那覇にはモノレール「ゆいレール」が走っています。空港から那覇市内に行くときはモノレールが便利です。
ゆいレールのきっぷを買って驚いたのは、QRコードがついていること。
きっぷに穴をあけず、タッチで改札を通るのはなんだか新鮮な体験でした。
儀保駅で降りて首里城の方に向かって少し坂をのぼると、玉那覇味噌があります。
玉那覇味噌は王朝時代、王家御用達の品だったそうです。工場をぐるりと囲む石垣は、琉球王国時代につくられたもの。
琉球石灰岩を緻密に積み上げた技法で今もその姿をとどめていました。明治時代から使っている玉那覇味噌の木桶は戦火をくぐり抜け、今も残っています。
玉那覇味噌は厳選された大豆と沖縄の天然塩を使い、添加物や化学調味料を加えない昔ながらの味噌を作っています。
お味噌は工場で買うことができます。
※工場の一般見学はしていません。
玉那覇味噌近くの和菓子屋さんには、玉那覇味噌をつかったお菓子もあります。
材料はとてもシンプル。素朴なお菓子ですが、味噌のおかげでまるでチーズケーキのようなコクを楽しむことができました。
塩気があって飽きのこない味です。
首里に行ったら、観光地めぐりとは違うこんな楽しみ方をしてみてはいかがでしょうか。
玉那覇味噌のお味噌は、那覇市役所裏手のまるたまで食べられます。
味噌の使い方のバリエーションや、意外な使い方などを伝えることにこだわりを持つこのお店では朝、昼、夕の時間帯にさまざまなメニューを楽しめます。