この駅、映画『鉄道員(ぽっぽや)』のロケ地として多くの人が訪れます。主役を演じる高倉健さんが駅長を務める幌舞(ほろまい)駅としてのほうが有名かもしれません。
この映画、志村けんさんも登場しており、展示してあるロケセットを巡りながら、高倉健とともに今は亡き大スターを懐かしく感じられるスポットです。
なんとなく哀愁感が漂うのは、今はこの駅には列車はやってきません。廃止になったのではなく、平成28年の台風10号の被害でこの駅を含むJR路線が復旧していないのです。
いつかまた本物の列車が来ることを願いつつ、この駅を後にしました。
いよいよ富良野市に入りました!まずは腹ごしらえです。地元富良野の食材を使ったハンバーガーが食べられるお店がある、と聞いてやってきました!
オーダーはもちろん人気ナンバーワンの「フラノチーズバーガープレート(1350円・税込)」
ジューシーなハンバーグと自家製ベーコン、シャキシャキのレタスとオニオン、そしてトマトととろ~りとろけたたっぷりなチーズ…なんといってもボリューミーなのがうれしいです。
富良野市街から少し離れた丘の上から眺められる、北海道らしい広々とした景色を楽しみながらかぶりつくハンバーガーは、いう間でもなく最高です!
心とおなかが満たされたら、フラノバーガーから道路を1本挟んだところにある公園に行ってみましょう。
ここにある鳥沼を覗き込んでびっくり!「沼」という言葉からイメージするには程遠いほどの透明度なのです。
しかも、魚も泳いでいて、コイではなくなんとニジマス(笑)。
この透明度を堪能するにはボート。しかもここのボートはなんと無料!さすが北海道は心も懐も広い!
底が見えるクリアな水と水面に映る紅葉に感動しつつ、ゆったりした時をすごして癒される…ああ、なんて贅沢♡
この鳥沼、1周15分程度で歩ける遊歩道もあるので、時間のある人はぜひ。
緑からあふれ出るマイナスイオンを浴びながら、時折姿を見せる水の美しさに感動しながらの15分間は至福です。
富良野市街から少し離れているので、あまり観光客も訪れることのない究極の穴場のスポットです。
富良野の景色を歩いて楽しんでみようと、富良野市が紹介しているウォーキングコースをネットで見つけました。
スタートはここ、ふらのワインハウス。高台に位置しているのでいきなり富良野盆地と十勝連峰を眺められる絶景が!(この日は曇りだったので晴れてれいればもっとすごかったんだろうなぁ)
店内にはレストランと富良野のお土産が併設されています。
おすすめは4種類ある富良野の素材を使用したドレッシング。今回は「チーズ&アンチョビ」と「アスパラ&マヨ」の2種類(540円・税込)を購入してみました。北海道らしい~!
ワインハウスを出発して、ラベンダー畑(7~8月はきっと満開!)やブドウ畑を眺めながらおいしい空気を吸いながらてくてくと歩いていると、ブドウ畑から茶色の屋根が。
なんかフランスにいるような錯覚にもなるほどの異国感を味わいながらやってきたのが、マルセイバターサンドで有名な六花亭(本社は帯広)のお店「カンパーナ六花亭」。
この店限定の商品もあり、ここの畑でとれたブドウを使った「ぶどうソフト(300円)」と富良野産の赤えんどう豆を使った「ふらの餅(110円)」をチョイス!
ブドウ畑と富良野岳、そして空にはパラグライダー、そんな絶景とともに食べるスイーツ…おいしくないわけがありません。
富良野ののんびりした田園風景を眺めていると、時間がゆったりと流れていくのを感じます。
このコース、アップダウンはあるのですが、ゆるやかに上ったり下ったりしているので、あまりきつさを感じることなく歩けるのでおすすめです。
時折、走ってくる列車も一両しかなく、なんだかほっこりした気分に。
最後は山の中の遊歩道を通って、さらにマイナスイオンを補給してワインハウスに到着です!
本日のお宿は、冬はスキー客でにぎわう北の峰エリアから少し離れた落ち着いた場所にたたずむリゾート感あふれるホテル。もちろんGo To トラベル使えます。WiFiも使えます。
ここの目玉は夕食のチーズフォンデュ‼ これをおめあてに来るお客さんも多いそうです(まさに今回はこれをめあてにここを選びました!)
とろとろのチーズを地元の野菜やソーセージ、そしてパンに絡めて…しかも、チーズ感が濃いっ!! チーズ好きにはたまりません!
〆はパスタを入れてカルボナーラ風に。
ローストビーフ、知床鶏のグリル、かみふらのポークのソテー、そして北海道名物羊のジンギスカンの4種の肉を堪能できるワンプレートまで…肉好きにはたまりません!
最後はスイーツも…もう食べられませんというくらいのボリュームです。
大大大満足でこの日は終了…でも、富良野の魅力はこれだけではありませんよ。
〜後半へ続く〜