巨大な噴水が広がるレイク(湖)を循環しているのは街とウィン・パレスのエントランスとを繋ぐゴンドラリフトであるスカイキャブ。
噴水ショーは夜は20分おきに行われます。コタイの街並みと噴水を眺めながらスカイキャブに揺られホテルへと向かいます。
スカイキャブは無料で、ホテル利用客以外でも利用可能です。
ウィン・パレスのコンセプトは「フラワー」。したがって、ホテル館内にはとにかく花が飾られています。オーナーの奥様がデザインに関わっているということで、プリザーブドフラワーで彩られたホテルになっていました。
サイスロビーに鎮座する生花で出来た卵のオブジェはショーの時間があり、中から鳳凰が現れます。タイミングよく観れた方はラッキーですね。
ノースロビーにも伺った所、メリーゴーランドがゆっくりと回っておりました。約80,000本もの花で作られているとのこと。もちろん乗ってはいけません。
花以外のアートも数多く展示されており、現代アーティストの作品を楽しめますよ。
写真2枚目の花瓶は1750年に作られ、1810年にロンドンにてゴールドブロンズ像が取り付けられたアンティークな代物です。
スタンダードルーム(68㎡)は836室あり、「ウィンゴールド」「サンライズイエロー」「サンセットオレンジ」「ピーコックブルー」と、内装に四色のバリエーションカラーがあるそうです。
ちなみにスイートは2つあるとのこと。
さて、お楽しみのアートマカオ2019へ。こちらのホテルでは特設の会場が用意されていて、広大な空間に大型の作品が多く展示されていました。映像作品に彫刻作品に絵画に、大きなサイズを生かしたダイナミックな作品が多かったです。
ウィン・パレスを後にして向かうはタイパ地区。車で10分ほどで到着出来ます。人気のフードや雑貨屋さんが多く立ち並ぶマーケットが充実しているこちらの地区。スタバやnikeなどの外資のショップも進出していますが、ローカルショップに比較的お客さんが集まっていて特に世記珈琲という名のコーヒーショップに行列が出来ていました。
タイパ地区の中にあるMacanese and PortugueseレストランのLa Famiglia。
今回いただいたランチコースはタラのコロッケ、サモサ(カレー風味)、牛肉のコロッケにエビクリームコロッケやカレーパンなどのアペタイザーに始まり、
シーフードリゾットにタラのクリームグラタン、ポルトガル風子豚の丸焼き、マカオ風ミートローフ、アフリカンチキンに野菜のソテーなど、
一品一品が美味だったのはもちろんのこと、ボリュームたっぷりの内容でした。優しい女性オーナーのお店です。
歴史ある地区ならではの下町っぽさ漂う裏路地もあれば、一つブロックを超えただけでカラフルな建物群が続いたりと、散策しているだけで面白いタイパ地区のストリートでした。
ショップもフードと雑貨が特に充実しています。最近話題なのは「O-moon」というショップ。ハローキティとコラボ中とのことででっかいキティがいます。(写真6枚目参照)
タイパ地区巡りは続きます。広大な池の向こうは筆者が止まっていたホテルもあるコタイ地区。マカオは歴史的な地区やのどかな地区、メキメキと成長著しい新興地区が明確に分けられていて、マカオの激しい経済成長の移り変わりと計画性を実感させられる場所でした。
普段はローカル住民がランニングしていたり太極拳をしている人、カップルやファミリーなども多いそう。
マカオ全体を見渡すと土木工事、建設現場はあらゆる場所で行われており、今後も変貌を遂げてゆくであろうマカオの未来を想像しました。
協力 : マカオ政府観光局/マカオ航空
https://www.macautourism.gov.mo/