2019年6月〜10月の5ヶ月間に渡り、マカオの多くのホテル内や街中で現代アートの展示を楽しめるアートの祭典・アートマカオ2019。
どんな現代アートに出会えるのか、アート好きな方にはたまらない祭典となっている。
ツアー参加者一人一人にイヤホンが手渡されたので大人数での参加でもツアー担当者の案内を聞き逃さずに済みました。
作品タイトル横にはQRコードがあり、アクセスすれば作品と作家についてより詳しく知ることができます。見応えある作品が続きます。
パッと見ただけで何を表現しているのかわかる作品と、とても難解で解説抜きには理解出来ない作品とが入り混じる現代アートの世界。
こちらの二体はシンプルかつシュールで個人的にはとても好きで癒しさえ感じる作品でした。
圧倒されたのが27枚もの絨毯なのですが、中には清王朝第六代皇帝が所有していた絨毯なども展示されていました。龍は皇帝の象徴。その為、数多くの龍が刺繍された絨毯が多かったです。待ち受けにしたら運気が上がるのではないかと思わされるほどエネルギー高いように感じました。ぜひ生で見てみてください。ちなみに27枚全ての絨毯がMGMコタイオーナーの所有ですが、28枚目があり、スタッフも入ることができないVIP専用の部屋に飾られているそうです。
『フリースパングリットシェル』構造の耐熱性があり、豊富な明かりを取り込むことが可能な吹き抜け天井を備えるメインアトリウムには25面のLEDと2000種類10万本もの草木が植えられています。LEDには時間の経過毎に何種類もの映像が連動して流れる為、映像毎にアトリウムの雰囲気が変わっていきます。今回のアートマカオ2019開催期間中に展示されている巨大な現代アート『メタモルフォシス』はレーザーカットされた紙製の作品で、燃やすと灰にならずに水になるというティーファットペーパーという非常にエシカルな素材で出来ています。昼夜で作品の見え方が変わるのが印象的でした。
マカオ内にもスターバックスリザーブはまだまだ稀少です。MGMコタイにはとても広いスタバリザーブがあり、ブルーを基調としたアート作品も展示されていました。タンブラーもブルーのものがあり(三枚目写真参照)、こちらは日本では売っていません。