高千穂皇神(たかちほすめがみ)、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)などの祭神を祀る、高千穂の中でも特に有名な神社です。
パワースポットという言葉から、雨が降るとなんだか良いことがありそうなしっとり感が神社を包み込みました。
高千穂神社は、高千穂郷八十八社の総社で、神社本殿と所蔵品の鉄造狛犬一対は国の重要文化財に指定されています。
特に農産業・厄祓・縁結びの神をして広く信仰を集めて、全国、世界から多くの人が参拝に訪れています。
階段を上がると、社と樹齢800年を超える秩父杉が姿を現しました。
大自然のパワーをひしひしと感じてきます。
社の横にある「夫婦杉」という木は、2本の杉の幹がつながったもので、この杉の周りを夫婦、恋人、友達と手をつないで3回まわると、縁結び、家内安全、子孫繁栄の3つの願いがかなうと言われているそう!
さすが縁結びの神社!スピリチュアルなパワーでもいいから、とにかく縁を結んでほしい!
高千穂神社の裏手に回ると、木の柵の中に封じ込められた石があります。
これは「鎮め石」というもので、この石に祈ると人の悩みや世の乱れが鎮められると言われています。
柵の間から触りながらご利益をいただいてきました!
宮崎牛を特段に盛り付けたステーキ丼がオススメの「レストラン 雲海橋」。
まさに雲がモクモク煙立つさながら雲海橋のそばに店が構えてあります。
地元客でも賑わうレストランですが、宮崎県名物のグルメを一気に食べることができるお店。
次回は、チキン南蛮にでもしましょうかね!
天照大神が弟・スサノオノミコトの悪ふざけに激怒しお隠れになったとされる洞窟が、天岩戸(あまのいわと)神社のご神域です。
とても有名な話ですが、神様が生まれた場所が日本のこんなところにあるのか、ととても感動しました。
天岩戸神社の「洞窟」そのものは本殿の裏手にあたるご神域。
そのため、普通に参拝しても立ち入ることはできないそうです。
かなりの神域になるので、ズカズカ人が踏み込まないようにするのは当然のことですよね。
(社務所で申し込めば、このご神域を神職さんのお話とともに案内してもらえるそうです。洞窟は、大変なご神域になので撮影禁止区域です。撮影をしないように注意してください)
スサノオノミコトに怒った天照大神が、このまま洞窟から出てきてくれないと太陽が出ずに飢饉になってしまうため、八百万の神様が集まって出てこさせる方法を相談したとされるのが、ここ「天安河原(あまのやすがわら)」です。
天岩戸神社のさらに奥地にあり、歩いて10分ほどの場所にあります。
足元は大変滑りやすいので、ヒールや不安定な靴で行くのは絶対にやめておいたほうがいいです。
渓流の流れも速いので、落ちたら危険ですね。
天岩戸神社と天安河原は、ワンセットで訪れたいスポットです。
この天安河原で「石を積むと願いが叶う」とされており、いたるところにたくさんの石が重ねてあります。
ご参拝の際には、先人の願いの石を蹴落とさないよう、注意して歩きましょう。
周辺の石は誰かの願いがこめられているものである可能性が高いので、崩すことはもってのほか!
自分のお願いごとをする石は、神社へ向かう前にどこかで拾ってきて準備をしてから参拝したほうがいいですね。