富良野と言えば、脚本家の倉本聰が原作のドラマ『北の国から』の舞台となり、一躍有名になった観光地。
そのドラマでもたびたび登場しているのがこの富良野駅です。
(※ちなみに、ドラマの最初に出てくる故郷に戻った黒板五郎、純、螢の3人が降り立った駅はおとなりの布部(ぬのべ)駅です。)
現在の駅舎はそのころの風貌とはずいぶん変わり、モダンな雰囲気も醸し出しています。
さあ、いよいよここから約2時間のウォーキング、スタートです!
富良野駅から歩いて約5分。
市街地にひょっこりと出現するログハウス風の風貌が特徴のカレー屋さんで、観光シーズンは行列が絶えない人気店です。
この日は、この店自慢のソーセージをのせた「自家製ソーセージ付きカレー(1180円)」と「豆と富良野野菜のカレー(1120円)」をチョイス。
見るからに濃厚なカレーソースはスパイシーで奥が深い味わい。
うれしいことにルーは無料で追加ができます。ただし合言葉が必要。それは…「ルールルル―」!
この合言葉、ピンときたあなたはかなりの富良野通ですね!?(笑)
食後にはちょっと甘いものが欲しくなりますよね。鯛焼きなんていかがでしょう?
スタンダードなあんこが入った鯛焼き(各種ひとつ150円)ももちろんありますが、中でもおすすめなのが「ハムたい」。
実は鯛焼きにハムとマヨネーズが入った変わり種の鯛焼きで、あまい鯛焼きの生地にハムマヨの塩気がめっちゃ合う!
ありそうでなかったこの組み合わせ、ぜひお試しを。
※店内でも食べられます。
お腹がいっぱいになった後は少し歩いて食後の運動を。
てくてく10分ほど歩くと到着するのが富良野神社。
ここは、富良野を舞台にしたテレビドラマ『やさしい時間』の主人公が初詣に行くシーンで使われた神社なのです。
厳かな雰囲気の参道を歩いて本殿へ。何を願ったかは秘密です。
広~い北海道。実は、地理上の真ん中がここ富良野。
案内板によると「東経142度20分、北緯43度20分」なので、北海道の中心部なんだそうです(あんまりピンときませんが…)。
富良野小学校の校庭に記念碑が立っています。
(※訪れた日は冬休みでしたが、一般の日は学校活動が行われています。くれぐれも迷惑にならないようにお願いします!)
中心地=へそ、ということで北海道のへそらしいお祭りが夏に、ここ富良野で開催されています。
その名も「北海へそ祭り」。飛び入り参加もOKらしいので、コロナが収まった次の夏はぜひ!
凛とした空気の中の散歩はなんとも気持ちがいいですが、ちょっと休憩を。
ここバリスタートコーヒーは1号店が札幌にあり、道内各地にも展開しています。
店内は広々としたパブリックスペースの一角にあり、コンセントもあるデスクも常備されているので、コーヒー片手に一仕事…なんてことも可能です。
おすすめは富良野ブレンド(400円)。
ほっこりする味わいに加えて、キャラクターのクマさんのイラストが入ったかわいいカップも映えますよ。
富良野駅に向かうところにあるこの神社、本殿は市街地から車で15分ほどのところにあります。
小さな神社ですが、おみくじや絵馬も買えます…ただし自動販売機。なんともハイテクな感じがこの時代らしいですね。
ひときわ大きい岩が「へそ絆石」と呼ばれる石で、穴の両側から手を握り合うとお互いの絆が深まるそうです。
散歩の〆に大切な人と手を握ってみてください💛
いよいよゴール地点の富良野駅に到着!
ぐるっと富良野の町中ウォークですが、2時間もあればゆったり巡ることができます。
今回はJR富良野駅が起点なので、途中下車の旅にもぴったりですよ。
今回のプランのほかにも、富良野市街地には魅力的なスポットがたくさんあります。
富良野の魅力をぎゅ~っと集結させた「フラノマルシェ」や”富良野オムカレー推進協議会”が存在するほど力を入れているご当地グルメの「富良野オムカレー」、あとは地元の隠れた名店(スイーツショップ、お寿司屋さん、焼肉屋さん…)などなど。
ぜひアレンジして、自分だけのオリジナルの富良野街歩きを楽しんでくださいね!