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【岡山・兵庫】カキオコに玉子焼き…ご当地グルメを楽しむのんびり青春18きっぷの旅

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2020/02/17
【岡山・兵庫】カキオコに玉子焼き…ご当地グルメを楽しむのんびり青春18きっぷの旅

こんな人におすすめ

・ローカルなゆったりした旅が好きな人
・ご当地グルメが好きな人
・海の景色に癒されたい人

その土地ならではのグルメを味わうのは旅の醍醐味のひとつ。JRの青春18きっぷを使うと格安で動けるので、交通費を浮かしてその分ローカルグルメに費やすことができます。今回はそんな裏技的なローカルグルメを味わう旅プランのご紹介です!

・掲載時点の情報です。最新情報については各施設のHPをご確認ください。
・紹介している施設等について、アフィリエイトプログラムを利用した広告リンクを設置している場合があります。
9:33 ドーム状の屋根が特徴的な二条駅がスタート!
二条駅

今日の旅は京都市内にあるJR二条駅がスタート。世界遺産に登録されている二条城までは1kmも離れておらず、歩いても10分弱で行けます。
この駅の特徴は何といってもドーム状の屋根。内部から見えるグッドデザイン賞を受賞した「木造トラス式」の天井は圧巻ですよ。

新快速で移動もラクラク。車窓からの景色もお忘れなく!
二条駅

京都駅から姫路駅まで(場合によってはもうちょっと先まで)は新快速で快適にラクラク移動できる、青春18きっぷ愛用者にはありがたい移動区間です。
途中には、神戸タワーや本州と淡路島を結ぶ「明石大橋」などもよく見えます。
長距離移動にはこのような車窓からの景色も楽しみのひとつですよね。

11:53 カキオコを求めて!懐かしい漁師町の街並みがGood
日生駅日生駅日生駅

姫路、網干(あぼし)、播州赤穂の各駅で乗り換えて、ようやく到着したのが相生(あいおい)駅と東岡山駅を結ぶJR赤穂線の「日生(ひなせ)駅」。
列車を降りると、どこか懐かしさを感じる港町の景色かすかに香る磯の香りが心地よさを感じさせてくれます。
ここから、瀬戸内海に浮かぶ島々を眺めながら、今日の目的のひとつ、「カキオコ」を求めてのんびり歩いていきます。

13:20 カキカキカキ!カキがいっぱいカキオコを満喫!
カキオコ屋 暖里カキオコ屋 暖里カキオコ屋 暖里カキオコ屋 暖里

日生駅からぶらぶら30分ほど歩いて到着したのが、「カキオコ屋 暖里(ゆるり)」。
日生の名を一躍有名にしたのが、特産品である牡蠣をたっぷりと入れたお好み焼き、「カキオコ」。今回は「カキオコ(レギュラー・税込900円)とチーズカキオコ(レギュラー・税込1,200円)をオーダーしました。
一口口に入れるとプリップリの牡蠣の食感あふれる磯の香りに大満足!あっという間に平らげてしまいました。日生に来たらマストグルメです!!

カキオコ屋 暖里
場所:岡山県備前市日生町日生801-8
アクセス:日生駅から950m
営業時間:10:00〜15:00 日曜営業
14:52 備前♡日生大橋も!歩いて日生駅へ
日生駅日生駅日生駅日生駅日生駅

カキオコを堪能した後はぶらり散歩をしながら、日生駅を目指します。
途中には日生諸島のひとつ、鹿久居(かくい)島と日生市街を結ぶ橋「備前♡日生大橋」が見えたり、ホタテの貝殻が積んであったり、港がある小さい漁師町の雰囲気を味わったりと、飽きることはありません。

15:06 塩の里、赤穂ならではのスイーツを味わう!
播州赤穂駅播州赤穂駅播州赤穂駅播州赤穂駅

日生駅から4駅目が次の目的地「播州赤穂駅」。ここは赤穂浪士、忠臣蔵で有名ですが、もうひとつの隠れた名産品が「赤穂の塩」。
この塩を使ったお菓子も多く、そのひとつが塩味饅頭。地元の老舗メーカー、かん川さんの「しほみ饅頭」を味わってみました。あんこの甘さとほんのりとした塩味のバランスが絶妙
駅構内の観光案内所には、ほかにもこの赤穂の塩を使ったお菓子や名産品がありますので、お立ち寄りを。

15:20 赤穂城跡で赤穂浪士にふける
赤穂城跡赤穂城跡赤穂城跡赤穂城跡赤穂城跡

播州赤穂駅から瀬戸内海に向かってまっすぐのところにあるのが、忠臣蔵の舞台でも有名な赤穂城
赤穂城址までは、江戸時代に作られた上水道の跡や井戸なども見られ、当時の生活を想像しながらのんびりと散歩することができます。
赤穂城址内には、鯉が泳ぐ立派な堀や忠臣蔵討ち入りのリーダー、大石内蔵助の住まい跡なども。

赤穂城跡
場所:兵庫県赤穂市上仮屋
アクセス:播州赤穂駅[南口]から徒歩約20分
営業時間:見学自由、本丸/9:00〜16:30
17:06 明石のタコで有名な明石に到着!
明石駅明石駅

次の目的地は駅から明石城が見える明石(あかし)駅。明石市は子午線が通っており、日本の標準時刻の町としても有名です。
でも、今回の目的は城でも子午線でもありません。食べ物です(笑)。
ここ明石の海は潮の流れが速いことでも有名で、そこで鍛えられた「明石のタコ」もかなり有名。その明石のタコを使った明石名物グルメを食べにLet's Go!!

17:10 明石駅からすぐ!名物玉子焼きを食べる!
松竹松竹松竹松竹

その明石名物は「明石焼」。地元では「玉子焼」と言われています。明石焼を味わえる名店はたくさんありますが、今回は明石駅からすぐの「松竹」さんに行ってみました。
メニューは「玉子焼(700円)」と卵とタコを増量した「特別玉子焼(800円)」の2種類(もちろんどっちも注文!)。
お好みでみつ葉を入れただしにくぐらせて食べると…たこ焼きとは少し違ったふわっふわの玉子焼きにしっかりとした弾力のタコが!噛めば噛むほど味がじゅわ~っと染み出てくるのがわかります。
1人前で15個出されるのですが、すべて平らげるまではあっという間。ソースもあるので途中で味変して食べてみるのもいいかも。

松竹
場所:兵庫県明石市東仲ノ町5-23 明石ときめき横丁
アクセス:JR明石駅南口、または山陽電鉄本線山陽明石駅から徒歩約2分 山陽明石駅から99m
営業時間:11:00〜20:00 ランチ営業、日曜営業
19:14 いよいよゴール!おなかも心も満足
二条駅

おなかがいっぱいになったあとは、明石駅から京都駅まで新快速で一直線。終点の二条駅に着いた頃はもう真っ暗。(写真はドーム屋根の内部。ブレてしまってすいません…)

今回の旅は、青春18きっぷを使った”カキオコ、塩饅頭、明石焼”を味わったグルメ旅
一日のんびりかけての18きっぷ旅には時間が必要です。ですがその分得られるのは、ふだんの喧騒から離れたのんびりした雰囲気を味わいながらのリラックス効果。
意識的にこのようなスロー旅を取り入れることによって、自分のペースを見つめなおしてみるのもいいかもしれませんね。

Masato Takahashi / アウトドアトラベルライター
高校・小学校教員を経て、現在はフリーの翻訳家。学生時代に旅行で47都道府県を制覇し、一番気に入った北海道に移住。現在は主に北海道の自然を満喫中だが、たまにふらっと道外や海外にも出没。登山、キャンプ、温泉、ドライブ、食べ歩き、英会話が大好きな元関西人。
※ 記事の情報は取材時点でのものとなりますので、変わっている可能性があります。