伝泊は、宿に滞在することで奄美の魅力を旅行者に伝える取り組みを行っている宿泊施設です。
古民家やホテル、リゾートヴィラなど、様々なタイプの宿泊施設を運営している伝泊は、現在、奄美大島、加計呂麻島、徳之島の三島に展開しているとのこと。
集落文化や自然など、島の魅力を様々な宿泊施設をとおして伝えているスタイルには、ホッピングで宿泊したくなるもの。
数々ある伝泊の施設の中で、今回は「伝泊 The Beachfront MIJORA」に宿泊をします。
『島の自然と対話する』というコンセプトの宿泊施設で、奄美大島出身の建築家・山下保博氏が一から設計・デザインをしたリゾートヴィラ。
これから「伝泊 The Beachfront MIJORA」の魅力をお伝えしていきたいと思います。
伝泊が運営している全ての宿のチェックイン・チェックアウトは、「まーぐん広場」のフロントにて行います。
一度こちらに立ち寄り、フロントにてチェックインと精算を済ませましょう。
伝泊の宿では、お部屋までの案内をスタッフの方が行います。
宿の建築的な特徴や、集落や文化の知識、観光情報などをお部屋の案内とともに教えてくれる貴重なひと時です。
気になることがあったらここで聞くのがオススメです。
中には立地的に分かりづらい宿もありますので、ぜひスタッフの方に案内をしてもらいましょう。
まーぐん広場には、フロントだけでなく、ホテルやレストラン、奄美の特産品や作品を取り揃えたお土産コーナーなどがあります。
お土産コーナーには、なかなか手に入りにくい島内の作家さんの作品や、他の島々に行かないと手に入らない加工品などがあり、島内の他のお店では手に入らない商品も取り揃えられています。
まーぐん広場から車で5分ほどの距離にある「伝泊 The Beachfront MIJORA」。
街の中心からは離れた場所にあるため、とても静かで、波の音しか聞こえない贅沢な空間です。
目の前には穏やかな海岸が広がり、宿から徒歩10秒で下りることができる抜群のロケーションは非日常を感じさせます。
しかし、「伝泊 The Beachfront MIJORA」で海を楽しむなら、室外よりも室内の方がオススメ。
お部屋と海を遮るのは、たった一枚のガラス窓のみ。
建築美を含んだ海の美しさに、つい、ガラス窓の存在を忘れて海に飛び出してしまいたくなる衝動に駆られてしまいます。
ベッドの上から。書斎から。ハンギングチェアから。ウッドテラスから。ハンモックから。
刻々と移り変わる海の表情を、お部屋の至る所から楽しむことをオススメします。
寝ても覚めても、耳に入ってくるのは穏やかな波の音だけ。
宿の前の海岸は湾になっているので、よっぽどの天気でない限り波は穏やか。
体や心から余計なものが削ぎ落とされていくような感覚を覚える、洗練された時間が流れます。
おこもりステイができるポイントは、充実したキッチン設備にもあります。 キッチン台の下には調理器具や簡単な調味料が充実しており、オーブントースターやポットはなんとバルミューダ製!いつもと違う場所で作る料理に、非日常感が際立つしかけが沢山散りばめられています。
「伝泊 The Beachfront MIJORA」でのオススメの過ごし方は、
・ハンギングチェアに揺られてボーッと過ごす
・ただ波の音を目をつむって聞く
・ハンモックに寝転がって、満点の星空を眺める
の三つ。
文字通り何もしない瞬間をただただ過ごす。
でも、不思議と心は満たされて、自然から沢山のパワーをもらえている感覚があります。
あえて何もしない。それでいいんだ、それがいいんだ、と気づかせてくれる瞬間を得られる体験をすることができます。
朝食は、お部屋で楽しめるボックスタイプのもの。
島の野菜やフルーツを使用したヘルシーな朝食で、体も心もスッキリした気分に。
食器に盛り付けて、外のウッドテラスで食べることをオススメします。
チェックアウトは、チェックインと同じ場所・まーぐん広場にて行います。
「伝泊 The Beachfront MIJORA」のチェックアウト時間は、最長11時まで。
できるだけ長い時間宿に滞在して、空間や建築、島の自然を堪能しましょう。