こんにちは!
絶景ハンター♡ 高橋 のりこ です♪
今回は、あじさいが見頃をむかえているという、箱根に出かけてまいりました。
事前情報で、かなりの混雑が予想されるとあり、
覚悟して向かったわけですが…
やはり、予想通り、箱根湯本の駅は大混雑でございました(^_^;)
特に、外国人観光客の多さに、とてもビックリさせられました。
箱根、こんな事になってたのねぇ~(-_-;)
しかも、ホームは、さながら都内の通勤時間帯のような人の多さ。
これほどまでの人気とは…
確かに、あじさいを見に来ていることは、良くわかります。
その他に、箱根観光に来ている、それも納得です。
でもね、実はそれだけじゃなかったみたいです。
あっ、もちろん、あじさいはちょうどいい具合に見頃でしたし。
お天気はイマイチでしたが、
それがまたあじさいに似合うから、お出かけも楽しくなるわけで…
強羅駅に着いた時に気づいたのですが、
車両のボディに掲げられていたポスターには、「103-107 LAST LAN」と…
あっ、そういう事だったのね(笑)
どうりで、撮り鉄さんたちが、いっぱいいると思ったんです。
しかも、あじさいと一緒に撮っているわけでなく、
車両だけを激写しておりましたから…
納得。
箱根登山鉄道は2019年4月1日(月)、モハ1形電車103-107編成を7月に引退させると発表しました。
モハ1形は、1919(大正8)年の開業以来使われていたチキ1形を、
1950(昭和25)年に、小田急車両の乗り入れ開始にあわせて改造。
1993(平成5)年には2両固定編成に改造され、連結側の運転台は撤去されました。
登山鉄道では、いろんなタイプの車両がありますが、
どのタイプが来るか、どれに乗れるかは、電車が到着するまでわかりません。
実は、わたしがこの後乗る電車が、たまたま引退するこの子でした♡
103-107編成は「吊り掛け駆動方式」が採用されている箱根登山鉄道最後の車両です。
吊り掛け方式はモーターから車輪へ動力を伝える方式のひとつで、独特の駆動音が特徴。
かつてはこの方式が主流でしたが、電車の性能向上などにより、
国内の電車のほとんどはカルダン駆動方式に取って代わられています。
わたくし、たまたま先頭をGETしましたので(*^^)v
なので、運転席を激写!
なんだかレトロな雰囲気がサイコーです。
もちろん、運転している姿も見られて、ちょっと感動!(T_T)
こんな様子が見られるのも、あと少しなんですね。
そのひとつひとつが昭和な雰囲気で、
なんとも言えない空間を醸し出してます。
もちろん、車窓からみるあじさいは、
しっとりと雨に濡れて、なんとも言えない美しさです。
これも、箱根登山鉄道から見るからこその景色。
「ガタンゴトン…」と揺られながら、
ゆっくりと箱根の山を登って行きます。
こうしてカメラを構えても、ちゃんとカメラに収まってくれるのは、
やはり、ローカル電車の良さですね♡
箱根登山鉄道は、この103-107編成の引退にあわせてイベント開催中です。
鉄道ファンだけでなく、乗り物好きのお子さんにも楽しめる電車。
味わい深いその姿が、なんだか愛おしいですね。
ラストランまであと少し…
なんだか淋しい気もしますが、最後まで応援してあげましょう。
古くて、ちょっと不便なものが、
いま、また新しく感じられる、令和の時代。
本当は、もう少し、がんばって欲しかったかなぁ…
また、6月1日(土)から2020年3月31日(火)までの期間は、
「箱根湯本―強羅間開業100周年キャンペーン」を開催。
こちらも、記念イベント開催や記念グッズ発売などが実施されております。
今年は、記念イベント目白押し!な箱根登山鉄道。
ぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか?
箱根湯本駅から出発した電車は、
40分かけて強羅駅へ。
途中、満開のあじさいを堪能しつつ、電車の旅を楽しみました。
いつもは車でばかり移動しているわたし。
たまには、ゆっくりと電車でお出かけしてみるのもいいですね♪
箱根のあじさいはまだまだ見頃。
そして、「サンナナ」のラストランは7/19(金)
気になる方は、ぜひ、箱根まで足を運んでみてくださいね!