2020年もあと1か月を切りました。今年はコロナ禍で迎える初めてのお正月。
新しい生活様式を意識し、なるべく混雑を避けて行動したいですね。
こんにちは。
神社仏閣大好き♡御朱印ガールの nori です。
みなさん、「幸先詣」というのはご存じですか? なんだか聞きなれない言葉ですよね。
お正月と言えば、1年の中で神社仏閣が1番混雑する時期です。三が日は、対策をしないと初詣で密になるとかなり前から心配されておりました。
そんな中、「幸先詣」というものが考えられました。
以前、年内にお詣りをする「年末詣」というのをご紹介しましたが、そちらは昔からあった風習です。
しかし、今回の「幸先詣」は新型コロナウイルス感染予防対策として考えられた新たな試みなんだそうです。
命名の由来は「幸先よく新年を迎えられますように」という願いが込められていて、「年内に神様へ今年1年間の神恩を感謝し、新たな年のご加護を願うというもので初詣の混雑を避け、ゆったりとご参拝いただき、新年の「幸(さち)」を「先(さき)」に戴きましょう」という意味なんだとか…
ちなみに、年末詣って何?って方はぜひこちらの記事をどうぞ!
『年末詣』って知ってる?来年こそ運気をあげたいならぜひ!今年中にお詣りに行こう♪
では、幸先詣にはいつ行けばいいでしょうか?
本来、12月13日は「正月事始め」の日とされており、新年を迎えるにあたって、すす払いや門松の材料を取りに行く「松迎え」の習慣がありました。
元々江戸城で12月13日にすすを払っていたのが庶民にも広がって、それがいまの年末の大掃除につながっていると言われています。
なので、幸先詣は12月13日から31日までとしている神社仏閣が多いようです。
また、年が明けてから行きたいという方には、三が日ならぬ、「三十三が日」を推奨しているところも。
茨城県にある鹿島神宮では、蜜を避けてゆったり詣でてほしいと言う事で、古くから新年の意味合いを持つ節分までを初詣の期間と推奨しています。
他にも感染対策として、手水舎の柄杓の撤去はかなり前からありましたが、さらにリスク回避として、拝殿の前の”鈴緒”(すずのお)を取り外す神社さんもあるようです。
みなさんも、考えられる対策をした上で、十分に気を付けて行動しましょう!
では、都内近郊で最近人気急上昇の素敵な神社さんをいくつかピックアップさせていただきます。
今回は、わたしが千葉在住という事で、比較的都内から行きやすい千葉の神社さんをご紹介します。
まず最初は、初めてご紹介する「菊田神社」さんです。
こちらは、JR津田沼駅から歩いて15分、京成津田沼駅からは徒歩3分の距離にあります。
街中にあるので、駐車場も完備ではありますが、台数が少ないので注意が必要かと思います。
神社には魔よけのために置かれている狛犬ちゃんがいるのですが、こちらの狛犬ちゃんは顎が少し突き出た、愛嬌のあるお顔をしているのです。
これが御朱印ガールの間では有名な”アイーン狛犬”なんです。こちらの神社さんを一躍有名にいたしました。
このアイーン狛犬は御朱印帳や絵馬にもデザインされ、御朱印のスタンプにも登場しますので、ぜひチェックしてみましょう。
菊田神社は、習志野の守護神として、平安時代の弘仁年間(西暦810年代)には神社として創建されていたそうです。
御祭神は、大己貴大神(大国主命)、藤原時平命。
御神徳は、縁結び、厄難除、安産、商売繁盛。
拝殿には、たくさんの彫刻が施され、信仰の高さが伺えます。
古くは久久田大明神と呼ばれ、その後、江戸時代になってから今の菊田神社と呼ばれるようになったそうです。
実は、こちらの境内は船の形をしているんですって! ぜひ、上から見てみたです♪
本殿裏手には、下総三山七年祭りに使われる立派な御神輿もありました。
ぜひ、忘れずに見てみてください。
そして、先ほどから話題になっている、アイーン狛犬ちゃんが描かれている可愛い御朱印帳です。
数種類ありまして、わたしは大判のピンクをいただきました。他にはないデザインに、テンションがあがります♡
また、御朱印のほうも、限定のものが月替わりで登場しています。
こちらにもアイーン狛犬ちゃんがいて、思わずほっこりしてしまいます。
デザインもとても凝っていて、墨書きも芸術的! 確かに、毎月通われる方がいるのもうなずけます。
みなさんもぜひ、可愛い狛犬ちゃんに会いにお出かけしてみてくださいね。
成田山新勝寺からすぐの場所にあるのが、「埴生神社」(はぶじんじゃ)さんです。
埴生神社は、成田総鎮守として、近隣の人からは「三の宮様」と呼ばれ、親しまれ崇拝されています。
「子育ての神」として、安産、初宮参りや七五三詣の参拝者が多く、成田の産土様(うぶすなさま)として厚く崇敬されています。
地元に愛されている神社さんって、すごくあたたかい雰囲気がして、わたしはとても好きです♡
成田山新勝寺は激混なので、逆にこちらでゆったりとお詣りされるのがおすすめ。
もちろん、新勝寺参道までもすぐなので、新年の初売りのお買い物もできますよ。
こちらの神社さんでは、例年だとお正月限定の御朱印があります。
2021年の情報はまだ不明ですので、気になる方は行かれる前にチェックされた方が無難です。
こちらの詳しい様子はこちらのプランからどうぞ!
成田の総鎮守!子供の健やかな成長を願う「埴生神社」に行ってみた♪
その埴生神社よりさらに東金方面に30分車を走らせます。
着いた先は成田市のお隣、千葉県富里市にある「富里香取神社」です。思ったより小さな神社さんでびっくりしたのですが、その割には駐車場もしっかり完備されていました。
富里市は全国的にも有名なスイカの名産地だそうで、そんな場所にあるこちらの神社さんには全国でも珍しい”スイカ”のお守りや絵馬がずらりと並んでおります。
田舎で農家の多い地区なので、五穀豊穣のステッカー守りには、なんとトラクターが書かれておりました(笑)
そして、御祭神が勝負の神様という事もあり、「西瓜勝守」なるものも。
そんな富里市には、給水ならぬ「給すいか」をしながら走る「スイカロードレース」が6月に開催されています。その時には「すいすい快走」できるように、お守りを求めるランナーが多くお詣りに来るそうです。
驚きなのはこちらのオリジナルの御朱印帳!なんと、御朱印帳までスイカなのですよ。実は、こちらの御朱印帳を他の場所で持っていたら、「それはどこの御朱印帳ですか?」と声をかけられました。やっぱりインパクト大なんですね♡
こちらの詳しい様子はこちらのプランからどうぞ!
千葉パワースポット巡り!”スイカ推し”の神社「富里香取神社」に行ってみた♡
次にご紹介するのは、千葉県市原市にある「鶴峯八幡宮」です。
こちらの神社さん、さほど大きくはないのですが、関東各地から参拝に来る方か後を絶ちません。
というのも、やはりブームでもある御朱印目当ての方が多いのだそうです。月替わりや期間限定の御朱印が登場するため、定期的にお詣りする方がとても増えたのだとか…
確かに!可愛らしい御朱印は、人気がでるのもわかります。
こちらの御祭神は誉田別命(ほんだわけのみこと) 、息長足姫命(おきながたらしひめのみこと)、玉依姫命(たまよりひめのみこと)。
鎌倉時代にあたる建治3年(1277年)に鎮護国家、郷土の発展と住民の繁栄安全道開きの為、八幡宮の総本宮であります大分県“宇佐八幡宮”よりご分霊を迎え祀られました。
神奈川県鎌倉の「鶴岡八幡宮」、千葉県館山の「鶴ヶ谷八幡宮」と三社を合わせて『関東三鶴』と称され、人々の信仰を集めてまいりました。
実は、昨年の千葉県豪雨でこちらの神社も甚大な被害がでました。1日でも早い復興への願いと応援するという意味で、ぜひこちらにお詣りいただければと思います。
詳しい様子はこちらのプランからどうぞ!
可愛い御朱印が人気!千葉「鶴峯八幡宮」と開運パワースポット巡り♪
今年は新型コロナウイルスの影響で、例年とは違う師走を迎えております。
現在の初詣の形になったのは、実はここ100年ほどの事なんだそうです。とすれば、また新しい形での初詣があってもいいのではないでしょうか?
自分、家族、友人のよき1年を願うとともに、早くこの状況が好転しますよう、相手を思いやった行動を心がけましょう!