太宰府天満宮は、菅原道真を祭神として祀る天満宮の一つです。
延喜5年(905)、御墓所の上に祀廟しびょうが創建され、延喜19年(919)には勅命により立派なご社殿が建立されたそう。
道真公の無実が証明された後に、「天満大自在天神(てんまだいじざいてんじん)」という神様の御位を贈られ、「天神さま」と崇められるようになったのがこの太宰府天満宮にまつわる話です。
赤い神殿が煌々としており、飛梅が咲く頃には道真公がまるで生きているかのような錯覚を覚えますね。
宝物殿は、道真公にまつわる宝物をはじめ、約5万点の文化財が収蔵・展示されています。
今回、この宝物殿では道真公を主人公にした「応天の門」という漫画の展示が行われていました。
あまり歴史に馴染みのない人でもこの漫画を読んでから、道真公がどんな人物であったか、この時代にはどんなことが起きていたのか、とても勉強になる作品です。
10巻まで出ているのでぜひ読んで欲しいですね◎
※応天の門の展示は撮影可能でした。