今回向かうのは三島村の一つ「硫黄島」。
フェリーみしまに乗船するので、こちらの待合所で切符を買ったり待機をしておきます。
鹿児島本港は行く島々によって、乗る船によって、乗り場が細かく分かれているので、あらかじめきちんと確認をしておきましょう。
ついに乗船の時間です。
三島村へ向かうフェリーは週4便しか出ないので、運が悪ければ島に行くこともできないし、島から帰ることもできません。
三島村は、離島が好きすぎる人が最終的に来島する島のような感覚で、そういった天候に左右されるところさえも楽しめなければ辛い旅になるでしょう。
朝便が出る前に、お弁当屋さんやパン屋さんがフェリーの前で販売をしているので、こちらで食糧を調達しておきましょう。
切符は回収されてしまうので、記念にパシャリ。
硫黄島に着くまでに3時間半〜4時間ほどかかります。
船酔いする人は寝ておくことをオススメしますが、甲板から見る硫黄島の猛々しい姿は実に見事なので、到着する30分前には起きて備えておく方がいいでしょう。
噴煙を上げているのは、硫黄島にそびえる「硫黄岳」です。
活火山で、九州大噴火と言われるものすごい噴火を起こした島です。
島には間も無く到着します!
それにしても、ものすごいスケールの島です。
硫黄島には、アフリカのジャンベ奏者が作った「ジャンベスクール」があります。
硫黄島でこのジャンベスクールに通っている人が、船が到着する度にこうして出迎えてくれます。
心がウキウキする出迎えと、激しいダンスについつい一緒に踊りちゃくなっちゃう・・!
硫黄島に着いてまず目に入るのがこの海の赤さ・・!
こんなの見たことない、という方ばかりでしょうし、世界のどこを探してもこの島だけの特有の特徴でしょう。
硫黄岳から出る硫黄が岩の成分を海に溶かしており、こういった色に染まっているそう。
ちなみに、港の海の色は赤ですが、島の反対側に回ってみるとミルキーブルーだったり、白っぽい色をしていたりと、まさに七色の海!!
こんな海ですが、多様な生物が暮らしているそうなので、生態系には全く問題がないそうです!
硫黄島は、この手付かずで壮大な自然が一番の楽しみどころです。
なので、あまり観光地化もされていないし、自然を大切に、自然に敬意を払いながら観光をしましょう。
自分で調べてこの島に行くのもいいですが、この島に詳しい「ガイド」をあらかじめ予約してから島に行くのがいいでしょう。
プラスで料金はかかりますが、この島の歴史や文化、自然はそれ以上に面白いもの。
ぜひ「島のガイドさん」にお願いして、あちこち連れて行ってもらいましょう!
遠くから見ても、硫黄岳は本当に迫力があります。
硫黄岳には専門のガイドに連れて行ってもらうしか、行く方法はありません。
場所自体もとにかく危険で、一般人が立ち入るべきところではありません。
踏み荒らさないように、遠くから「すげー」と眺めておきましょう。
硫黄島の宿泊場所は2パターンあります。
①民宿
②超絶絶景に囲まれた野外キャンプ場
どちらかです。
キャンプ場の使用方法や民宿の予約状況は、都度問い合わせてみましょう。