こんにちは!
神社仏閣大好き♡御朱印ガールの 高橋のりこ です。
長い間、シリーズで書かせていただきました、「秩父三十四観音巡礼」
今回でいよいよ最後のまとめとなりました。
今回は、31番から結願寺の34番まで、御朱印と共にご紹介します。
今回の4寺は、かなりの山間にあります。
いままでの札所とは、場所も距離も大分違いますので、下調べは必須です。
こちらの札所31番「観音院」も、
結構な山奥にあって、さらに結構な階段を登った先にあります(^_^;)
しかし、その甲斐あって、
行った先には、素晴らしい景色が広がってました。
一度は行ってみる価値あり!の場所です。
前の札所からは、歩いて向かうとするとなんと!3時間!!(11km)
こちらは、「法性寺」です。
昔の方は、この距離を歩いて巡礼されたのですからね…大変な事です。
(車のある時代で良かった?www)
こちらのお寺は、シュウカイドウのお寺としても有名。
また、こちらには奥の院があって、そこはまさに断崖絶壁!
それもそのはず。昔の修行の場所としての名残ですから…
興味があり、行かれる方は、ぜひ、しっかりとしたご準備を!
お願いします。
(ちなみに、わたしは行っておりません(笑)。)
法性寺からは、徒歩で1時間半ほど…(約7km)
こちらは「菊水寺」
ご本尊は、かの「信玄焼き」からも逃れた聖観世音。
それだけのご利益があるという事… ですかね(*^^)v
そして、こちらのお寺の本堂の土間には、『子がえし』と『孝行和讃』の絵図が掲げられております。
『子がえしの絵図』は、江戸時代の頃盛んであった間引きを諌めたもので、
わが子を圧殺する女の絵が描かれております。
いつの時代も「子は鎹」なのですよ。
そして、いよいよやってきました。
前の札所からは、歩いたら3時間(8.9km)
こちらもそこそこな山奥の、「水潜寺」
秩父札所の三十四番は、
百観音の大悲を一寺に集め、御利益を得たいとの願いにより、
西国・坂東・秩父の各三十三の札所に一ケ寺を加えることとなり、
ここ「水潜寺」が日本百観音結願寺になったとされております。
わたしは、まだ西国を回っておりませんが、
すべて百観音をまわり終えた方々は、どんな気持ちなのでしょうね…
わたしも、ぜひ、それを目指したいと思います。
そして、幸せな気持ちで満願を迎えたあとは、
やっぱり地元の美味しいものをいただかなくちゃね!(^_-)-☆
こちらは、地元の方にご紹介いただいたお店。
「本格手打そば 本家 原」さん。
お蕎麦って、お上品に盛り付けられたところが多くって、
男性は満足できない方もいらっしゃると思いますが、
こちらのお店は、結構盛りがいいです!(#^.^#)
行列必須のお店ですが、外に足湯もあるので、ゆっくりできちゃいますよ(^^)v
ぜひ、立ち寄ってみてくださいね。
「観音巡礼」は、その歴史は古く、西国では1300年の歴史があるといいます。
江戸時代には、庶民の間でも広まり、いまで言うところの観光ツアーのようだったと言います。
観世音菩薩が衆生を救うとき33の姿に変化すると言います。
西国、坂東、秩父の、それぞれ三十三所の観音菩薩を巡礼参拝すると、
現世で犯したあらゆる罪業が消滅し、極楽往生できるとされてきました。
現在でも、御朱印帳を片手に御利益を求めて巡礼する人々は多くいます。
また観音菩薩像の美しさは、国内だけでなく海外からも注目を集め、
近年の仏像ブームと相まって、世界的な巡礼路になっています。
そのお寺にまつわる歴史やいわれ、エピソードなどを知ると、
改めてこの時代を見つめ直すきっかけとなります。
いまも昔も、それぞれの想いを胸に、みな結願を目指し歩きます。
時代が変わる今だからこそ!
今一度、日本の歴史に目を向けてみてはいかがでしょうか?