春が待ちきれず、訪れたのが谷町九丁目。
ここは心斎橋から東へ登った高台にある街。
都心からそれほど離れておらず、街も比較的静かなため大阪で初めて一人暮らしをする単身世代に人気の街です。
まずは人気のカフェへ行きましょう!
駅から徒歩5分ほどのパカラ堂は美味しい焼き菓子が人気の穴場カフェ。
神社やお寺が立ち並ぶ街中にひっそりとお店を構えており、谷町九丁目のソロ活には外せない場所です。
残念ながら店内はお食事以外は撮影禁止ですが、
ショーケースにはタルトやガトーショコラ、フルーツケーキなど絵本に登場するするような可愛らしい手作りケーキが並びます。
また、こちらのお店はキッシュも人気でランチタイムには具沢山のキッシュ目当てに多くの女性が足を運びます。
今回はイチゴのタルトとカフェオレをいただきました。
ミルクたっぷりのカフェオレと苺を使用した甘さ控えめのタルトで少し早い春を感じます。
また店内には2人掛けの小さなテーブル席や棚には書籍がたくさん置かれ、ソロ活にふさわしい環境が整っています。
美味しいケーキを満喫した後はお隣にある高津宮(高津神社)へ。
境内に続く石畳の左右には広々とした公園が広がり、こちらは梅の名所としても有名です。
公園内には梅乃橋と名がついた橋もありました。以前は橋の下に川が流れていたのだそう。
階段を上った先、境内中央には立派な拝殿が見えてきました。
周囲は青々とした木々に囲まれより一層、神聖さが増しているように感じます。
高津宮の創建は866年。
清和天皇の勅命により古代の都「難波高津宮」の遺跡を捜索した際、ここに社殿跡が発見され、創建とされました。
古いけれど手入れが行き届いており、大切にされてきたことが伝わります。
拝殿横には個性的な表情をした狛犬がこちらへ顔を覗かせていました。
境内には本殿の他に地主神として知られる比売古曽神社や縁結びの坂や縁切り坂なども見どころです。
また落語も定期的に開催されており、境内には桂文枝さんの石碑もありました。
個人的に惹かれたのは境内東にある高倉稲荷神社。
こちらは商売繁盛や芸能の神様として知られています。
鮮やかな朱色の鳥居に不思議と惹きつけられます。
奥へ進むと迎えてくれた無数の狐!
赤い前掛けをした狐は一匹一匹表情も異なりユーモアがあります。
たくさんの目に見つめられてなんだか緊張します...。笑
境内にはカフェもあります。
こちらで定期的に落語が開催されているのだそう。
また桜の季節に行ってみよう。