「フンベ」とはアイヌ語で「クジラ」という意味。昔はこのあたりでクジラがよく打ち上げられていたことからこの名前が付いたそう。
この滝に流れ込む川はありません。え?流れている水はどこから?…
実はこの滝は、湧き出た地下水がそのまま流れ出している、とても珍しい滝なのです。
夏だけでなく冬も湧き出ているので、冬にはみごとな凍った滝を眺めることができます。
日高山脈に蓄えられた水が、長い年月をかけて流れ出てくる様は圧巻ですよ!
「愛国から幸福へ」の切符が有名になった旧国鉄広尾線。その終着駅が、ここ広尾なのです(現在は十勝バスのバスターミナルとなっています)。
数年前までは旧広尾線の広尾駅舎がそのままバスターミナルとして使用されていましたが、老朽化のため取り壊されてしまいました。
周りには広尾線の名残を感じられる公園が整備され、鉄路があった時代を懐かしむことができます。
広尾のシンボル的な山、大丸山。頂上にある展望台まで車で行くことができます。
展望台まで続く車道は途中で二手に分かれて、一方通行となっているので、行きと帰りで違った景色を眺められるのもポイント。
展望台からは広尾の町を一望!
かつては関東からの航路もあった広尾港も眺められます。
広尾町はノルウェーから認められた「サンタの町」。
1984年11月に国外初、日本で唯一の「サンタランド」としての認定書が贈られたのが始まりです。
サンタの部屋には、広尾町が毎年クリスマスに発送している「サンタメール」が。きっと、サンタがやってきて、サンタメールの準備をしているのでしょう。
サンタの家には、大きいクリスマスツリー絵本やクリスマスカードなどのサンタに関連するグッズが所狭しと並んでいる(販売もしています)ので、見るだけでも価値あり!
周りにはクリスマスローズが植えられ、5月にはエゾヤマザクラやエゾヤマツツジが咲き乱れる隠れた花の名所としても有名です。
広尾は漁業でも有名な町。毎年12月に行われている「広尾毛ガニまつり」には多くの人が訪れます。
その新鮮な海産物を食すならここ!地元産のネタにこだわっているので味は保証付きです。
おすすめはランチ握り(1,400円(税別))!
新鮮なネタが口の中でとろけるような至福の時を味わえます。
ランチメニューには握りのほかにも、ランチちらし寿司やイカ丼などメニューも豊富。
食後には手作りのデザート、コーヒーも出てきて、大満足まちがいなしです。
広尾の町から少し外れた野塚地区にある菊地ファーム。
ここでは新鮮なミルクやビーフを使ったカフェメニューが楽しめます。
中でもおすすめは「放牧牛乳ソフトクリーム」(451円(税別))
とにかくミルクの味が濃い!でも、後口はあっさりしているのでいくらでも食べられちゃいます。
明るい雰囲気の店内で食べるのもいいですが、広々とした放牧地に見える牛さんたちを見ながら食べるのもおススメです。
日高山脈と太平洋に抱かれた十勝最南の町「広尾町」。自然豊かで雄大な絶景はもちろん、海の幸、山の幸を堪能できる町です。将来的には、高規格道路「十勝広尾自動車道」も広尾まで開通する予定。ますます便利になる広尾町に注目です!