そもそも焼売とは「中華料理。鶏・豚などの挽肉に野菜のみじん切りを混ぜて塩・胡椒・砂糖で味をつけ、小麦粉をこねて薄く伸ばした皮に包んで蒸したもの」(広辞苑より)
筆者はこれまでせいぜいオーソドックスな豚入りや、鶏肉の焼売、海老焼売ぐらいしか食したことがなかったが、知れば知るほど奥が深い焼売の世界。
今回は今年オープンした都内にある焼売メインのお店へ。
2020年2月17日に新橋にオープンした焼売専門店がこちら。定番の焼売はもちろんのこと、マニアックな焼売がずらり。
スパークリングやワインなどのお酒とともに堪能したが焼売との相性も抜群だった。
東京都港区新橋1-14-8 有信ビル 2F~3F
「しびれ焼売」「イタリアン焼売」「パクチー焼売」「月替わりの焼売」「焼売のクリーム煮」など、これまでに味わったことのない変わり種焼売を存分に楽しめる。
もちろん定番の焼売も文句なしの味だ。
冷凍での持ち帰りも可能な為、自宅でこのバラエティ豊かな焼売の数々を味わうことができるのも魅力。
店内での食事は焼売以外のメニューも美味しかったので焼売メインに、様々なメニューも織り交ぜて楽しみたい。
続いては渋谷駅より徒歩10分ほどのところにあるこちら。
0がつく日を焼売の日として、焼売好きには嬉しい割引Dayがある焼売酒場 小川へ。
東京都渋谷区渋谷3-1-10 1F
名物の焼売はつなぎを使わない餡の9割が肉の為、どの焼売もとってもジューシーだ。
定番の岩中豚の焼売は長崎県産の濃口醤油と和歌山県産の山椒をつけて。
岩中豚の燻製焼売にはダイダイと青唐辛子で。
鴨の焼売には鬼灯と和芥子のソースで。
子羊の焼売にはトマトとパセリのソースを。
揚げ焼売にはポン酢で。
国産鳥の焼売には海老のソース。
つくねのような焼売串には焼き鳥のタレをつけて。
どの焼売も新感覚かつ絶品だった。
全種類の焼売を堪能することをオススメする。
そしてこちらのお店もテイクアウト可能だ。
お店だけでは飽き足らなくなってしまった筆者は自宅にも蒸籠(せいろ)を導入し、お店からのテイクアウト焼売やスーパーなどでも販売している冷凍焼売を蒸して堪能している。
電子レンジでも温められるのでとてもお手軽だ。
一口大で食べやすく、「肉を食べている」感が一口目からはっきり感じられ、かつ皮も薄いので炭水化物でお腹が膨れることもない。
蒸し物は脂の使用を抑えられるので、胃もたれもしにくくダイエット中でもタンパク質摂取に適しているし、
そのまま食べても美味しいが、素材を生かしたアレンジメニューもできるなどなど、
焼売の魅力をあげればきりがないぐらい魅了されてしまった。
焼売専門店は今後もオープンしていくので、どんな焼売が登場するのか楽しみだ。