こんにちは!
神社仏閣大好き♡御朱印ガールの 高橋 のりこ です。
本日はサラリーマンの街「新橋」までやってきました。
目的の場所は、その新橋駅から、歩いて2~3分とアクセスも良いです。
ただ、新橋という土地柄、ビルの谷間にあり、通常の神社とは若干雰囲気も違います。
”朱い鳥居が目印!”というわけではないので、特に注意が必要です。
(わたしも、最初、迷いましたwww)
そう、着いた場所は「烏森神社」です。
細い路地の先にあったのは、なんとコンクリート造りの鳥居!
これにはかなりビックリ!!
数多くの神社仏閣に行っているわたしも、こういうのは見たことがありませんでした。
その向こうに見える社殿もコンクリート製。
このあたりも都会の神社って雰囲気ですね~( *´艸`)
こちらの神社のお話をする前に、まず「烏森」(からすもり)の由来からお話しましょう。
烏森の地は、古くこのあたりが「武蔵の国桜田村」と呼ばれていた時代には、江戸湾の砂浜で、一体は松林であったとされています。
その為当時この地帯は「枯州の森」あるいは「空州の森」と言われておりました。
しかもこの松林には、烏が多く集まって巣をかけていた為、後には「烏の森」とも呼ばれるようになりました。
それが烏森という名の起こりとされています。
明治以降昭和7年まで町名として使われておりましたが、その後新橋に改められ、
今ではJR新橋駅の烏森口としてその名をとどめています。
こちらの御由緒は、平安時代の天慶3年(940年)に、東国で平将門が乱を起こした時、
むかで退治で有名な鎮守将軍藤原秀郷(俵藤太)が、武州のある稲荷に戦勝を祈願したところ、白狐がやってきて白羽の矢を与えたというのです。
その矢を持ってすみやかに東夷を鎮めることができたので、秀郷はお礼に一社を勧請しようとしたところ、
夢に白狐が現れて、神鳥の群がる所が霊地だと告げたのだそうです。
そこで桜田村の森まできたところ、夢想のごとく烏が群がっていたので、そこに社頭を造営しました。
それが、烏森稲荷(いまの烏森神社)の起こりであると言われています。
明暦の大火(世界三大大火の一つに数えられる俗名 振袖火事)が起こった際、
江戸市中は焼け野原となり、もちろんこちらの周辺も大方焼けてしまったそうです。
ところが烏森稲荷社だけは不思議にも類焼を免れたのです。
これは神威の致すところと考えられ、以降烏森神社に対する信仰は日に日に厚くなっていったと言われています。
また、椙森神社(日本橋)柳森神社(神田)と併せ「江戸三森」として古くから崇敬されています。
明治6年にはこれまでの烏森稲荷社の社名を烏森神社と改め、新橋烏森の守り神として多くの人々から信仰されています。
昭和46年には御社殿を造営し現在に至っています。
今回、わたしがお詣りさせていただいたのは、ひなまつりの頃。
境内はピンク一色になっており、女心をくすぐります。
こちらの神社さんの人気を一気に押し上げたのは、まさに「ピンクの御朱印」でした。
数年前には、社会現象にもなるほどの人気ぶりで、その対応策のため、現在は書置きでの対応に変わっております。
それも転売等の問題も抱えており、なかなか解決策がないのが残念です。
こちらが社務所です。
御朱印やお守り、おみくじはこちらになります。
こちらの御朱印は500円になります。
そして、心願色みくじを一緒にお願いすると、御朱印に透かし印を押していただけます。
こちらも500円になります。
実は、このおみくじはちょっと変わっています。
「心願おみくじ」といって、4色から選びます。
それぞれの色には意味があって、赤(恋愛・良縁)、黄(金運・幸運・商売)、青(厄祓・仕事学業)、緑(健康家庭)。
専用書き処にて同色のペンで願い事を記した後結び紐に付けます。
この願い札は後日、神官による厄祓祈願が行われるそうです。
こちらの神社さん。
とても素敵だと思うのは、神職の方や巫女さん、神社関係者のあたたかいおもてなしです。
いろんな神社仏閣に行っていると、対応はみなそれぞれ…
でも、こちらでは、本当に心がほんわかするようなそんな対応が、わたしはすごいと思います。
そして、大好きな神社のひとつでもあります。
そして、大人気の御朱印がこちらになります。
今年は、四隅にキラキラの桃のシールが貼ってあり、さらに可愛くなってました。
先ほども書きましたが、こちらの御朱印、あまりの人気の為いただく際にはいろいろな条件がつくようになってしまいました。
手持ちの御朱印帳に書いていただくには、日にちが決まっているようなので、公式ツイッターやホームページなどでご確認ください。
このひなまつりの御朱印の他に、年に10回ほど限定の御朱印をいただくことができるとの事。
ファンの多い神社さんなので、御朱印をいただくのに多少の待ち時間もありますので、
時間に余裕を持ってお出かけくださいね。