大阪から車を走らせること約3時間。岡山県の北西部にある新見市へやって来ました。
「本当にこの道であってるのか...?」
不安をかき消すように夏の定番サザンをかけて熱唱しつつ、ナビを信じてひたすら走ります。
駐車場から満奇洞の入り口まで約100mほど傾斜の急な坂を登らなければならないのですが、すでに体感温度がかなり涼しい!
都心だと38度ほど気温もここでは32度ほど。履き慣れた靴がおすすめです!
そして道中に路面販売を発見。"The田舎"な光景を目の前に思わず顔が緩みます。
しかも全部100円!これは買いだな。
謎のたぬきの像が迎えてくれたら入り口はもうすぐそこ!
発券機で入場料(大人)1,000円を支払います。
こんな山奥で電子マネーが使えたことに心底驚いた。笑
入る前に入り口で記念撮影♩
洞窟の入り口周辺は冷たい冷気が漂い。涼しいどころか寒いレベル!
これは期待値上がるぞ。
洞窟内は18度以下。火照った身体をひんやりと冷やしてくれます。
満奇洞の全長は450mほど。1時間以上滞在する方は上着を持っていくのがおすすめ。
腰を影めなければならないスポットもたくさんあるので要注意が必要です!笑
カラフルにライトアップされとっても幻想的。
実はこの満奇洞はこの景色に魅了され、足を運んだ歌人与謝野晶子が命名した場所なんです。
洞窟内を散策しているとスタッフさんにお会いし、なんと洞窟内のインスタ映えスポットを案内してくれることに!
満奇洞内にはSNS映えするフォトジュニックなスポットがたくさんあり、今女性を中心に話題となっているのだそう。
上を向けば立派な鍾乳洞が垂れ下がり、下を向けば幻想的な水辺が広がり360度見どころたっぷり♡
ここはイチオシポイント!
小さな洞窟内がレインボーにライトアップされ、なんだかどこか別の星にいるかのよう。
洞窟内は季節によって照明のカラーが変化するのでまた次のシーズンのお楽しみ♩
こちらは満奇洞で最も有名な「竜宮橋」。
朱色の橋の周囲を鍾乳洞が取り囲み、ライトアップにより幻想的に光ります。
満奇洞に来たらここでの撮影は絶対マスト!旅の思い出にフォトジェニックな写真を撮影しましょう♡
こちらはスタッフの松っちゃんイチオシ「恋人の泉」。
泉へと繋がる入り口を角度を変えて遠目から見てみるとハートの形になっているんです!
恋人の泉にふさわしい入り口ですよね♩
ちなみに鍾乳洞は触れることも可能です。自然にできたとは思えないほど光沢があり、つるつるとしていています。
満奇洞は江戸時代末期に猟師が狸を追っているとき発見したと言われており、入り口付近で迎えてくれた狸の像はそのため。
長い歳月をかけてこの景色が完成し、たまたま発見されたのは「奇跡」としか言いようがありません!
また、満奇洞は与謝野晶子ゆかりの地としてだけでなく、八つ墓村のロケ地としても有名な場所。
入り口近くにある建物内では紹介された際の番組名や多くの著名人のサインが展示されていました。
満奇洞を満喫したあとは先ほどの「満奇洞観光ドライブイン」へ。
こちらでは軽食を楽しめることに加えて、売店も併設されており、岡山のお土産を購入することも可能です。
新見駅の北西にあるのが地元で人気の「ROKU CAFE BAR」。
モーニングからランチ、スイーツを楽しめるお店として地元の人に広く愛されています。
こちらでは岡山のピオーネと桃を使った岡山フルーツマフィン(350円)と厚焼きたまごサンド(550円)をいただきました♩