本日は祇園四条駅から鴨川沿いを下ること約5分。
鴨川沿いから一本住宅地へ入ると広がるのは美しく敷き詰められた石畳の通路。
ここ宮川町にある「花街」と呼ばれるエリアはお座敷遊びの舞台となるお茶屋さんが立ち並ぶ場所として有名。
運が良ければ本物の舞妓さんにも会えるかも!今回も見とれてしまうほどの美しい舞妓さんをお見かけしました。
ここには花魁体験や舞妓さん体験ができるスタジオもあり、国内のみならず多くの旅行者が世界中から足を運びます。
清水五条駅に差し掛かる手前、宮川町を東へ進んだ先にあるのが、今回ご紹介する「あじき路地」。
路地は住宅の隙間から始まっているのですが、探していると隣の銭湯のおじさんが「あじき路地はここだよ〜。」と親切に教えてくださいました。
小さな門をくぐるとまるでバージンロードのようにまっすぐ伸びる一本の路地が広がります。
左右には築100年以上の京町家が立ち並び、一見すると一般の住宅のようですが、入り口付近には小さいながら看板が掲げられています。
あじき路地はその美しさから京都景観賞や京都創造者大賞なども受賞しているのだそう。
お店は全部で14件。しかし催事などで不在になることも多く、全部のお店が開いているのは稀なのだとか。
今回は奥にある「kyo・miori 京都本店」へお邪魔しました。
こちらは先日河原町からあじき路地へ移転した京コスメを中心に取り扱うお店。
和柄を取り入れたマニキュアやグロス、ハンドクリームや洗顔など、京都らしい和柄とこだわりの品質も人気の秘密です。
こちらはドイツでジェラート屋を営んでいたマスターが手がける独創的な掛け合わせが話題のジェラート店「ピカロ アイス」。
なんでも「一期一会の出会いを大切にしていただきたい」との想いから週に一度作らるジェラートの組み合わせはその週限定なのだとか。
無限大の掛け合わせが可能な中でマスターは美味しい素材の掛け合わせを日々試行錯誤しているのだそう。
ジェラートはワンカップ500円。選ぶ種類は何種類でもOK。
今回はブルーチーズと松の実、パッションフルーツカルダモンクリームチーズ、よもぎジェラート、柚子胡椒ヨーグルトの4種類をセレクトしました!
名前だけだとどんな味か想像できないですよね。笑
マスターは前職ではパティシエやフランス料理も経験していて、ジェラートを含めどれも高い創作性と独創性が再現されています。
店内に置かれていたこのお花もジェラートに応用するのだとか。
ジェラートについて嬉しそうに話すマスターはとっても活き活きとしていて、ジェラートに対する愛情や情熱を感じました!
あじき路地を後にした後はディナーへ。
鴨川沿い木屋町通りに店を構えるのが厳選した食材で作られる京料理と石窯を使用したお料理が味わえる「味浪漫いしがま亭」。
大人の隠れ家のような落ち着く和風の店内窓からは風情豊かな京都の景色を楽しむことができます。
突き出しの「湯葉どうふ」に続き、今回オーダーしたのは程よい焦げ目のついた熱々の「京厚揚げ」(400円)
ふわふわのお麩にん濃厚味噌をつける「お麩の田楽」(800円)やカリカリに揚げられた苦味のない「ふきのとうの天ぷら」(700円)、
シャキシャキの食感とモチモチとした豚がクセになる「春キャベツともち豚の温サラダ」(800円)をオーダー。
どのお料理も京野菜をふんだんに使っていてとっても健康的。一品一品丁寧に作られているのが伝わります。
こちらは石窯亭に来たらぜひ食べていただきたい「熱々ポテトサラダ」(600円)
一見グラタンのようなポテトサラダは黄身をつぶしていただきます。
「これほどまで濃厚なポテトサラダは食べたことがない!」
締めにいただいたのがこちらのお店一押しの鴨を使用した「鴨ラーメン」(700円)
鴨肉を使用した肉団子からジューシーな出汁がしっかり出ていてたまりません♡
あー幸せ、お腹いっぱい。