帯広中心市街地から本日の目的地までは、国道273号線を通って約70km。だいたい半分あたりに位置するちょうどいい休憩スポットがここ。
比較的新しい道の駅で、施設内は地元の木材がふんだんに使われ、大きな窓からは明るい日の光が印象的です。
地元の食材を生かしたショップもあり、上士幌町や十勝のことを知るにもピッタリなスポットですよ。
かつて帯広から糠平を越えて十勝三股まで走っていた鉄道が国鉄士幌線。音更川をはじめとした川を超えるため、多くの橋が建設されました。
今は鉄道橋としての役割を終えて静かに佇む橋たちですが、まるで古代ローマ時代の水道橋を思わせる姿のアーチ橋で、歴史を伝える近代産業遺産として保存されています。
この第三音更川橋梁は、鉄筋コンクリートアーチ橋としては北海道一の大きさで、募金とふるさと納税で保存補修工事が行われたばかりの貴重なアーチ橋なのです。
ぬかびら源泉郷までの間には、これ以外のアーチ橋も見え隠れしていますので、探しながら楽しんでみるのもおススメです(ただし、安全運転で!)
ここ、ぬかびら源泉郷は、温泉総選挙のリフレッシュ部門で堂々の第1位を獲得したこともある、名実ともにリフレッシュに最適な温泉地なのです。
大自然に囲まれた大雪山国立公園の中にあり、おいしい空気とマイナスイオンがたっぷりのこの地で、さらに温泉とグルメが加われば、他には何も必要ありません。
ここは、ぬかびら源泉郷の最大の宿泊施設で、広々としたロビーで暖炉の火を眺めていると優しい気分になれます。
少々見かけは古いのですが、そこは温泉ホテルというよりは温泉宿としての雰囲気ということで…。
※WiFiはロビーのみで使用できます。
ここ、ぬかびら源泉郷の自慢はやっぱり温泉!
源泉掛け流しの温泉を楽しめる(源泉温度が高いため、多少加水もあり)温泉地として温泉マニアには特に人気です。
このホテルには、男女別の大浴場(夜の12:00に男女入れ替えがあるので、朝と晩で違う温泉を楽しめるのもGood!)と露天風呂のほかに、少し離れた場所に混浴露天風呂もあります。
特におすすめは露天風呂!冬の時期は雪見風呂も楽しみながら、眼下に流れる川のせせらぎを聞いていれば極楽の極み!
結局、夕食前、夕食後、就寝前、起床後、朝食後の5回入っちゃいました(笑)
2019年に開湯100周年を迎えた歴史のあるお湯はやさしい泉質で、長湯しても疲れることがありません。でも、自分のペースでほどよく楽しみましょう(笑)
※写真は宿のパンフレットに掲載しているものです(写真撮影禁止のため)。
温泉お泊りのもうひとつのお楽しみは、食べること!
ここのホテルの自慢は、十勝とオホーツク地方の季節の食材を生かした和食膳。
この日は和牛のすき焼きをはじめ、新鮮な刺身、キノコとホタテの釜めし、あつあつの天ぷら…おなかも大満足です。
朝食はバイキングが基本ですが、この日はコロナでセットメニューになりました。和食と洋食を選べたので、和食をチョイス!
サラダとヨーグルトなどのミニバイキングがあり、朝からエネルギーもばっちり満タン。
身も心もリフレッシュ完了です!(このあと、もう一度温泉に入りました)
行きに休憩スポットで立ち寄った「道の駅かみしほろ」の中にあるスイーツショップです。
リラックス旅の〆はやっぱりスイーツでしょ!ってことで、この店自慢のモダンサンドとモダンソフト、ドリンクを一つずつチョイスして食べることにしました(笑)
モダンサンドはストロベリーカスタードサンド(420円)を。ふわふわもちもちのパンケーキに甘さ控えめなカスタードクリームと甘酸っぱいイチゴのハーモニーがたまりません!
地元上士幌産の牛乳を入れたカフェラテ(460円)と一緒に食べるとこれまたGoodな組み合わせ!
モダンソフトはミックス(440円)をチョイス。ほうじ茶のほろ苦さに思わず「合う!」と叫んでしまうほど。
滑らかだけどしっかりした食感で意外にボリューミーなので、シェアするのもおススメですも。
スイーツのつもりが、しっかりランチ代わりになってしまいました(笑)
今回は「体も心もリラックスできる旅」をテーマに温泉一泊旅行をプランしてみました。
自然に囲まれた場所で、デジタルから少し離れて、かけ流しの温泉に浸かってひたすらぼ~っとする、そして食べる、寝る(笑)
自分のためだけに時間を使う、そんなある意味贅沢な旅もたまにはいいですよ!