こんにちは!
御朱印ガール♡の 高橋 のりこ です。
今回ご紹介するのは、「初めてお伊勢参りするの巻」です(笑)
関東方面から向かう私には、なかなかハードルの高いお詣り… しかし、昔の人も数日かけてお詣りしていたのだから、それを考えるとさらにびっくりしますね。
ちなみに、わたしは車でのお出かけでしたので、片道6時間の長距離ドライブ♪ 道中も景色を見ながら楽しむ事ができました。
この時期ですから、各地の美味しいものも食べつつ、もちろん、ソーシャルディスタンスを保ちながらのドライブ旅を心がけましょう!
泊まったホテルから伊勢神宮方面に向かうため、ここ「伊勢志摩スカイライン」を通ります。
ここは、映画「弱虫ペダル」の撮影でも使われたとされて、ファンの間では聖地とされています。
ぜひ、気になる方は、お伊勢参りと併せて行かれると良いと思います。
お伊勢参りと言えば思い当たるのは内宮と外宮ですが、実はそれだけではありません。
時間があれば、ぜひ、こちらにもお参りしましょう。
それは、伊勢志摩スカイラインの途中にある「金剛證寺」です。
「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊かけねば片参り」と伊勢音頭の一節にも唄われたように、伊勢神宮へお参りする人々はこのお寺にも参詣するのが習わしでした。
御本尊の「福威智満虚空蔵大菩薩(ふくいちまんこくうぞうだいぼさつ)」は、日本三大虚空蔵菩薩の第一位として広大無辺な福徳・威徳・智徳の三徳を有する仏様であります。
本堂内では、ご朱印もいただくことができます。
御本尊は秘仏ですが、伊勢神宮の式年遷宮の翌年に、20年に1度の式年開帳をおこないます。
わたしも次回の時には、ぜひ、そのお姿を拝んでみたいと思います。
伊勢スカイラインを降りると、ほどなく伊勢神宮近くに差し掛かります。
実は、伊勢神宮のすぐ側にも、これまた強力なパワースポットがある事はご存じでしょうか?
伊勢参りに行ったら、ぜひ立ち寄っていただきたい場所、それがここ!「猿田彦神社」です。
猿田彦神社は、外宮と内宮のを結ぶバス路線の途中にあり、また、内宮まで徒歩圏内なので、かなりおすすめなのです。
もちろん、駐車場も完備ですが、台数に制限がありますので、出来れば公共機関を利用するといいと思います。
(祈祷を希望の方、または30分以内の駐車は無料)
ここ猿田彦神社の御祭神「猿田彦大神」は、”みちひらきの大神”と呼ばれています。
瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)が天界より宮崎県の高千穂に降り立った際(天孫降臨)、地上界を案内して差し上げたのが猿田彦大神なのです。
また、ここ伊勢の地より全国を開拓したとされることから、”みちひらき”の神とされています。
ご本殿は「さだひこ造り」と呼ばれる二重破風の妻入造を施した、独自の建築様式を用いています。
さらに、随所に八角形の柱が使われており、八方除けを意味しています。
お詣りの際には、ぜひ探してみましょう。
神社の中でも一番のパワーが集まる場所がここ、「方位石」(古殿地)です。
みちひらきの御神徳を表す八角形の柱で、かつて御神座があった神聖な場所に建てられております。
境内の中央にあるので、うっかり見落とすこともありません。
まずは御本殿にてお詣りを済ませた後、こちらに向かってください。
文字盤には24方位を表す文字が掘られていて、願いによって触れる順番があるそう…
仕事運「亥→卯→未」、金運「巳→酉→丑」、人気運「寅→午→戌」、家庭運「申→子→辰」
ご利益のポイントとしては、自分の願いを思い描きながら叶えたい願いの順番に石を文字に触れるといいそうです。
ぜひ、忘れずにお詣りしたいですね!
境内には他にも見どころがあります。
「たから石」は、石の形が宝船に似ていることからそう呼ばれるようになったそうで、上に白蛇が乗っているように見える事でさらに縁起がいいとされたようです。
また「さざれ石」は、あの”君が代”にも歌われているアレです。
いろいろな神社で見られるものですが、小さな小石が大きな岩にまでなることになぞられ、人の成長と重なることから縁起物とされています。
そして、本殿脇には子宝池まで… こちらは猿田彦大神の子孫である宇治土公家の産霊神が祀られています。
狭い境内ながら、ご利益がいっぱいのスポットが点在していますので、忘れずに見ておきましょう。
もうひとつの注目スポット!は、境内社の「佐瑠女神社」です。
天孫降臨の際に、天照大御神の命により瓊瓊杵尊と猿田彦大神の間を取り持ったのが天宇受売命(アメノウズメノミコト)。
そのことから、縁結びの神様と言われています。
さらには、“天照大神が天の岩戸に籠もられた際に踊った神様”という事で、芸能の神様としても有名です。
たくさんの芸能人が奉納した旗もありました。
その道で成功したい方はぜひぜひお詣りくださいね。
神社の前には、招霊(おがたま)の木があります。
先ほども触れた通り、天照大神が天の岩戸に籠もられた際、手に持っていたのがこの木だったと伝わっています。
また、秋に房状につく実の形から舞姫の持つ「神楽鈴」が作られたともいわれています。
こちらもぜひ注目して見てみましょう。
本殿向かって左手に社務所があり、お札やお守り、御朱印などはこちらで対応してくださいます。
また、神社の奥には御神田と呼ばれる田んぼが広がります。
神聖である場所というだけでなく、季節折々の姿を見せる稲穂を見るのもなかなかいいものですよ。
今回は、みちひらきの神を祀る「猿田彦神社」をご紹介しました。
何かを始める時や、進路に迷ったとき、また新年最初にお詣りするには最適の場所です。
また、恋する女子にもおすすめスポット。佐瑠女神社で縁結びパワーをいただいてください。
そして、もちろん伊勢神宮と一緒にお詣りするのもGOOD!
伊勢旅行を計画している方は、ぜひこちらにもお詣りしてみてください。
そして、お腹が減ったらこちらはいかがですか?
猿田彦神社からは徒歩圏内にある「おはらい町」&「おかげ横丁」
やっぱり食べ歩きやお土産のお買い物は、旅行の楽しみですよね~♪
せっかくなら、地元の美味しいものが食べたい♡ そんな願いを叶えてくれたのがこちら!「二光堂 寶来亭」さん。
松阪牛のステーキ丼から伊勢うどん、手ごね寿司まで、欲張りさんには嬉しいお店でした。
内宮からすぐの場所にあるお店なので、気になった方はぜひ立ち寄ってみてください。