JR二条駅から徒歩で5分ほどでアクセスできる中華料理店。
ここの隠れた名物料理が「てりどんきんし」(950円・税別)。甘辛いタレに絡めて焼いた豚肉を錦糸たまごを敷いたごはんにのっけたガッツリ系の一品です。
見た目ほど重くはなく、気づけば平らげていた…という人も多いとか。ちなみについてくるスープが癖になります。ぜひお試しを!
世界遺産にも登録されている二条城へのJRの最寄り駅。
かつての駅舎は日本最古級の木造駅舎と言われて大変貴重でしたが、平成8年に現在のドームが特徴な開放的な高架駅として生まれ変わりました。
(ちなみに旧駅舎は、京都鉄道博物館に移設されています)
ここはJR山陰本線で特急を含め、すべての列車が停車します。目的の保津峡駅は各駅停車しか停まりませんのでご注意を!
関西の隠れた秘境駅としても知られる保津峡駅。全国的にも珍しい橋の上の駅です。眼下には保津川が流れ、周りは見渡す限りの木々。
でも、ここも京都市内(厳密に言うと、ホームは京都市西京区ですが改札口のある駅舎は亀岡市に属します)。
寺や神社の雰囲気もいいですが、市内中心地から30分もしないで緑に囲まれた癒しの空間で手軽にリラックスできます。
JR保津峡駅からトロッコ保津峡駅へは約1km。細い舗装道を歩いていくことになります(車通りはあまり多くはないですがくれぐれも気を付けて!)
トロッコ保津峡駅はかつての保津峡駅。実は旧山陰本線がここを通っており、この旧線を今は観光列車としてトロッコが走っています(トロッコ嵯峨~トロッコ亀岡)。
保津川を渡ると駅のホームへ。たくさんのタヌキが出迎えてくれますよ!
次のトロッコ列車まで時間があれば、保津川のほとりへ。時折、保津川下りの渡し船が通り、お客さんが手を振ってくれます(笑)。
遠くからガコンガコン…と鈍い音を響かせ入ってきたのはトロッコ。
観光列車として日本各地でも走るようになりましたが、やはりその魅力は「自然と近い」こと。
速度もゆっくりなので、風や空気を感じながら風光明媚な景色を思う存分楽しめるのもトロッコの魅力。
保津峡で見た保津川も次第に緩やかな流れになるのを感じつつ、車掌さんの軽快な解説と歌付き(!)でいろんな保津川の顔を楽しめます。
途中のトロッコ嵐山駅が嵐山までの最寄り駅ですが、せっかくなので最終駅のトロッコ嵯峨駅まで乗っちゃいます。
いよいよトロッコの旅も終了。終着駅はJR嵯峨嵐山と併設されたトロッコ嵯峨駅です。
トロッコは1時間に1本のペースで運行されています。運賃は1回乗車するごとに630円。
今回は乗車後に車掌さんから購入しましたが、事前購入もできます。
サクラや紅葉の時期は混雑しますので、事前に購入した方が安全かもしれませんね。
縁結びの神様が祀られてるとして多くの人が訪れる野宮(ののみや)神社。
この神社に行けばぜひ見てほしいのが苔の庭。
見事なほどに広がった緑色の苔は目にも優しく、心まで優しく落ち着けてくれます。
木の陰に目をやれば…トトロが佇んでいそうな雰囲気です。
嵯峨嵐山のシンボルのひとつとしてよくポスターなどで目にする竹林。
青い光を浴びながら、左右から迫りくる荘厳さも感じられる竹を眺めながら歩いた先には…。
季節ごとに花や紅葉が楽しめる穴場の公園があります。
少し高台に位置しているので開放感もあり、奥には先ほどの眺めた保津峡も見える展望台もありますよ。
亀山上皇が橋を渡るように動いていく月を眺めて「くまなき月の渡るに似る」と言ったのは平安時代のこと。それがここ渡月橋の名前の由来だそうです。
そんな歴史も感じられるこの橋は、実は府道の一部。
歴史的、観光的だけではなく経済的にもなくてはならない生活道路としても大事な橋なんですね。
嵐電嵐山駅のすぐそばにある、ロールケーキ専門店「ARINCO(アリンコ)」。
今回はここの「ARIPA!(抹茶)(680円・税込)」をオーダー。
なめらかなソフトクリームに抹茶ロールケーキ、抹茶チーズケーキ、抹茶コーンフレーク、そして抹茶パウダーと抹茶づくし!
一口ごとに味も食感も変化していくので、思わず夢中であっという間に完食~。
嵐山に来たらぜひトライしていただきたい一品です!
旅の最後は京都市内と嵐山を結ぶ嵐電(らんでん)に乗っておしまい。
嵐電は嵐山駅と四条大宮駅と北野白梅町駅を結ぶローカル列車で、1回乗車につき220円の均一料金でICカードも使えるので便利!
京都市街地から嵐山の観光には欠かせない存在です。
また、駅名改称で日本一長い駅、「等持院・立命館大学衣笠キャンパス前(とうじいん・りつめいかんだいがくきぬがさきゃんぱすまえ、26文字!)」駅が誕生したので、訪れてみるのもいいかも!?
現代だけでなく昔から、京都には人を寄せ付ける不思議なパワーがあります。
結果として、かつては都となり寺社仏閣が建立され、今はそれを見に来る観光客がやってくる…。
そんな京都の魅力は自然のパワーから生まれたのかもしれません。
市内中心部もいいですが、ちょっと視点を変えて京都の自然のパワーも感じに行ってみてくださいね!