数あるお寺が立ち並ぶ中にひときわ多くの看板が設置されているのが心光寺。
看板からはお寺とは思えないほどポップで気さくな文字が並びます。(褒めてます
正門から一歩足を踏み入れるとお寺のイメージとははるかにかけ離れたエキゾチックな本堂が広がります。
なんだかアラブの国にでも迷い込んだみたい...。笑
しかし手前を見るとお墓があり、現実に引き戻さるなんとも摩訶不思議な光景。
灯篭を模した看板があり、矢印にて案内が記されています。
定期的に先ほどの本堂でヨガも開催されているのだとか!
なんだか近代的!本堂横にある一軒家を改装したが建物がお店です。
扉を開けると小さな玄関が広がり、とても懐かしい気持ちになりました。
カウンターからひょっこりと笑顔の素敵な副住職さまが迎えてくれました。
近所の常連さんも多く利用しているようで1Fはとっても賑やか!
今回は2Fへお邪魔しました。畳など和のテイストを残しつつ、テーブルやソファを置いたDIY風の店内にとってもほっこり♡
お店の開店資金はクラウドファンディングで集めたのだそう。めちゃくちゃ近代的!
国産牛を使用したキノコとごぼうの牛丼や手作りスイーツなど、店内のインテリアだけでなく、メニューからもこだわりを感じます。
今回はランチ目当てで訪れたけど、スイーツも捨て難い〜♡
オーダーしたのは1番人気のお坊さんが作る「野菜たっぷりココヒカスープカレー」(1,000円)。
セットはポテサラと自家製ピクルスがセットになったものと本日の小鉢セットがあり、今回は小鉢セットをセレクト。
顔のようなスープカレーはインパクトがあり、写真映えも抜群です!
3種類の小鉢に五穀米など、健康に気を使ったお料理が並びます。
香辛料もセットになっており、こだわりがすごい!
スープカレーの中には柔らかい骨つきにチキンにズッキーニ、人参、大根、レンコン、ごぼうにナスなど、具材の多さだけでなく種類もたっぷり!
スパイスによって食べていると自然と身体がポカポカと温まります。
美味しいスープカレーにお腹いっぱいに!
副住職さんはとても気さくな方で一人で訪れても会話が弾みますよ♩
こちらではお寺でランチが楽しめるだけでなく、ヨガやエステなどさまざな体験ができる今話題のお寺です。
こちらの萬福寺は新撰組の大阪屯所だった場所。
門前には石碑が設置され「新撰組大阪旅宿所跡」と記されていました。
境内に入ることができませんが、歴好きに密かに人気の場所です。
源聖寺の隣には石畳の源聖寺坂が東の丘まで続きます。
こちらの坂は手前は石畳ですが途中から階段になっており、上から下って行くと町を見下ろす形となりなんとも絶景。
付近にはこういった坂が7つ存在するとされ、総称して天王寺七坂と呼ばれています。
その隣には源聖寺坂の名前の元となった阿弥陀如来を祀った源聖寺が建立されています。
こちらは1596年に創建された浄土宗の寺院で
「多くの方々に集って頂けるお寺にしたい」という住職様の願いから、境内は自由に参拝することが可能です。
境内の見どころといえば本堂横にある救世観音菩薩。
布のお花をまとっていることから別名「花の観音様」とも呼ばれています。
観音様はとても優しい表情をしており、母親に見守られているように心が暖かくなります。
布の花は結び花と呼ばれ、願い事を書いて奉納すると観音様のお力添えをいただけるのだとか。
観音様を包む数え切れない花の数から、多くの人々の願いを感じることができます。
また境内入ってすぐ横にある納骨堂も見どころの一つ。
円形状の納骨堂はあまりお目にかかれないので、失礼のない程度に観察しました。
お堂の中央にはお釈迦様が祀られていて、左右にはロッカー式の納骨壇が設置されています。
こちらの納骨堂は夜にはライトアップされ、幻想的な景色が話題となっています。
下寺町を散策した後、北上すると大きな交差点につきます。
交差点の南側には石造りの大きな鳥居があり、こちらが生國魂神社の参拝道となります。
近所なので自転車で来たのが仇となった...。かなり傾斜のある坂が続きます。
坂を登った先に階段が現れ、立派な北門が迎えてくれます。
さらにその先には緑に覆われた広大な敷地が広がり、神社というより、なんだか公園のよう!
標識にはたくさんの矢印が設置され、その広さを物語っています。
境内のどこに何があるのか看板に記されているのですが、その数に驚きます!
なんと境内には10社もの神社があり、そのご利益も様々です。
参拝者も年齢層はバラバラで若い方もたくさんいらしていました^ ^
まずは北側を散策。
北側には浄瑠璃神社、家造祖神社、鞴(ふいご)神社、城方向八幡宮の4つの神社があり、
そのご利益も芸能上達、家運隆昌・建築守護、産業・商業発展、勝運・必勝祈願と様々。
さらに奥には赤い社が3つ並び、女性守護・結縁・悪縁切・五穀豊穣・商売繁盛・除災招福などのご利益がいただける、
鴫野(しぎの)神社、源九郎稲荷神社、稲荷神社が鎮座しています。
また境内中央には水面に立つ精鎮社が鎮座しており、珍しい光景に多くの人が足を止めていました。
境内には神社だけでなく、歴史に名を残した偉人たちの像もあります。
井原西鶴は江戸時代に活躍した大坂の浮世草子・人形浄瑠璃作者、俳諧師。
織田作之助は終戦後に太宰治とともに活躍した日本の小説家です。
またこの地が上方落語発祥の地であることから、
落語家の名跡として知られる米澤彦八の石碑を納め、諸芸上達祈願の地とされています。
立派なご神木を始め境内には多くの木々や花々が咲き、神社にそれほど関心がない方でもリフレッシュにおすすめです。
境内を散策しているととても心が安らぎます。
また生國魂神社は可愛らしい絵馬も見どころの一つ。
先ほど紹介した米澤彦八と鴫野神社に奉納する絵馬はデザイン性も高く、
パワースポット巡りが好きな方にはたまらないポイント。
境内北側は緑に覆われていますが、南側の階段を登るとガラッと雰囲気が一変し、
本殿のある場所は私たちがよく知っている光景が広がります。
東側には石造りの立派な鳥居がそびえ、石畳の参道がまっすぐ拝殿へと続きます。
綺麗に磨かれた手水車など手入れが行き届いており、清らかな心で参拝することができますよ。
正直、本殿エリアに足を運ぶまではめちゃくちゃすごい場所!という実感がなかったのですが、
人々が足繁く通う様子を見ているといかにこの地が人々にとって存在意義のある場所かをひしひしと実感。