ディナーコースでは"Nabe"と"Wakan yosai"の2コースを用意。
”Nabe”は〜漢方三元豚と厳選野菜の薬膳ブイヨン鍋コース〜というデトックス&長寿がテーマの最強『食労寿(クロス)鍋』にオードブル三種盛り合わせとデザートを組み込んだコースでお一人様6,000円。
”Wakan yosai”は〜『和漢洋才』の世界を堪能するコース〜10皿14品・お一人様8,000円で、今回はこちらのコースより一部を。
まず一品目は"ブイヨン・ド•レギューム"。
駝鳥(ダチョウ)のラヴィオリセージのユイルから。
一杯目のスパーリークリングと共にいただきます。
創業当時から全国の契約農家や自社農園からの旬の野菜を中心とした料理とビオワインを提供してきたCROSS TOKYO。今回のリニューアルではさらに素材だけでなく調理法も進化した。
シェフが研鑽を積んだフランス料理の調理法に、古代中国の皇帝の食事を管理した「食医」の考え方や日本の「医食同源」の思想を加えた新コンセプトとして、「和漢洋才」を掲げることになったのだという。
こちらのメニューは「五行のパレット」と名付けられた一皿で、五臓六腑に良い循環をもたらす五品で構成されており、うち三品にはそれぞれペアリングワインが用意されていた。
白ワインをあえてのデキャンタで提供する面白み。
サフランの香り漂う肉厚なフカヒレとそのスープと白ワインのマリアージュは絶品の一言に尽きる味わいだ。
メニューに載っていないお料理も提供された。
こちらはイカスミベースのリゾット。お口直しということだろうか。
もっと食べていたいぐらいの味わいが広がった。イカスミは歯につくのを嫌う人は少なくないが、こちらのリゾットは全くそんなことは気にならないほどに美味しかった。
そしてきっと歯も黒くなるほどイカスミはしつこく付着しない。
「和漢洋才」メニューは「ブイヨン・ド•レギューム」、五臓六腑に染み渡るパレット、自社畑の新鮮野菜、フカヒレの逸品、アンクルート、金目鯛、漢方三元豚など10皿•14品から成る。
筆者は魚or肉のうち今回は肉をチョイス。「宮城県・関村牧場の漢方三元豚カラブリア風コートレット」が提供された。
ソムリエ厳選の赤ワインとの相性も抜群だ。
「和漢洋才」コースのデザートは二品あり、今回は二品目のデザートを頂戴した。ペアリングは終了し、西洋と東洋のどちらかをチョイス。
筆者は西を選び、ミントティーを。東はプーアル茶が提供された。
ニューノーマルの生活様式に合わせて考案された免疫力アップ間違いなしのランチとディナーメニュー。
美しい景色・夜景をながめながら美味しくてヘルシーな料理を求めている人には心からオススメしたい「翌日の体調が違う」料理の数々を堪能できるレストランだ。
CROSS TOKYO(クロストーキョー)
住所 東京都港区赤坂5-4-7 ヘキサゴンビル10F
アクセス 東京メトロ千代田線「赤坂駅」3a出口より徒歩1分
TEL 03-5545-5408
営業時間 ランチ 11;30〜15:00(ラストオーダー14:00)
ディナー 18:00〜23:00(ラストオーダー22:00)
定休日 不定休
URL https://cross-tokyo.com/