出発当日、羽田空港へ。やはりこのご時世だからか、人はまばらな感じ。
離陸前にスタバでチャイラテを買い、ボーディングタイムまでのんびりしました。
東京から飛行機に乗って3時間。那覇空港に到着。
実に1年半ぶりの沖縄へ来ました!
外は肌寒く、南国のような気候とは程遠いですが、これからスポット巡りをしていきたいと思います。
車に揺られ、まずは腹ごしらえということで、ホテルまでの道中で立ち寄ったのはかね食堂。
ザ・沖縄の定食屋さんを思わせるお店で、定食や一品ものはとてもリーズナブル。お昼どきに伺ったら地元民も多くいらっしゃいました!
ゴーヤーチャンプルー、沖縄そばなど定番の沖縄料理をたっぷりと堪能した後、ホテルへと向かいます。
アンサ沖縄リゾートはうるま市の高台に位置し、ホテルからは太平洋と東シナ海の海を眺望できます。見晴らしの良さが自慢の同ホテルは、自然美に囲まれ、ゆったりと流れる時間を過ごせるリゾートホテル。
しばし、予定があるので部屋で過ごし、夕方頃から勝連城跡へと向かいます。
うるま市には世界遺産「勝連城跡」があります。琉球最古を誇る勝連城は、城主として繁栄を築いた阿麻和利(あまわり)が有名。
難攻不落の城として、いくつもの曲輪(城の区間)や急勾配な階段など、今でもかつての名残りを感じさせます。
そんな勝連城跡ですが、絶景のパノラマスポットという側面だけではなく、これまでにヨガのイベントが行われたりと、工夫次第で色々な使い方ができる場所。
今回はシティプロモーションの一環で、関係者向けに行われた「勝連城フェス2021」というイベントに参加しました。今後は"開かれた世界遺産"として発信していくとのことです!
当日はライトアップや照明が置かれ、また勝連もずくや勝連塩など、うるま産の食材を使った料理が振る舞れ、うるまの魅力をアピール。さらに、この地に伝わる伝統の沖縄盤ミュージカル「肝高の阿麻和利」の披露もなされました!
勝連城跡を登っていくと、辺り一面真っ暗闇に包まれます。日が落ちると光がなく、足を滑らせたり踏み外したりと危険なので、足元を照らすスマホライトを光らせるといいかもしれません。
イベントの演出の一環として、グランピングのテントが張られていました。世界遺産でグランピングをするなんて、贅沢ですね!
一番頂上に登ると、そこからは沖縄の夜を一望できる景色が360°広がっていました。お昼に来れば、海のブルーが輝く景色も見られそう!
うるま市のシンボル的存在である勝連城跡。ぜひ観光で訪れた際は立ち寄ってみてくださいね。
翌日はホテルで朝食ミールボックスをいただき、チェックアウト。その後はうるま市の名物スポットを散策しにレッツゴーです!
まず訪れたのは、海の駅あやはし館内にある海の文化会館。海に関する資料が展示されているのですが、目玉はうるま市出身の人気バンドであるHYのミュージアム「HeartY Museum」。
HYファンのみならず、誰でも楽しめるような展示風景が広がっていました。
〜〜〜
1人ってきっと悪いことじゃない
だけど僕となら悲しみは半分になるよ
どんな時も笑っていてほしい人だから
君の心の中をもっと教えて
lyric by HY「きみのうた」
〜〜〜
歌詞のフレーズに、自分と照らし合わせながら思いにふける。こんな楽しみ方もできるかもしれません。
東洋一の長さを誇る海中道路の中央部にある海の駅からは、綺麗な海を眺望することができます。
晴れ渡り、澄んだ青空が広がっていれば最高の絶景を味わえたと思いますが、曇りでも写真映えする海景色は健在!
暖かい季節になれば、海中道路をドライブしながら海風を感じ、絶景に恋するとともに、カップルの愛を育む。
そんなうるま観光もできちゃいますね!
海中道路を車で走り、離島へと向かいます。
そう、うるま市にはフェリーや飛行機を使わずとも、車で行けちゃう離島があるんですよ!
海中道路を渡った先には平安座島、浜比嘉島、宮城島、伊計島など数々の離島が存在しています。
時間の関係上、今回は"神々の島"と言われる浜比嘉島と平安座島を中心に散策し、魅力を探したいと思います!
浜比嘉島のパワースポットで有名なのは「アマミチュー」。
この地に伝来する女神としてしられ、子孫繁栄、子宝に恵まれるなどの言い伝えがあり、参拝に訪れる人も多いとか。
さらに、アマミチューの墓には海面から突き出た大きな岩が。美しい海と岩が織りなす自然美に心惹かれ、思わず写真をパシャリ。パワースポットでもあり、インスタスポットでもある場所なので、ぜひ足を運んでみてください。
また、浜比嘉島にはシルミチューという男神の聖地もありますので、興味があればそちらも行ってみてくださいね!
アマミチューの墓を巡ったあとは、海鮮食堂の味華へ。
平安座漁港に隣接するお店なので、新鮮な魚料理を味わえるお店なんです!
海鮮丼やバラエティに富んだ定食がたくさんあるので、どれにしようか迷いましたが、いま魚バター焼き定食(1,500円)に決めました。
沖縄の名物である魚のバター焼きは初めて食べるので、ワクワクしちゃいますね!
待つこと10〜15分ほど。定食が運ばれてきました。お魚は豪快な真鯛!
バターで味付けされ、さらにニンニクも添えられているので、活力をつけるにはぴったり!そして沖縄に来たからには泡盛を、ということでグラス一杯に入った泡盛を堪能。
車は運転しないので昼から飲みましたが、さすがにこの量には驚きました笑!
高江洲製塩所は浜比嘉島にある塩工房。昔ながらの製塩方法である「流下式塩田」で製塩を行っており、うるま市の名産品として人気の高い「浜比嘉塩」を生産しています。
見学は無料で、塩作り体験は1500円から。長年塩作りに携わる高江洲さんの、面白くてユーモアたっぷりの解説は一見の価値ありですよ!
小径の奥に行けば、美しい海が!なんと目の前に見える海水から、浜比嘉塩が作られるのだとか。地の利を生かした生産手法は、まさに知恵の結晶ですね!
また、地元民は人が少ないこの海で、のんびりすることもあるそうです。自然豊かな沖縄ならではのロケーションだと感じました。
浜比嘉島に工房を構えるkainowa(かいのわ)。
シェルクラフトのアクセサリーとしてしられ、沖縄の海で育った貝を磨き上げ、ひとつひとつ丹精込めて作られたアクセサリーは、プレゼントに最適!
貝って、磨けばこんなに美しく輝かしい姿に変わるんですね!おしゃれ好きな人は必見ですよ。
また、ギャラリーに併設されたカフェからは、海を臨むことができ、優雅なひとときを過ごせます!
ドライブの休憩がてら、立ち寄ってみるといいのではないでしょうか。
ここからは、うるま市与那城エリアのスポットを巡ります。
創業1967年、50年以上に渡って養鶏に携わる徳森養鶏場。その新店舗として昨年12/21に新たに「Gold Coast TAMAGOYA」をオープン。
伝統の養鶏を抑えつつ、今のトレンドを掴んだ商品開発や情報発信などを行う2代目社長が、既存の養鶏にはない新しい風を吹かせる意気込みを感じるお店なんです!
アパレルを置いたりスタンディングできるカフェを併設したりと、卵を売るだけでなく、様々な挑戦をする徳森養鶏場。人気の黄金卵 (くがにたまご)は、地元民が買いに来る一面も!
インスタをフォローしたら1杯プレゼントの「フルーツティー」は、写真映え抜群!暖かい季節であれば、スタンディングで海を見ながらゆったりできちゃいますね!
続いては地元に根ざした形で営むうるまジェラートへ。天然素材や地元食材にこだわるお店で、スイーツ好きの人にはもってこい!
店内でも食べられますが、カップタイプはお土産として購入も可能。
沖縄紅茶と黄金紅芋のダブル、コーンで注文しました!ここでしか食べられないジェラートはとても美味しくいただけました!
うるま市や近郊に住む人が足繁く通うのがうるマルシェ!
食に携わる様々な事業者さんらの想いがつまった食材が、店内にずらりと並ぶさまは圧巻です!
この辺りに住んでいれば、毎日通いたくなるほど、食の宝庫なんです!
ここにしか置いてない食材や調味料はもちろん、沖縄みやげ定番のちんすこうももちろんありますよ。
ちんすこうは大好きなので、たくさん買って帰ろうとカゴにいくつも入れました。
うるマルシェでしかお目見えできない、美味しい"食"を求めて足を運んでみてはいかがでしょうか。
たっぷりとうるま市を探訪してきましたが、とても印象的でまたタイミングを見て来ようと思いました!
沖縄に来る機会があれば、うるま市にもぜひ行ってみてくださいね!