こんにちは!
御朱印ガールの 高橋 のりこ です。
週末には、どこかの神社仏閣に出没しています…www
夏のとある休日。
今回は、季節のお花を見るべく、千葉市内まで車を走らせてみました。
向かった先は、「千葉公園」
市街地からさほど離れてないのですが、
まわりには、野球場や運動場もあり、しかも緑多き場所なので、自然と触れ合うこともできます。
この時は、なんと大賀ハスが満開でした。
大賀ハスとは、1951年(昭和26年)、千葉県千葉市検見川(現・千葉市花見川区朝日ケ丘町)にある
東京大学検見川厚生農場(現・東京大学検見川総合運動場)の落合遺跡で発掘された、
今から2000年以上前の古代のハスの実から発芽・開花したハス(古代ハス)のことです。
ボート遊びも楽しめる綿内池の一角、蓮華亭(れんげてい)前のハス池に群生し、
多い時には700輪を超える花が咲くこともあります。
ちなみに、千葉公園の大賀ハスの見ごろは、例年6月から7月にかけてです。
すぐ近くには、千葉縣護国神社もあります。
こちらの神社は、「戊辰戦争から太平洋戦争に至るまで、国事に殉じた千葉県出身・由縁ある国事殉難者を祀る神社。」だそうです。
広々とした境内は、とても綺麗にお手入れされていて、
お詣りしていても、何とも言えず、背筋が伸びる思いです。
緑多き社に、ぜひ、お詣りしてみてください。
一番綺麗な時期の千葉公園とこちらの神社の様子はこちらのプランからどうぞ!
【千葉・千葉市】儚いからこそ美しい!これからが見頃の「大賀ハス」見に行くなら早朝がオススメ!
千葉公園からは、車で十数分。
京成千葉線・検見川駅より徒歩1分、
JR総武線・新検見川駅(西口)からは徒歩6分の場所にあるこちら!は、
「検見川神社」でございます。
総武線を使う方には、電車からよく見えるので、知っている方も多いかもしれません。
わたしも、千葉県民なので、以前から見て知ってはおりましたが、
お詣りしたのは初めてでした。
閑静な住宅街のど真ん中に、突如現れる木々が生い茂るこんもりとした場所。
それが、神社の境内になります。
鳥居をくぐり、大きな木に囲まれた参道を歩くと、
境内までの階段が見えてきます。
階段を登り切った右手には、手水舎があります。
比較的、新しいもののようですね。
さらに向こうを見ると、ここにも大きな木があります。
なんだか守られているような姿に、ほっとさせられます。
まずは、こちらでお浄めしてからお詣りしましょう。
向かって、左手にはご神水があり、お水取りができます。
その後ろに浅間神社があり、石碑の形で浅間大神が祀られています。
御祭神は、
【中神殿】素盞嗚尊(すさのおのみこと)
【東神殿】宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)
【西神殿】伊弉冉尊(いざなみのみこと)
この三柱の神を総称して、『神祇三社検見川神社』と尊称します。
まずは、簡単にこちらの縁起から…
創祀は、およそ1200年の貞観11年(869年)。
全国に流行した疫病を鎮めるため、その消除を全国規模で祈った時に、
下総国(現在の千葉県)で素盞嗚尊(牛頭天王) が祀られ、災厄消除を祈った場が当地(嵯峨の地)でした。
その後兵部少輔平春靖が付近の開墾を始めたところ、災害が重なり疫病が流行しました。
その時嵯峨の地から素盞嗚尊の御鏡が出土し、土地を犯したことによる災いであるとのお告げがあったため、
承平4年(934年)に社殿を建立し、『検見川大明神』として祭祀を営み謝罪したところ、
無事災いが取り除かれ開墾することが出来たと伝えられています。
以後、『八坂社』として崇敬を集めました。
久寿2年(1155年)、金田小太夫頼次兄弟が、勅命により下野国(現在の栃木県)奈須原にて
妖狐九尾の狐を退治した事件がありました。
頼次は、九尾の狐の霊威を畏み、崇敬していた宇迦之御魂神を祀りました。
その後金田氏は、代々の有力支族や徳川家の家臣として仕えて栄え、
頼次の子孫金田銀太夫が、元和2年(1616年)『検見川大明神』の神域に宇迦之御魂神をお祀りしました。
江戸時代になり、金田正明が日頃崇敬していた伊弉冉尊(熊野権現)を
寛永年間(1624~1644年)に現在地に遷し、祭祀を営んだのが最初とされています。
こうして『八坂社』『稲荷社』『熊野社』の3社の神、3柱が祀られることとなり、
民衆や武将から厚く崇敬を受け、『神祇三社』と称されて、現在に至っています。
こちらのご利益は、「八方除け」が有名ですが、
他にも、方位除、方災除、厄除、商売繁昌、縁結びなどにもご利益があります。
そのご利益は確かなようで、全国から参拝客が訪れるのだとか…
そして、境内には、たくさんの見どころがあります。
神社ではよく見かける「さざれ石」
あの君が代にも歌われている、あれです(笑)
また、裏手には「真石」があります。
八方除けの神社らしく、魔よけの石で、悪きを祓い、幸運をもたらす石のようです。
天然記念物でもあるこの石は、とっても強いパワーを感じます。
行かれた際は、ぜひ、しっかりとパワーをいただいてください。
また、社務所脇には「子授けの樫」があります。
大きく育ったその木は、大地にしっかりと根を張り、
生い茂った葉は涼しい木陰を作ってくれていました。
こちらの樫は、実生(種から育ったもの)で育った樫の群生は
とても珍しいということで、
子授けにあやかろうとする方に、とても人気なんだそうです。
また、銀座にある「銀座恋神社」は、こちらの神社の分社なんだとか…
素敵な出会いをしたいと思う、そこのあなたっ!
良かったら、立ち寄ってみてくださいね♡
また、こちらには珍しいお守りがあります。
それは「ちまき守り」
毎年4月1日より授与されるお守りで、
「蘇民将来之子孫也」と記した護符がついており、
門や玄関に懸けて災難除けや疫病除けが祈願されたものです。
形も名前の通りちまき型www
全国的にも珍しいお守りと言えるかもしれません。
そして、御朱印帳もちょっと特徴的!
打瀬舟とあさり?(←たぶん…www)の絵が描かれています。
他にはあまり見ないデザインかも( *´艸`)
アクセスもいい検見川神社。
最近、なんだか上手くいかないと思っている、あなた。
こちらにお詣りしたら、いい方向に向かうかもしれませんよ(^_-)-☆