こんにちは!
御朱印ガールの 高橋 のりこ です。
今回の旅は、関西にある、誰しもが知るあの神社さんへ行くプランです♪
その場所とは「伊勢神宮」
実は、わたし、お伊勢さまに行くのは初めてでございまして…
かなり心高ぶるお出かけです(≧▽≦)
お出掛けの日程が三連休ということもあり、
渋滞を避けるため、なんと都内を午前4時に出発!
ここ「浜松サービスエリア」に着いたのは朝7時前でした。
こちらでちょっと早めの朝ごはんを取り、いざ!目的地へ…
まず、伊勢神宮について、簡単に説明しておきましょう。
伊勢神宮は、正式には「神宮」といいます。
神宮には、皇室の御祖先であり、わたしたちの大御祖神として崇められる「天照大御神」が祀られている内宮、
そして、衣食住をはじめ産業の守り神である豊受大御神を祀る外宮を含めた、125の宮社全てを含め「神宮」と言います。
この内の内宮と外宮を「正宮」と言います。
その歴史は、まさに神話の時代までさかのぼり、二千年もの昔からわたしたちを見守ってくださっております。
実は、伊勢神宮には正しい参拝のルートがあります。
「外宮先祭」と言って、お祭りはまず外宮から行われるそうです。
それにならい、お詣りも外宮⇒内宮の順に回るとよいそうです。
それでは、先ずは神宮の中でも特に重要な正宮、「外宮」にお詣りしたいと思います。
まずは、駐車場に車を停めて、境内に向かいます。
外宮の駐車場は、なんと”無料”なんです。(普通車440台)
ただ、それも土日の朝10時くらいにはほぼ満車になってしまいますので、注意が必要です。
しかも、駐車時間はおおむね2時間となっておりますので、常識の範疇で駐車ください。
外宮には表参道口と北御門口がありますので、
出来れば、表参道口よりお詣りしましょう!
その表参道の入口にあるのが「火除橋」
下には防火のためにつくられた掘川が流れ、そこに火除橋がかけられています。
真ん中には立て札があり「左側通行」とあります。
では、早速神域へ…
中に入ると、砂利の敷かれた広い場所へ。
というか、普通の神社さんとは、あきらかに雰囲気がちがいます。
余計は”色”がなく、緑豊かな空間が広がってます。
正面には一の鳥居が見えます。
参道はその先に続きます。
先ほどの広場の左手に、手水舎があります。
シンプルながらも、とても、とても立派な姿です。
しかも、尋常じゃない数の柄杓。
さすがっ!!
やはり格が違いますwww( *´艸`)
こちらは、外宮の中でも忘れずに見て欲しいものでもあります。
その名も「清盛楠」
火除橋を渡ってすぐ右側の場所にあるのですが、
他の緑の中に紛れて、見落としがちなので、注意深く見ていきましょう。
平清盛が勅使として参向した時、冠にふれた枝を切らせたという伝承がある楠だそうです。
樹齢が1,000年ということで、本当に立派な大木でした。
先に行くと、一の鳥居が…
鳥居をくぐる際は、必ず一礼をして入ります。
さらに、鳥居は中央でなく、必ず端を歩きます。
なぜかと言いますと、中央は神様の歩く場所とされておりますので、
中央を避けて歩きましょう。
外宮は先ほども言いました通り、左側通行なので、左側を行きましょう!
長く伸びた参道です。
しかも、とても綺麗にお手入れされていて、本当にびっくりします。
そして、回りは木々に囲まれて、さすが神域と感じられる空間が広がってます。
ここでは、自分の気持ちを落ち着けて、ぜひ、深呼吸しながら歩いてみてください。
良い気を体に取り込むようにすると、さらにご利益がいただけます。
先に行くと、右手には外宮神楽殿が見えてきます。
正宮に向かう参道の途中にある銅板葺、入母屋造りの建物がそれです。
お神札授与所では、お神札、お守りを始め神棚等の授与を、
ご祈祷受付では御神楽(おかぐら)、御饌(みけ)などのご祈祷を受ける事ができます。
そして、ここは四至神(みやのめぐりのかみ)。
外宮神域の守り神、四至とは神域の四方を意味します。
社殿や御垣はなく、榊が立つ石畳の上に祀られます。
その奥が、五丈殿・九丈殿。
お祭りが雨天の場合、神饌などを祓い清める場所です。
式年遷宮の饗膳の儀もここで行われます。
その隣にあるのが「古殿地」
正宮と同じ広さの敷地を持ち、前回の遷宮まで御殿が立っていた場所になります。
中央には「心御柱(しんのみはしら)」を納めお守りするための覆屋があります。
「心御柱」は正宮中央の床下の柱で、古くから神聖なものとされ大切にされています。
前回は平成25年に無事、遷御の儀を終えました。
式年遷宮は、なんと8年もの歳月をかけて行われる祭事。
それを1300年もの間続けて来たというのだから、本当にすごい事です。
こちらが正宮の入口となってます。
こちらの鳥居から入って、出口は先ほどの古殿地との境あたりにあり、
中は一方通行となっております。
なお、鳥居より先では撮影禁止となっておりますので、お気をつけください。
伊勢市の中心部、高倉山の麓に鎮座する豊受大神宮は、
衣食住、広く産業の守護神である豊受大御神をお祀りし、古くから内宮に対して外宮と並び称されています。
今から約千五百年前、天照大御神のお食事を司る御饌都神(みけつかみ)として、
丹波国(たんばのくに)から現在の地にお迎えされました。
神聖なるその場所の、凛とした空気を、ぜひ、自分の体で感じて欲しいです。
また、最近はメディアなどでも取り上げられているのでご存じの方も多いと思いますが、
正宮では個人的なお願い事はタブーとされています。
自分の名前と住所を言ってから、日ごろの感謝を神様に申し上げてください。
また、二拝二拍手一拝にてお詣りし、お賽銭は決して投げ入れないでください。
ちなみに、白い布のようなものがあるのは、地面にお金が直接触れる事によって、
神域が穢れることを防ぐためなのだそうです。
さぁ、これで無事、正宮へのお詣りは済みました。
外宮にお詣りしたら、ぜひ、こちらにもどうぞ。
ちょうど、手水舎の先に「せんぐう館」があります。
せんぐう館とは、外宮まがたま池のほとりにある博物館。
外宮正殿の原寸大模型の展示など、伊勢神宮を知るきっかけの場所です。
ですが、残念ながら、わたしが行った時には、休館中…(T_T)
見てみたかった…
さらに、そのまわりの「まがたま池」
こちらは、毎年6月になると美しい菖蒲が咲き誇るそうです。
できればその時期に、ぜひ、来て見てみたいですね。
さて、今回は正宮を中心にご紹介しました。
後編では、すぐ側にある別宮をご紹介します♪