをしたお菓子などバラエティ豊かな土産菓子が揃います。
温泉土産の定番温泉まんじゅうなどもありますよ♩
館内散策を堪能した後は待ちに待った温泉へ。
空庭温泉の特徴は地下1000mから湧き出る弱アルカリ性の「美肌の湯」。
源泉掛け流しの贅沢な天然温泉を男性は8種類、女性は9種類の浴槽で楽しむことができます。
ですが、冒頭にもお伝えした通り、外湯はまだ未完成。完成予定の3月10日までは正直おすすめしません。
とゆうのも浴槽の数が限られているため、人口密度が高く、あまりゆったりと過ごすことができないからです。
その代わり、入館料は通常より1,000円割引となっているので、温泉以外のサービスを楽しむには超お得です。笑
さて、温泉の後は食事にしましょう!
食事処は大きく分けて2箇所あり、一箇所は「割烹 浮世亭」もう一箇所は「居酒屋 縄のれん」です。
食事の前に角打ちショーが開催されるということで会場となる「角打ち 山善亭」へ。
開催時間が近づくにつれ、続々とお客さんが集まってきました。
よく見ると一般客に混じって忍者の姿も。笑
もはやスタッフさんなのか、なりきりさんなのか分かりません。笑
お恥ずかしながら「角打ち」を知らなかった私、スタッフさんに「お酒がお好きなんですか?」と聞かれ「なんでお酒なんですか?」と聞き返してしまいましたw
「角打ち」はその酒屋で買ったお酒を飲むことや枡で酒を飲むことを言うらしい。ふむふむ。
概要を理解したところでショーがスタート!
ショーは2人の女性が各地から厳選したおすすめの日本酒をユーモアを交えて紹介するといったもので、
観客は20歳以上で車や自転車で来ていない場合に限り、試飲することが可能です。
目と鼻の先でショーを見ることができて、しかも飲めるなんて今までなかった新感覚のライブを体験することができました!
日本酒が飲めない方でも見て楽しむことができるので、一度見て見ることをおすすめします。
こちらの角打ちショーは平日は2回、土日祝日は3回開催しています!
さぁショーを楽しんだ後は食事にしましょう!
今回は居酒屋「縄のれん」で食事をすることにしました。
オーダーはリストバンドを機械にかざしてオーダーするシステム。
紙のメニュー表と電子版とあるのも機会が苦手な方への配慮を感じました。
オーダーしたのは「桶盛り海鮮丼」(1,580円)。
桶に入ったカラフルな海鮮丼は彩りもよく、写真映えも抜群!
香り物とお吸い物も付いて来ます。
こちらは「プルプル抹茶葛プリンの黒蜜添え」(380円)。
陶芸のカップに入った抹茶葛プリンはたっぷりの黒蜜をかけていただきます。
濃厚滑らかなプリンが疲れたのぼせた身体に染みるわぁ!
お料理も手を抜くことなく美味しく満足です^^