皆さんのふるさとには「ふるさとあるある」がありますか?
「ふるさと」は、それぞれの、ちいさな具体的なエピソードがあつまって、できるもの
今回は兵庫五国連邦(U5H)プロジェクト~みんなで語ろう兵庫の五国~とのコラボ企画!
兵庫県姫路市を舞台に市民が思う「ふるさとあるある」を実際に巡って来ました。
定番の観光スポットから「うそ、そんなのあったの?」と驚くエピソードをご紹介します。
まずJR姫路駅を出てまず視界に入ってくるのが、世界が認めた「姫路城」。
後に紹介しますのが、その真っ白な外観から別名「白鷺城」とも呼ばれており、世界遺産に登録されています。
訪れたのは手柄駅から徒歩15分ほどの場所にある「手柄山交流ステーション」。
ここには「姫路市立水族館」をはじめ、1966年に開催された「姫路大博覧会」の跡地があり、市民のお出かけスポットとなっています。
こちらの二階にあるのが、「モノレール展示室」。
かつては「姫路モノレール」が姫路駅と手柄駅の1.6kmを結んでいました。
先ほどご紹介した姫路大博覧会の開催に合わせて1966年に開業し、会場への移動手段として多くの人々が利用しました。
こちらには実際に運行していた車両や当時の資料が残されており、入場料は無料。
廃業しても今尚、電車好きはもちろん、親子連れが足を運びます。
会場には「姫路大博覧会」の会場模型が展示されており、今の手柄山と重ね合わせてみると、当時の様子が鮮明に蘇るようです。
その他、姫路駅と手柄駅の中間にあった「大将軍駅」の様子も模型や写真と共に展示されています。
モノレール展示室を楽しんだ後は、手柄山交流ステーションの屋上へ。
ここからは姫路大博覧会に使用された、パビリオンや姫路の街並みを見渡すことができます。
ここから見える、姫路城と新幹線のコラボを写真に収めようと多くの撮り鉄が訪れるのだとか。
ここからは歩いて廃線跡を巡ります。
姫路駅と手柄駅の間には今もなお、配線跡が残されており、姫路市民にとっては"街中に廃線跡があるのが当たり前"なのだそう。
川沿いに位置するこちらの廃線あとは撤去せずに残っており、当時の面影を色濃く残します。
姫路あるあるその①
「姫路駅の南側にはナチュラルに廃線モノレールの廃墟が残っていて、四国の友人にものすごく驚かれたので、あ、いわれてみれば普通ではない風景なのだと気が付いた。」
近くに寄ってみるとその大きさがわかります。
巨大かつ真っ黒なその外観は迫力がありますが、なんだかちょっぴり寂しそうにも見えます。
かつてはこの巨大なモノレールが姫路駅と手柄駅を結んでいたと考えると、考え深いものがありますよね。
廃線巡りのついでに姫路グルメをご紹介します!
姫路グルメと聞くと、駅そばや姫路ラーメン、ひねポンが有名ですが、まだまだあります。
姫路グルメを求めてやって来たのは鉄板焼き「おいしんぼ 飾磨店」。
こちらでいただける姫路グルメといえば、「姫路ちゃんぽん焼き」。
姫路のちゃんぽんは鉄板で焼くスタイル。
甘口ソースを麺に絡めているのですが、麺は焼きそばと焼うどんを合わせていて、「これは焼きそばなのか、焼うどんなのか...。」笑
スーパーのお惣菜コーナーでも販売しており、長年愛され続ける姫路市民のソウルフードです。
お腹が満たされた後は、再び廃線跡を巡ります。
姫路駅の西側には桁のない柱のみが残されていました。
街中にどどん!と建つその姿はめちゃくちゃ珍百景。
建物から伸びている柱もあり、これが日常の風景って姫路凄すぎます!
次に訪れたのは我らが「姫路城」。
世界遺産にも認定されている世界が認める日本のお城です。
白漆喰で塗られた城壁の美しさから別名「白鷺城」との呼び名を持ち、日本に現存する白の中でも特に存在感を放ちます。
また時代劇に登場するお城はほとんどが姫路城なのだとか。
姫路あるあるその③
「時代劇でお城が映ると「姫路城」か確認する」
いやぁ何年ぶりだろう...。
近いからこそ、いつでも行けるスタンスで関西住んでいても中々足を運ぶ機会のない姫路城。
観光気分で門をくぐります。
お城に入るまで見つけたのが、石垣にはめられた石臼。
「姥ヶ石」と呼ばれるこちらは、石不足で困っていた羽柴秀吉に城下の老婆が献上した石臼として語り継がれています。
石垣を楽しんだ後は、いざ、天守閣へ!
姫路城の最大の特徴といえば、その広さ。
日本には国宝に認定されたお城が姫路城を含めて、彦根城、犬山城、松本城、松江城と5つありますが、
姫路城は国宝五城の中でも最大規模の天守を持つお城として知られています。
城内は資料や模型などが展示されており、初めての人でも楽しむことができます。
階層が上がるにつれて部屋の面積が狭くなり、それに反比例するように、城窓からは雄大な景色が広がります。
武者隠しや武器庫など、殿様気分で城内を散策することができますよ。
突然ですが、皆さん"お堀"と聞くと何がいると思いますか。
鯉を連想する方がほとんどだと思いますが、実際、姫路城のお堀にいあるのは鯉ではなく草魚なのをご存知ですか?
姫路市民あるあるその④
「姫路城の周りのお堀に泳いでる鯉は、よく見ると顔がブサイクで鯉じゃない!本当は、葉っぱ大好きのソウギョ!」
小腹が空いたので姫路市内にあるコンビニへ。
おでんを買って驚いた!おでんと聞くとカラシが一般的ですが、姫路市民はおでんに味噌だれと生姜醤油をつけるのがマストなんだとか。
姫路あるあるその⑤
「姫路のコンビニでおでんを買うと、生姜醤油のたれをつけてくれる。」
最後にお土産におすすめの姫路グルメをご紹介!
姫路のパンと聞くと有名なのが、「ことぶきやのぶどうパン」。
1940年創業の寿屋は姫路市広畑区に本社を置く、老舗ベーカリー。
1960年に登場した、"ぶどうぱん"は今もなお、姫路市民に愛され続ける名物パン。
姫路あるあるその⑥
「姫路のソウルフードは、寿屋のぶどうパンです。給食のパンは、寿屋のパンでした。」
いかがでしたか。
今回は姫路市民が知ってる「ふるさとあるある」をご紹介しました。
今回コラボした兵庫五国連邦(U5H)のサイトにはたくさんの「ふるさとあるある」が掲載されているので是非チェックしてみてくださいね。