大分の豊後竹田駅は、大分から電車で1時間、車で30〜40分ぐらいの場所にある駅です。
電車で行くと、そこそこ時間がかかりますが、それでも電車1本、乗り換えなしでいけるので「アクセスが良い」としておきましょう笑。
この豊後竹田駅にいる○○駅長とは、ねこ駅長・にゃー!
観光客の注目の的。基本的に定位置の座布団の上で寝ているのですが、「おぉぉぉぉぉぉぉ!起き上がった!動いた!駅長パトロールですか!?」と思ったら…
…雨水を飲んでいました。…ワイルドだな。
ねこ駅長の基本図がこちら。
豊後竹田駅の利用人数がそこまで多くないので、ざぶとんの前を陣取って、30分くらいねこ駅長と戯れる(一方的に撫でる)ことができました。
電車がくる数分前や、電車が来てから数分後は、にゃー駅長の前に人だかりができるので、電車の通過20分前後には訪れるのがおすすめ。
さて、この豊後竹田駅の周辺、見所はねこ駅長の存在だけではありません!ここからは、「アーティストの街」と呼ばれる竹田駅の、素敵なスポットを余すことなくご紹介していきます。
まずは、豊後竹田駅から徒歩10分程度の場所にある、傾く家。
ここは竹田を拠点に活動をするアーティスト・エレクトロニカさんの木彫りの作品や、骨董品が並ぶスポットです。
そう、この竹田はここを拠点に活動をするIターンのアーティストが多く、そのため「アーティストの街」と呼ばれているのです。
中が見えないのでドアを開ける時ちょっと緊張しますが、中にはステキなアートの空間が広がっているので、ぜひ足を踏み入れてみて!
運が良ければ、アーティストさんとお話できます。とても親切にこのスポットのことなどを教えてくださいました。
そんな竹田の図書館もとってもステキ。
まるで、美術館のような洗練されたデザインの図書館は、竹田に関する書籍も多く、この街のことを勉強するのにぴったりのスポット。
アーティストの街と言われる所以はここにもあるのかも。
この竹田には、日本に住んでいて知らない人はいないと言っても過言ではない、滝廉太郎が12歳〜14歳の間過ごした家があり、そこは滝廉太郎記念館になっています。入場料は300円。
手紙や、写真、直筆の譜面などが展示されています。
瀧廉太郎記念館の近くには、廉太郎トンネルも。
トンネルの中を通ると、滝廉太郎の曲がオルゴールの音色で、ランダムで流れる仕組みになっています。ぜひ通ってみて。
知ってる曲だと思わず歌っちゃうね。
そんな竹田の旅の拠点に選んだのはこのお宿。
たけた駅前ホステルcueは、もともと竹田で協力隊をしていたご夫婦が営むお宿で、ドミトリーと個室があります。古民家をリノベーションしたお宿で、センスのいい空間です。
お風呂もありますが、ここで駅前の温泉の割引券を買うことができます。
1階部分はカフェとパン屋さん・かどぱんになっていて、夜はそこでお宿のみなさんと、遊びにいらした近くに住む方のみんなでお酒を飲みながらお話。とても楽しくて先に、上で寝ていたイギリスからきた女性に「ちょっとうるさい」って怒られたな笑。
そのほか、おすすめの温泉に連れて行ってくださるなど、ほんとうにお世話になりました…。竹田、あったかい街すぎる。
この宿に泊まるなら、ぜひ朝ごはんを食べることをおすすめ!
前日にお願いすれば、かどぱんのおいしいパンを使ったモーニングを食べられます。
連泊のお客さんだけ、2日目の朝はチーズトーストか、フレンチトーストに!
前日の夜から仕込まれたトロトロのフレンチトーストは絶品!
関東帰ってから、このフレンチトースト再現したくなり、フレンチトーストを作ってしまうほど…。また食べたいな…。忘れられないあの味。秘伝のレシピらしいです。
次の日のランチにおすすめな竹田のお店はこちら。
ここリカドも、古民家をリノベーションしたイタリアンのお店です。
お客さんとオーナーさんがお話されているのを盗み聞きしたところ(話に入る勇気がなかったヨ)、内装にもかなりこだわって作られたお店なんだとか。
お料理もこだわりを感じる品ばかりで、前菜は1品1品丁寧に説明をしてくださいます。
素材の味を感じられるとても素敵なランチでした!
前菜付きでも1,500〜2,000円程度でランチを楽しめます。ゆったりとちょっと贅沢なランチタイムに。旅行の時くらいちょっと贅沢しよう。
竹田でお土産を買うならこちらへ。
但馬屋老舗は、「三笠野」や「荒城の月」という大分を代表するお菓子を作るお店。その本店が竹田にあります。
「ここでしか買えない!」と思って買いだめしたら、大分駅でも販売されていました…。hahaha。
でも、老舗感溢れる本店にも、ぜひ一度足を運んでみてほしいです。カフェも併設されています。
モチモチの生地にあんこが包まれている三笠野が個人的にはおすすめ!