GoToトラベルキャンペーンも始まり、少しずつ観光地に賑わいが戻ってきました。
こんにちは!
温泉大好き♡絶景ハンターの nori です。
今回の旅のテーマは「三密を避けて、おこもり旅」です♪
まだまだ心配な事だらけではありますが、やっぱりお出かけしたい…
そうだ!それなら、露天風呂付のお宿なんていいんじゃない?って事で、本日は箱根に向かって出発です。
都内を走っている時は青空も見えていたんですが、今日はそんなに予報は良くないんです。
雨にならなきゃいいけど…
箱根は去年の紫陽花の頃に来た以来だから、1年ちょっとぶり…かな?
ここ箱根は、昨年の台風19号で甚大な被害がありました。
台風以外にも、噴火警戒レベル引き上げやコロナ禍の影響で”三重苦”とも言われました。
観光の目玉の箱根登山鉄道は、線路そのものが流され、長い間、運休せざるをえない状況が続き、この夏にやっと再開することができました。
せっかくの紫陽花の季節には間に合いませんでしたが、本当によかったと思います。
まだまだ復旧途中ですが、これで観光客が戻ってきて、活気が出てくる事を願うばかりです。
そして、今回ご紹介するのはこちら!「ススキの原 一の湯」です。
一の湯グループは箱根に10の施設を持つ、歴史ある旅館でございます。
一の湯の創業は寛永七年(1630年)
現在もその地に建つ塔ノ沢 一の湯本館は、江戸時代に建てられた蔵が今なお健在する中、骨組みは明治時代に造られたものです。
そして、浴場や客室には大正時代、昭和初期の建築様式がいたるところに見られ、伝統的な日本文化の香りを残しています。
塔ノ沢温泉の開祖という意味の一の湯を屋号にし、浮世絵画家 歌川広重の箱根七湯「塔の澤」にも描かれているそうです。
その一の湯グループの中でも、比較的新しい施設のススキの原。今回お世話になった別館は、2019年8月に新しくオープンしました。
このススキの原の最大のウリは、全室露天風呂付という事。
コロナ禍での旅行には、うってつけの旅館!では、早速、中を見ていきましょう。
今回泊まるのは別館なのですが、チェックインは本館のフロントで。
早めに到着したので、チェックイン時の混雑もなく、スムーズにやっていただきました。
もちろん、この時期ですので、体温チェックも必ず行います。
その他の感染予防対策も万全でして、安心して過ごせそうな雰囲気がすでにありました。
フロント脇には、開放的な窓のあるロビーが… ゆっくりと時間を過ごすにはちょうどいい空間です。
その隣には売店もあります。ここでしか買えない、オリジナル商品もありますよ。
では、早速お部屋のほうへ…♪
お部屋の中に入ると、ワンルームマンションのような造りになってました(汗)
まさに”シンプルイズベスト”という感じ(笑)
ですが、多くを望まないタイプの方にはサイコーに居心地のいい空間です♪(←わたしはこのタイプ)
強いて言えば、窓が少ないのでちょっと暗い感じはしますが、基本、部屋で過ごすのは夜だけですので…
それを考えれば、これで十分かな?という気もします。
ちなみに、こちらの通常の宿泊料金と言えば、1泊2食付12,870円~。土日には20,000円以上になるのですが、GoToトラベルキャンペーンを使えばそれが35%オフ!なんとお得なんでしょう!
しかも、現在、一の湯さんでは「創業390年祭り」を開催中。さらにお得に泊まれるプランなどがたくさんありますので、併せて利用するといいですよ。
わたしたちが泊まったお部屋は最大3人まで泊まる事ができます。
入って左手前の小上がり部分にベットが2台あります。もう一人はソファーベットで寝る形です。
そのローソファーがある場所は畳敷き。真ん中にはちゃぶ台があって、お茶とお菓子が置かれています。
これは外国人に受けるタイプのお部屋ですね。
実は、コロナ禍の前は、こちらのお宿は多くの外国人が泊まっておりました。外国人用のプランもあったくらいです。
それがいまでは…
まぁ、日本人もこの雰囲気は落ち着きますが(笑)
お部屋の設備などは最低限のものだけです。
タオル、ポット、金庫、冷蔵庫の中は空になってます。
洗面所も同じく、必要最低限。歯ブラシ、ひげそり、ブラシ、シャワーキャップなど。
逆にこれだけ潔いほうがいいのかも… 使わない化粧品類で埋め尽くされているよりは清潔でスッキリ。
全体的に、お掃除は行き届いてる感じです。
そして、何よりも嬉しいのがこちら!
全室完備の露天風呂です♪もちろん温泉、しかも源泉かけ流しです!!
わたしがチョイスしたのは、その中でも2部屋しかないにごり湯のお部屋。
このお湯がたまらなく大好きなんです。
お風呂の手前には独立したシャワールームもあります。
やっぱり部屋風呂があると、気兼ねなく何度も温泉を楽しめるのでいいですね~♪
これぞ、幸せの極みです♡
しかも、このコロナ禍ですから、他の方との接触をなるべく減らしたいという人にも持ってこいです。
もちろん、大きなお風呂でゆっくりしたい人には、本館の方に大浴場もあります。
こちらも万全の感染対策がされているので、安心して使用できました。
しかも、時間のせいか、はたまたコロナのせいなのか、大浴場が貸し切り状態でした(笑)
周りを木々に囲まれていて、お風呂に入りながら森林浴ができちゃうなんて最高です。
露天風呂は大涌谷温泉、内風呂は大平台温泉が楽しめます。
ちょっと熱めですが(わたしが入った時)、ついつい長いしちゃいました。
食事はお食事処でいただきます。
こちらも入口では必ずアルコール消毒をしてから入りますし、中も密にならないように時間をずらし、距離も空けてくれてます。
そこまでしてくださると、こちらも安心して過ごせますね。
前菜は酒肴3種盛り、摘み上げ湯葉の冷し小鉢は一の湯の名物です。
茄子のはさみ揚げもとっても美味しかったです♡
メインは「名物特産豚の美味出汁しゃぶしゃぶ」
これがですね、とっても美味しかった!そう、お出汁がわたし好みでした。
我が家は小食なのでこれで十分すぎるくらいでしたが、もし足りない方はお肉を追加する事もできます。
さらに嬉しいのは、なんとっ!こちら、時間制限はありますが、飲み放題もついているんです!!
ビールはもちろん、酎ハイやお酒、ソフトドリンクもあるので、思う存分楽しめます。
みなさん、飲みすぎ注意ですよ。
そして、なんとなんとっ!こちらの目玉は飲み放題だけではありません。
1テーブルに1匹、金目鯛の姿煮が標準で付くのです!!
多分、他で食べたら数千円はするであろう、とても立派な金目ちゃんです。
しかも、味付けもサイコーに美味しい!
お魚の煮物って、どちらかと言えば濃いめの味付けのほうが美味しいんです。そういう意味でもGOOD!
タレが美味しいので、男子なんて、ご飯にかけて食べちゃうのもいいかもね。
最後は水菓子と一の湯コーヒーで〆。
こちらのコーヒー、美味しいのでおかわりしちゃいました♡
次の日の朝食は、旅館にありがちなド定番の和定食です。
アジの干物に温泉卵、お新香に煮物など、バランスの取れたメニューです。
しかも、コンロに鍋がかけられてて、朝からなんだろう?と思ったら「野菜たっぷりの”食べる野菜スープ” 」でした。
野菜のお味にショウガがたっぷりと入っていて、体に良さそう!という感じ。サイコーでした。
もちろん、最後はコーヒーで♡ ごちそうさまでした。
ススキの原の名前の通り、お宿から歩いてすぐの場所には仙石原高原があります。
これからの季節は、黄金に輝くススキが見られる場所です。
わたしは8月の終わりに行きましたが、少しずつ穂が見え始めていました。
見ごろは9月下旬から11月上旬、ちょうどこれからですよ。
今回は、箱根にある「ススキの原 一の湯」をご紹介しました。
GoToトラベルキャンペーンと併せて、一の湯の創業390年祭りを使えばさらにお得に利用できます。
ぜひこの際に、露天風呂付のお部屋でゆっくりと秋の箱根を満喫しましょう♪