阿寒湖温泉街の中心に位置するアイヌ文様が目を引く建物。
施設全体としては地域の生涯教育施設なのですが、1階は観光案内所となっています。
阿寒湖周辺の情報はもちろんのこと、道東地方の観光資料も豊富!
閲覧コーナーも設置されているので座りながらゆっくりこれからのプランを練ることもできますよ。
まりむ館のすぐ向かいにあるのがこのホテル。
阿寒湖畔にあるので、レイクビューの部屋からは広々とした阿寒湖、そして雄大にそびえたつ雄阿寒(おあかん)岳が!
時間の経過とともに変わっていく姿を思う存分楽しむことができます。
冬の寒さで冷えた体を温めるにはやっぱり温泉ですよね~中でも一度は体験してほしいのが天空ガーデンスパ!
阿寒湖と一体化しているような感覚になり、体と頭が同時に緩んでいくのを感じます…。
湯浴み着(レンタルは無料!)を着用するので、カップルやファミリーで一緒に過ごせるのもGood Point。
温泉も充実しており、前面ガラス張りの大浴場や露天風呂で阿寒湖を眺めながらお湯に体を任せていると…至福の時を過ごせます♡
※写真撮影は禁止ですので、公式パンフレットからの写真を使用しています。
夕食・朝食は好きなものを食べたい分だけ!季節ごとの旬の食材を利用した料理で心もお腹も満たされます。
この日のディナーのおススメは「すね肉のビール煮込み」。ほろほろに崩れるほどに煮込まれたすね肉…ああ絶品。(写真撮るの忘れた!)
朝食の目玉は自分で作る海鮮丼!いくらにネギトロ、イカ、エビ、炙りサバ…朝からいっぱい食べちゃいました。
阿寒湖を眺めながらの食事ができるのもポイントアップです。
阿寒摩周国立公園に指定されている阿寒湖地域。その自然環境を、美しい映像や豊富で楽しい展示などでわかりやすく学べる施設です。
特に必見なのが、特別天然記念物の「阿寒湖のマリモ」の展示。
春~秋は観光遊覧船で行けるチュウルイ島に展示されているマリモを見ることができるのですが、冬は見られません。
ですので、冬にマリモを見たいならここ!しかも、入場は無料です。
エコミュージアムセンターの裏口から直接ボッケ(泥火山)まで、約350mで時間にして10分ほどの遊歩道が整備されています。
硫黄の臭いがするとボッケの登場です。その匂いの正体は泥の中からボコッボコッと出てくる火山ガス。
絶えることのないこの音と臭いは、まさに大地が生きている証拠です。
高温のボッケのまわりは雪が積もることはありません。
この日は、ボッケから出た水蒸気が周りの冷気に冷やされてできた「フロストフラワー」が地面に咲いていました。なんとも神秘的…。
ボッケのそばの水はもちろん阿寒湖。
大部分の観光客は観光船乗り場のあたりから阿寒湖を眺めます。
ボッケの先を少し進めば、あまり人が訪れることのない静寂に包まれた阿寒湖を眺められる穴場スポットがあります。
パンフレットにもあまり載っていないので、ゆったりと阿寒湖を眺めるにはおすすめです。
阿寒湖畔を沿うように片側に阿寒湖、もう片側に林を眺めながらの散策ができます。
耳をすませば、何とも言えない聞きなれない音が…。
この日、湖畔の水はまだ完全結氷しておらず、波により結氷した氷の下に入っていく水の音だったそうです。
また、木にまかれたネット(エゾシカによる木の皮の食害を防ぐもの)、生まれて何百年経ったんだろうと思わせる堂々とした風貌の木々、林がエゾマツやトドマツなどの針葉樹とミズナラやシラカバなどの広葉樹の混合林であること…。
ゆっくり歩いているといろいろな発見ができますよ。
さあ、帰ろうと思ったときに発見したのがこの神社。
赤い鳥居が印象的だったので、最後にお参りをすることにしました(あとで知ったのですが、ここも立派なパワースポットだそうです)。
登るにつれて増えていく赤い鳥居。京都伏見稲荷…とまではもちろんいきませんが、雰囲気はいいですよ。
コロナ収束、この阿寒湖畔が再び賑わいが戻りますように…と願いつつ、神社をあとにしました。
(↑噴煙を上げる現役火山である雌阿寒(めあかん)岳(右は阿寒富士):阿寒湖はこの雌阿寒岳と雄阿寒岳で挟まれています)
神の森にたたずむ阿寒湖。
なんとなく夏のイメージが強いですが、冬でもできる、冬でしかできない阿寒湖の楽しみがあります。
冬ならではの凛とした空気を浴びれば、身も心も浄化されつつパワーがチャージされた…ような気分になるはず!
そんなゆる~い気分になれれば、この旅の目的も達成です(笑)