こんにちは!
御朱印ガールの 高橋 のりこ です。
前回からの続きになります。
前回はこちら! → 「荒行で有名!な下総中山の鬼子母神「法華経寺」は、日蓮宗の古刹!!」
祖師堂にお参りし、そのあと本堂である鬼子母神堂にお詣りさせていただくと、
外の案内看板に「奥之院」の表示に矢印が…
どうやら、少し離れた場所に奥の院があるようです。
住宅街を5~10分ほどでしょうか…
歩くとその場所に着きます。
こちらが奥之院になります。
法華経寺の中でも、一番煌びやかなお堂でした。
こちらにも日常聖人の像が建っておりました。
ご立派な御姿でございます。
こちら奥之院は、日蓮聖人がはじめて説法をした地とされています。
また、法華経寺第一世貫主、
日常聖人が法華寺を建立した地でもあるそうです。
ちらにも”浄行菩薩” 様がいらっしゃいました。
みなさん、ゴシゴシしているようですね。
弁財天様。
七福神の中で唯一の女神で、もとは"サラスパティ"というインド古代神話に
現れる大河の神で、梵天の妃といわれております。
こちらは、「市川七福神」のひとつなのですね。
私もしっかりとお詣りしました。
ご利益がありますように…
特に、お金に…www
こちらは、住宅街の中にありながら、
とても静かに時が流れているような、そんな場所でございました。
木々も多く、とても素敵な場所でした。
この日は平日だったんですが、
日蓮宗の「拝み講」の方たちがいらっしゃって。
丁度、お経をあげ終わったところだったようです。
お昼時で、お食事されていたようですが、
御朱印をお願いしましたら、快く対応してくださいました。
あっ、最近は、お昼には御朱印を受け付けない
お寺や神社も増えてきているようなので、いただく際には注意が必要ですね。
十分に堪能した奥の院。
景色でも見ながら、もと来た道を戻りましょう。
本院がある場所から奥の院までの道のりは、普通の住宅街ですから…
車等には、十分気を付けて歩きましょう。
こちらは聖教殿です。
説明板によると…
法華経寺には、日蓮大聖人の御真筆、国宝、勧心本尊抄、
立正安国論を始め重要文化財六十四点、
その他が格護されてありますが、
その完全な保存を図るために建てられたものであります。
とあります。
この建物も設計者は、築地本願寺など手がけた、
東京帝国大学教授工学博士伊東忠太氏であります。
確かに…。雰囲気が似ていますね~。
聖教殿に行くには、こちらの宝殿門をくぐって向かいます。
このショットは、帰り道。
太鼓が見えたので、思わずパチリ!
周りには大きな木々もあり、とても涼しげ。
木陰が気持ちいいです。
こちらは法華堂。
法華堂は法華経寺の本堂で、釈迦・多宝両尊像を本尊としています。
外陣正面にある「妙法花経寺」の扁額(市指定重要文化財)は
本阿弥光悦によって書かれたものです。
ただですね、
こちらは回りに囲いがされていて、
近くまで行くことはできません。
なので、ここからじっくり…
最初にお詣りした祖師堂の裏手に、階段があります。
そちらを登ると、殺堂が見えてまいります。
こちらには、十羅刹女・鬼子母尊神・大黒様が安置されており、
罪障消滅の霊場として、参詣者が連日、太鼓の音を響かせているのだそうです。
そして、甲子の日は特別祈祷が行われるのだとか…
確かに。
向かって正面に、太鼓がドーンとありました。
私たちがお詣りしたときには、入っていいのか、それともダメなのか…
扉は開いてましたが、ちょっと迷います。
結局、中に入って、お詣りさせていただきました。
お堂の彫刻は、とても素晴らしいです。
思わず、じっくりと、あちらこちらの角度から見てしまいました。
みなさんも、行かれた際には、ぜひ注目してみてください。
今回は、千葉県市川市にある、法華経寺をご紹介しました。
こちらは、そのお堂の素晴らしさだけでなく、
季節折々に咲く花々も、また魅力のひとつでもあります。
そして、こちらではそれぞれのお堂で御朱印をいただくことができます。
正確には「御首題」というのですが…
そちらは、また機会がありましたら、ご紹介したいと思います。