北海道の代表的なお土産のひとつ「マルセイバターサンド」を製造・販売しているのが六花亭(ろっかてい)。
ここ十勝地方は日本でも有数の畑作・酪農地帯。お菓子の原料になる小麦、ビート、小豆、生クリームやバターなどの乳製品が豊富です。
そのため、十勝はお菓子が美味しくて安く食べられることで有名なのです。
この六花亭の2階にある喫茶コーナーは、ケーキだけでなくピザやおこわなども食べられ、いつ来ても満席の人気のカフェスポット。
1階でお土産を選んだあとは、ゆっくりカフェで安くて美味しいケーキをいただく…おすすめです。
※実は誕生日に限り、ケーキとドリンクが無料になります。この日はたまたま(?)私の誕生日でしたので、しっかりいただいちゃいました。
北海道遺産にも選定されているモール温泉。
このモール温泉を気軽に楽しめる道の駅が2020年7月に誕生しました(施設は以前からありました)。
地元の食材を生かしたお店やレストランもありますが、ここの目玉はやっぱり温泉!
湯浴み着を着て入るスパ(1500円・13歳以上)もあり、家族連れやカップルで一緒に温泉を楽しむにはピッタリです。
さらに、温泉に入る時間がない人にうれしいのが足湯!
コンコンと湧き出る琥珀色のお湯に足を浸せば…だんだん体中がポカポカしてきます。
タオルは販売もしていますが、持参することをおすすめします。
十勝川温泉街の高台にある展望台。
ここからは悠々と流れる十勝川とその周りに広がる雄大な十勝平野を眺めることができます。
遠くには日高山脈も見られ、雄大さに勇壮さもプラスされて心が広くなったような気持ちになれます。
眼下には十勝川温泉のシンボル、十勝中央大橋も見られます。
展望台で心が広~くなったあとは、大き~い花時計を見に行きましょう!
冬は寒すぎて花がないのですが、花の季節には文字盤をはじめ、周りを花に囲まれた見事な花時計が見られます。
実はこの花時計、世界一の大きさを誇るんです!日本一ではなく世界一!
さすが北海道はでっかいどうと言われるだけあって、スケールが桁違いです。
ちなみに、ここの公園では、1月20日ごろから約1か月間の夜間、彩凛華(さいりんか)という光と音を生かしたお祭りが開催されます。
実は、夜に見に行こうと思っていたのですが、今年は予想外の雨で終了が早まってしまいました。
写真の三角錐のオブジェがカラフルに光ってキレイ…なはずだったのですが。残念!
今夜は、広大な十勝平野にぴったりな名前のお宿で宿泊!その名も「ホテル大平原」
この温泉宿には「大平原の詩」というオリジナルソングもあり、十勝人だったら♪ホテルテルテル、だいへぇ~~~げん♪という一節は必ず知っているほど。
残念ながら館内では流れていませんが、これを知っていればかなりの十勝通!?
館内には指定位置に立つと「●+●=♡」という写真が撮れるフォトスポットや地元の素材を生かしたお土産が購入できる売店があります。
ここ十勝川温泉のお湯は北海道遺産にも登録されているモール温泉。
このモール温泉、日本ではここが唯一の正式な湧出地で、世界でもこことドイツのバーデンバーデン温泉の2か所しか湧いていない貴重なお湯なんです。
はるか昔から時間をかけて堆積した亜炭層から、植物性の保湿成分がたっぷり含まれたお湯…といえばなんだか難しいですが、要は植物の恵みをふんだんに含んだ肌にやさしいお湯。
お湯に浸かると、琥珀色のお湯の優しさが肌にすぐになじみ、”美人の湯”と言われる所以がすぐに分かりますよ。あ~極楽極楽♨
※写真の画像は宿のパンフレットのものです(撮影禁止のため)
ここの温泉の目玉はもちろん温泉ですが、料理もすごいんです。
ホテルの近くに自社農場があり、そこで育てて収穫した大地の恵みを中心としたその名も「恵みバイキング」がおすすめです。
地産地消にもこだわっており、地元・北海道の食材をふんだんに使った料理に体も喜んでいるよう。
朝食にはいくらの醤油漬けがど~んと置いてあり、セルフいくら丼も作れちゃいます!
ホテルに併設されている散策路を歩けば…小鳥の姿や鳴き声、そして時には野生のエゾリスに出会えることも。
(シマリスは冬眠をしますが、エゾリスは冬でも晴れている日は元気に走り回っています。)
まだまだ自然が豊かな大地の景色と生き物たちで心を癒し、モール温泉と地元の食材という自然の恵みを体に取り込めば、リラックスできないわけがありませんよね。
そんな身も心を癒すのにピッタリな十勝川温泉。
この温泉郷には、見て、食べて、浸かって癒せるスポットがコンパクトにぎゅ~っと詰まっています!