こんにちは。神社仏閣大好き♡御朱印ガールの nori です。
12月になり、気が付けば年末の足音が聞こえる季節になりました。
例年ですと年末年始と言えば、忘新年会、帰省、旅行、カウントダウンイベント、初詣など人混みや長距離移動を伴う出来事が重なる時期ですね。
しかし、今年はコロナ禍で迎える初めてのお正月。新しい生活様式を意識し、なるべく混雑を避けて行動したい!移動にはやはり車が安心です。
今回ご紹介するのは、新春の千葉穴場ドライブ旅です。みなさんの参考になれば嬉しいです。
まず、都内近郊で初日の出を見たいなら、千葉県銚子市にある犬吠崎がおすすめ!実は、千葉県犬吠埼は、日本で一番早くに初日の出が見られるんです。意外でしょう?
地軸の傾きの関係で、ちょうどこの年末年始の時期だけ、他よりも犬吠埼が一番になるらしいです。
灯台周辺はやはり混雑しますが、駐車場も多くありますので心配しなくても大丈夫。
日の出の時刻は6畤45分頃なので、時間に余裕をもってお出かけしてください。
ちなみに、銚子まではとうやって行くの?って方はこちら。↓
千葉東金道路の松尾横芝 IC からR126号の利用、もしくは、東関東自動車道佐原香取 IC からR356、または潮来 IC からR124で銚子方面へ。
銚子市と言えば犬吠埼灯台がシンボルですが、そのすぐ側に2018年12月にオープンしたのがこちら!「犬吠テラステラス(INUBOW TERASU TERRACE)」です。
1階には「KEY’S CAFÉ」があります。
イートインコーナーも併設されており、海に面したカウンター席や落ち着いて座れるソファやテーブル席があります。
イートインスペースの脇には「ベーカリーズキッチンohana」 たくさんの種類の焼き立てパンがずらりと並んでいます。
また、野菜マルシェでは、新鮮な地元食材がびっくりするようなお手軽価格で提供されております。
2階は広いスペースに、銚子や千葉房総の美味しいものがたくさん並んでおります。地酒や名産の醤油、海産物などもありますよ。
また「犬吠テラステラス」限定のオリジナル商品もあります。クッキーやドレッシングに加え、エコバックやTシャツなどもあり、デザインもオシャレでここでしか買えないものとなればお土産には持ってこいですね。ぜひ、記念にどうぞ!
そして、なんといってもこちら最大のウリは2階の展望テラス!目の前に海が広がる開放的な空間が広がっています。
全面ガラス張りで、天気の良い日には日向ぼっこできそうな、ゆったりとくつろげる場所です。ここには、1階で購入したドリンクやベーカリーを持ち込んで食べる事もできます。
窓に向かって左手の方は、ハンモックベンチになっており、なんと、こちらのネットは漁業で使うものなんだとか… 小さなお子さんにも人気のスペースになっています。
ぜひここに座って、ゆっくりと海を見ながら過ごしてみてください。極上の時間が過ごせますよ♡
銚子市内で初詣に行くなら、こちら「圓福寺」、通称飯沼観音さまが穴場です。
圓福寺はこの銚子市の中心地にあり、古来飯沼観音とも呼ばれ、人々の信仰をおおいに集めました。
銚子の市街は、観音の門前街として発展したそうです。
寺伝によれば、本尊の十一面観世音を拾い上げた漁夫・清六と長蔵が、後に出家して観清(清六)・音長(長蔵)と名乗って観音様を祀ったのが寺の始まりとされています。
弘仁年間(810~824)に弘法大師が巡錫(じゅんしゃく)したとき、連座を作って開眼し、この地の海上長者と称する豪族が、観世音の慈悲と大師の修法力に心をうたれ、財を惜しまずに提供し、壮麗な伽藍を建立して、大師を開祖と仰いだと伝えられております。
その後、海上氏一族の庇護によって発展し、天正6年(1578)には八間四方の観音堂が建てられたそうです。
こちらのお寺は坂東三十三観音巡礼の札所としても数えられています。
昔、旅人の避難所、足柄山や箱根の坂の東一帯は坂東と呼ばれており、その坂東の武者たちは、源平の合戦に九州にまで歩みを進めました。
源平の戦いの後、敵味方を問わない供養や永い平和への祈願が盛んになり、源頼朝の篤い観音信仰と、多くの武者が西国で見聞した西国三十三観音霊場への想いなどが結びつき、鎌倉時代の初期に坂東三十三観音霊場が開設されたと言われています。
ここ圓福寺は、その札所にも数えられる由緒あるお寺なのです。
圓福寺が札所に推挙されたのは、鎌倉幕府に重きをなした東氏や海上氏によって支持されたからといわれています。
そして諸国から飯沼観音に巡礼が集まるようになると、交通の発達した今日では、26番の清滝寺から土浦から佐原を経ておよそ100キロ、車で2時間30分あまりの行程ですが、当時は陸路でも水路でも、巡礼するには銚子で一泊を余儀なくされ、さらに28番滑河龍正院へは60キロ近くあり、どうしても銚子を宿泊地としなければならなかっただけに、門前町として発展し、今日の銚子繁栄をもたらしたとされています。
そんな由緒あるここ飯沼観音で、1年の無事を祈るのもいいですよね。
そんな銚子市から車で30分ほど。千葉県旭市まで来ました。もう一か所、穴場のパワースポットをご紹介します。
ここは、「鎌数伊勢大神宮」と言います。千葉のお伊勢さまと言われ、地元の方に愛されております。
鎌数伊勢大神宮(かまかずいせだいじんぐう)は、寛文11年5月(1671年)に干潟八万石総鎮守として創建された神明社です。
江戸時代前期の寛文年間(1661年-1673年)に、辻内刑部左衛門と白井次郎右衛門らによって太田ノ胡水とも呼ばれた広大な湖である椿海の干拓が始められました。
干拓事業が盛んに行われていた頃、農民たちからの強い反発と工事の失敗や事故が度重なり、頭を抱えた辻内刑部左衛門は、ご神徳を得るために伊勢桑名藩主松平定重を通じ、伊勢神宮御師である梅谷左近太夫長重に工事の無事を祈願しました。
神様のお告げのあった場所から工事を始めると、不思議と事故も反発もなくなったそうです。
ちなみに、鳥居をくぐった先の手水舎の脇にある、苔むした岩にみえるものは、なんと塩の塊なんだとか。そう、塩の化石なんですって!
これは、ここがかつて海であったことを表しているという事です。
御祭神は、伊勢神宮と同じ天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)
天岩戸の神隠れで有名な神様です。一般的には太陽の神様と言われています。
太陽光は全ての生命体を支えている原点であることから、あらゆる事にご神徳を発揮すると言われています。
鎌数伊勢大神宮では椿海干拓事業の際に、工事の無事を祈願し、辻内刑部左衛門の大願を成就したという逸話から特に五穀豊穣、天下泰平、工事安全、商売繁盛の御利益があると地域の人々より厚く信仰されております。
拝殿の前には、可愛い絵馬が飾られていました。心願成就は椿、合格祈願は桜、学業成就は菅原道真公でした。
境内は、とても広く、すっきりとしておりました。
絵馬のモチーフになっている椿や桜も植えられており、季節折々の花を見る事ができます。
また、境内左手には稲荷大明神もお祀りされております。
お稲荷さんと言えば、五穀豊穣に商売繁盛です。また、出世や仕事運アップにもご利益があります。
小さなキツネさんに願いを込めて奉納しましょう。
こちらの御神木は大銀杏。
銀杏の木は大きくなると、写真のように乳房状のものがいくつも垂れてきます。乳垂(ちだれ)または気根(きこん)と言って、空中に伸びる根だそうです。
見た目が乳房に見える事から、母乳の出がよくなるようにとか、あるいは安産のご利益があると言われています。
その側には夫婦杉もありました。
こちらの杉の木は、2本に見えて、根本がつながっていて、さらに、その間からは子供の木が生えているのです。
この杉の木を撫でてお祈りすると、子宝に恵まれると言われているそうです。
ここは隠れた恋愛パワースポットでもあるようです。
密かに彼との関係が上手くいくようにお願いしてみては?
社務所には可愛いお守りがずらりと並んでいました。
わたし個人的におすすめなのは、月替わりで登場する「花守り」 季節のお花がモチーフの可愛いお守りです。
毎月1日から拝受することができるのですが、かなりの人気のため、月の初めにはなくなってしまうので、欲しい方は早めに行かれるといいでしょう。
ちなみに1月の花守りはお休みのようです。
また、月替わりで登場する御朱印も大人気!
毎月、それを楽しみにお詣りされる方も多いようですよ。
初日の出スポットならこちらもおすすめ! 千葉県九十九里町です。ここはなんと、ちょうど目の前の海から、真正面に日が登ります。
しかも、九十九里町なら午前6時頃までに着けば、十分、初日の出に間に合います!駐車場の数も結構ありますので、十分に停められます。
長く続く海岸線ですので、どこで見てもオーシャンビューです♡ ちなみに、銚子の犬吠埼よりさらに穴場スポットです(笑)
そうそう!九十九里町には、日本にここだけの「幸せの青いポスト」があるんですよ。
以前にも記事にさせていただいてますが、こちらのポスト、列記とした”郵便ポスト”なんです! なので、ちゃんとお手紙を出す事もできます。
そして、そんな「幸せの青いポスト」があるのは、ここ!「海の駅九十九里」
ここには、九十九里の美味しいがたくさんあります♪
こちらの海の駅九十九里は、例年ですと元旦から元気に営業されておりました。(直売所とフードコートに関しては朝の6時30分から営業)
ただ、今回は多少の変更もあるかもしれませんので、ホームページより確認されてから行かれると良いでしょう。
海の駅九十九里のHP ⇒ http://uminoeki99.com/1009/
そして、九十九里の海を満喫したら、帰りはやっぱり「お土産」でしょう♪
九十九里町からは車で20分ほどの場所、東金市にあるのは「道の駅 みのりの郷」です。
ここでは、地元食材をはじめ、千葉県内のおすすめ商品がたくさん揃っております。
特に採れたての新鮮なお野菜が豊富にあって、しかも、お値段は都内の半分くらいというのだから、びっくりしちゃいます。
もちろん、ここでも九十九里の海産物があります。海の駅で買い忘れちゃっても大丈夫ですよ!
みなさん、新年に巡る千葉の穴場スポット、いかがでしたか?
どのスポットも過度な混雑は避けられる場所ですので、お正月の気分を味わいながら、楽しめる事間違いなしです。
うがい、手洗い、マスクでソーシャルディスタンス!
「with コロナ」の時代を意識した旅行計画は、自分が楽しむだけでなく、相手の事を思いやった行動を心がけましょう。