こんにちは!
神社仏閣大好き♡御朱印ガールの nori です。
今回は、上野にやってきました。
実は、上野にこの時期ならではのお花が見られる場所があるらしいんです。なので、早速向かってみたいと思います。
そして、この辺りは神社仏閣が多い事でも有名。お散歩がてら、ちょっと遅い初詣にも行ってみようと思ってます。
上野と言えば、やっぱり西郷さん♪(笑) いつでもここから見守ってくれています。
上野からひと駅。JR鶯谷駅まで来ました。
もちろん、公園内を散策しながら歩いても20分もあれば歩けちゃいますが…
その鶯谷駅北口より徒歩1分。着いた先は「元三島神社」です。
場所を知っている方なら、改札出てすぐに見えるこちらの神社さん。ちょっと高い場所に鎮座されております。
入口は道を1本中に入った場所なので、ちょっとわかりづらいかもしれません。
わたしは例のごとく徒歩ナビで向かいました♪
鶯谷という土地柄、周りは飲み屋街やホテル街になっておりますが、ここ、神社の一角だけは違う空気が流れているようです。
都会のど真ん中なのに、とても静かなことにびっくりさせられます。
鳥居をくぐると可愛い狛犬ちゃんが出迎えてくれます。
なんとっ!こちらの狛犬ちゃん、珍しいスタイルで、通常の”おすわり”状態ではなく、後ろ足を立てて、伸びをしているような姿。
躍動感のある様子は、いまにも動きそうです。本殿にお詣りする前に、ぜひチェックしてみてください。
そして、手水舎の脇には有名な正岡子規の句碑が建っております。これは子規が根岸近辺に住んでおり晩年を過ごした縁から建てられたものだそうです。
俳句ファンにはたまらない聖地なんだとか。こちらもぜひ忘れずに見てみましょう。
こちらの起源は1281年(弘安4)、蒙古襲来の時に祈願で建てたものが元となっており、四国から分霊されたのがこちらの元三島神社となっております。
御祭神は大山祇命(おおやまづみのみこと)と伊佐那岐命(いざなぎのみこと)。安全祈願や商売繁盛にご利益があるとされています。
実はこちらの神社さんは、紆余曲折あり、一時は浅草のほうに移転しておりました。
ただ、地元の方が氏神様が遠くて困ると必死に働きかけ、現在の場所に再遷座されることとなりました。
その際、3つの神社に分かれる事となってしまい、近くに似たような名前の神社があります。
こちらの神社はもともとの場所に一番近かったため、「元」と呼ばれるようになったそうです。
ちなみに、別れたあと二つの神社は入谷駅近くにある「三島神社」と田原町駅近くの「本社三島神社」です。
併せて「三つの三島」三社詣りをするのも良いかもしれません。
本殿に向かうには、重厚かつ急な石段を登って行きます。
さすが都会のど真ん中にある神社さんです。かなりスタイリッシュな雰囲気があります。
電車の車窓からも見えるという、こちらの神社さん。
参拝のおすすめ時期は、新年最初の初詣はもちろん、満開の桜咲く4月と茅の輪が設置される6月です。
特に6月は「夏越しの大祓」と言って、半年の厄を落とすためにお詣りする時期でもあり、その時には大きな茅の輪が出現します。
これがSNS映えすると、若い人の間で人気に。最近話題の場所なんだそうですよ。
御朱印は本殿向かって左手にある社務所でいただきます。
通常の御朱印のほかに、下谷七福神の御朱印もいただくことができます。ちなみにこちらは寿老神さま。
七福神めぐりをする予定の方は、新年1日から7日までがそろっての御開帳。御朱印の受付は15日までとなっているようです。
他にも、こちら元三島神社では限定の御朱印をいただくこともできます。
代表的なのは3月3日のひなまつり、5月5日の端午の節句、7月7日の七夕などです。どちらも当日のみとなっているので、欲しい方は早めに予定されるといいですね。
再び、上野まで戻って参りました。こちらは上野東照宮。
「東照宮」とは東照大権現たる徳川家康を祀る神社であります。
日光東照宮が有名ですが、全国には東照宮と名の付く神社が多数あります。
ここ「上野東照宮」もそのひとつです。
入口にはあの関東大震災でも倒れなかったという、酒井忠世によって奉納された「大石鳥居」があり、その歴史は400年余りだという事です。
その先に続く参道には、両脇にはたくさんの石の灯篭があり、その数200基以上だそう!
それらすべて全国の大名たちが、家康に奉納したものなんだそうです。いかに家康が崇拝されていたかわかりますね。
黄金に輝く唐門は、やはり日光東照宮を思い出させます。
そして、わたしのもう一つのお目当てがこちら! 「上野 ぼたん苑」です。
ここ上野ぼたん苑は、1980年(昭和55年)、日中友好を記念して開苑されたのがぼたん苑です。
春は110品種600株、冬は40品種200株が栽培され、私たちを楽しませてくれています。
わたしも知らなかったのですが、この時期に咲くぼたんを「冬ぼたん」といいますが、実は、冬ボタンは春に咲くボタンを冬に咲かせたものなんだそうで、もともと冬に咲く性質のあるボタンは、「寒ぼたん」というのだとか…
まったく違う種類だったという事が判明!(笑) お花の世界は深いです(;^ω^)
冬ぼたんの特徴は、この”わらぼっち”ですかね? 雪よけ、霜よけのために作られたものですが、それがまた良い雰囲気を出してます。
いまの時期しか見られない、この姿。ぜひ、カメラに収めてみてはいかがでしょう?
今回は上野界隈をお散歩してみました。
お出かけの際は、十分に感染予防をされた上で行かれるようにお願いします。