初めまして。石田紗英子と申します。
皆さんお散歩は好きですか?
私は奈良県で生まれ育ったのですが、幼い頃から、父と史跡巡りをしていたのが歴史好きの原点で、今も暇さえあれば古地図を手に歴史現場を探索しています。
せっかく歩くなら、何か新しい発見をしたい!と思っている方におすすめのイベントをご紹介します。
そのイベントが、「バヅクリ」。
バヅクリとは
「遊び、学び、つながる」をテーマにした月額会員制の遊びのコミュニティ。
さまざまな体験のプロである「部長」が中心となって、毎月10回以上のオンライン参加型のアソビ・学び・つながるイベントを開催、そしてコロナと戦うみなさんの生活に彩りと豊かさをもたらしてくれるサービスです。
子供から大人まで参加OK、部員でない方も一般・体験参加枠として参加できます。
今回はそんなバヅクリの「歴探部」部長になり、第一回イベントを開催いたしましたのでご紹介します。
*歴探部に参加するメリット*
・1人で黙々とではなく、気の合う仲間と一緒に史跡を巡れる
・普段足を運ばないような史跡へ行ける
・歴史の知識を深められる
etc
今まで知っていたスポットも、その背後にある歴史や生い立ち、文化を知ることで別の楽しみ方ができますよ!
今回は、皇居周辺をお散歩していきます。
和田倉噴水公園から徒歩3分ほどにある大手門。ここは江戸城の正門であった門です。
因みに、住所は『東京都千代田区千代田1』で、郵便番号は『100-0001』。
明治維新当時、こちらがいかに中心地であったかが伺い知れますね。
皇宮警察による荷物検査を受けて、いざ登城!
大手門の大きさに圧倒され、そのまま中に進んでいくと、『同心番所』『百人番所』『大番所』と番所が続きます。
(将軍に拝謁するために、どんだけ検問所を通過しなければいけなかったの!)
番所には、いざという時のために腕の立つ者たちが常駐し、24時間体制で守っていました。駕籠から降りずに通れたのは、尾張・紀伊・水戸の御三家のみ。どんな大名であっても厳しくチェックされていたようです。
いよいよ『本丸』跡へ。面積およそ東京ドーム2.5倍もの庭園が広がります。
本丸は3つのパートからなり、公式行事を行う大広間などがある『表』、将軍の官邸と言える『中奥』、そして、将軍の妻子や女中が生活していた『大奥』で構成されていました。
『忠臣蔵』で知られる、浅野内匠頭が吉良上野介を斬りつけた松の廊下は、『表』の南西部にありました。
実は天守閣、初代家康・2代秀忠・3代家光によりに3度建て替えられていて、それがまた明暦の大火で焼失。そこからは再建されることはありませんでした。
天守閣が存在したのは江戸時代初期のわずか50年ほどだったと言われています。
『三の丸尚蔵館』前の売店には地図も置かれてますので、道に迷ってしまいそうという方は是非そちらお持ちになって散策してください。
四季折々の花に心癒されながらの歴史散歩。素敵な時間が流れること間違いなしです。
大手町駅から徒歩5分、東京駅から徒歩7分ほどの場所にある和田倉噴水公園。
公園の中にある『和田倉噴水公園レストラン』はパレスホテル運営で、美味しいビュッフェを提供されています。行き届いた接客、眺望も◎で、居心地は最高。
バリアフリー対応。車椅子やベビーカーと一緒に入れる広いお化粧室有り。清潔なオムツ替え台もあってママも安心!