この日、GWの渋滞を回避するべく、朝早く自宅を出発!
まぁ、お出かけはやっぱり「朝活」が大事!ですからね(笑)
こんにちは!
絶景ハンター♡ 高橋 のりこ です。
朝は、案外強い、わたしです(*^^)v
今回は、「春の福島旅」という事で、
会津若松方面を中心に予定を立てました。
ゴールデンウィークだったので、いろいろなイベントも行われておりました。
ゆっくり見てまわるなら、混む時期は避けたほうが良いと思います。
詳しい様子はこちらのプランから…
福島観光の定番!赤瓦の名城「鶴ヶ城」はやっぱりとても美しかった♡
飯盛山の中腹にあるのが、「白虎隊の墓」
明治元年(1868)の戊辰戦争において飯盛山で自刃した十九士がここに眠っております。
この日もたくさんの人が訪れておりました。
ひとつ、ひとつ、それぞれのお墓にお線香を手向ける方もいます。
ドラマやたくさんの書籍も出されているので、その人気も手伝っているのでしょう。
こちらの詳しい様子はこちらのプランから…
飯盛山に散った若き命…白虎隊の墓と自刃の地を巡る
白虎隊のお墓、そして自刃の地を見てまわったら、
少し下に降りてきます。
途中、飯盛分店があります。
こちらでは、 会津名物のソースカツ丼・お蕎麦・ラーメンなどのお食事などがいただけたり、
お土産などを買う事もできます。
こちらの店主さんは、代々白虎隊の墓守をされているそうで、
現在で五代目だそうです。
お店の奥には鶴ヶ城を含めた会津市内が一望できる展望台もありますので、
ゆっくりとするのもいいですね♪
その飯盛分店の先にあるのが、こちら!
その名も「さざえ堂」です。
こちらの「さざえ堂」ですが、
正しくは『円通三匝堂(えんつうさんそうどう)』といい、
寛政8年(1796年)に飯盛一族の先祖である
飯盛山正宗寺(せいそうじ)第12世郁堂和尚(いくどうおしょう)によって建立されました。
中には西国三十三観音菩薩をも安置された、六角三層の観音堂です。
さざえ堂という仏堂形式は、江戸中期頃、関東から東北周辺で見られたということですが、
塔の形をしているのはここ会津にあるものだけなんだそうです。
しかも、仏堂建築としては、他に例を見ない特異な二重螺旋構造をしています。
上りの人と下りの人がすれ違うことなく、一方通行で巡れるのです。
かのレオナルド・ダビンチのスケッチにも、二重螺旋のスロープを描いたものがあるそうですが、
実在される建築物は、ここだけなんだそうですよ!
1996年、国の重要文化財に指定されました。
その側には、「宇賀神堂」があります。
五穀豊穣の神、宇賀神(白蛇)をお祀りしています。
寛文年間(1661年~1672年)、松平正容が厳島神社の傍社として建設され、
現在は明治23年につくられた白虎隊十九士の洋装の霊像が祀られております。
近くには「供養車」もあり、
この車を廻せば悲痛な音を発し、これが冥途にとどいて、白虎隊士の霊魂を慰めるものなのだとか…
また石の台は中国伝説の獏がいて、夢を喰うので、
その頭にのぼれば悪夢消滅の願いをかなえると言われています。
さざえ堂から下がると、白虎清水観音が…
慈母子育観音像を安置し奉り白虎隊士をはじめ、
幾度の戦役等において、祖国に殉じたる少年達の霊を弔うものとして安置されたそうです。
その先には巌島神社。
『弁天様』と親しまれるこの神社が、飯盛山の別名『弁天山』の由来にあたります。
『飯盛山』という名も、このお堂建設に纏わる神話が由来しております。
永徳年間(1381年~1383年)に正宗寺の別当として『宗像神社』建設されました。
主神は市杵島姫命。
後に、明治の神仏分離令により『厳島神社と』改称され、
仁王門の仁王像は撤去され、盧舎那仏も阿弥陀寺へ移されたそうです。
途中、面白い碑を見つけました。
「天高し ピサの斜塔と さざえ堂」(成瀬桜桃子)
さざえ堂が傾いていることから、
ピサの斜塔と重ねたって事?ですかね??(;'∀')
そんな事を思いながら、歩いていると、その先には「戸の口堰洞穴」が。
天保年間に会津平野のかんがい用水として猪苗代湖より通水した洞穴ですが、
戊辰戦争の折、 白虎隊が鶴ヶ城の情勢を確認するため飯盛山に向かう際、この洞穴をくぐりました。
なんだか、ここでも切なくなります(´・ω・`)
こちらは、現在でも農業や工業用水に使われているそうです。
スロープのある下まで下がってきました。
ここには「白虎隊記念館」もあります。
主に「白虎隊」をはじめとする戊辰戦争関係の史料(遺品、遺墨、写真など)を収蔵、展示しています。
2階ではアニメによる「白虎隊」の解説ビデオ(10分)を上映しています。
【料金】 大人400円、高校生300円、小中学生200円
白虎隊の悲劇の地「飯盛山」
意外に見どころたっぷりで、じっくり見て回ると、結構かかります。
歴史好きな方は、たっぷりと時間を取られるといいでしょう。
さて、少しお腹が減りました。
どこかでランチにしましょうかね…♡