今回は十勝から釧路に向かいます。約120kmの長旅なので、ほっとできるスポットに寄り道しましょう。
国道から離れて、さらに砂利道を走行した先にたどり着くのが、昆布刈石(こぶかりいし)展望台。
眼前に現れる太平洋は水平線を眺められる絶景、そして晴れていれば、右側には日高山脈の荒々しい山々も望めます。
一度に海と山を楽しむことができる、訪れる人も少ない秘境の絶景スポットです。
波の音と海からの潮風が心地よく、しばらくぼ~っとしたくなるので時間に余裕をもって来ることをおすすめします!
キリンやシロクマ、サル、トラなどの動物園でおなじみの動物はもちろん、北海道ならではのタンチョウ、フクロウ、エゾクロテンといった動物も見られる動物園です。
敷地は北海道一の広さで、密になりにくいのでゆったり安心して動物を見ることができます。
釧路市動物園を有名にしたのは、アムールトラのタイガとココア。
四肢に障害をもって生まれた兄妹のトラで、テレビ番組等で一生懸命生きていこうとする姿が紹介され、感動を呼びました。
残念ながらタイガは天国へ旅立ってしまいましたが、ココアは今も健在で、この日も元気に歩く姿を見せてくれました!
本日のハイライトである釧路の夕日。
ここ幣舞(ぬさまい)橋は釧路川の出口付近にかかる橋で、川の先に太平洋が見え、夕日と広がる海がマッチする夕日鑑賞にはピッタリの場所なのです。
この日も多くの人が自然からの贈り物を眺めに来ていました。
橋に佇む像と夕日のコラボ、水面に映る夕日、橋の下から眺める夕日…どこから見ても絵になります。
ふっと振り返るとぽっかりお月さまも。自然の粋な計らいに感動も倍増です。
釧路のソウルフードといえば、スパカツを挙げる人も多いはず。
寒い釧路でもアツアツの状態で食べられるように、アツアツの鉄板の上にのった状態で出てくるのが特徴の一品で、ここ泉屋がスパカツ発祥の地。
鉄板にのせたスパゲッティにとんかつをトッピングして、ミートソースをたっぷりかけた、見た目にもわかるようにかなりボリューミーな一品(1150円・税込)です。
とんかつは揚げたてサクサク、ソースが染み込んだジュワ~となった部分もGood。鉄板でカリカリになったスパゲッティもいけます。
釧路に来たときはスパカツをお忘れなく。満足すること間違いなし!
泉屋本店から徒歩3分、幣舞橋から徒歩5分の至近距離にあるこのホテル、なんと天然温泉があるのです。
夕日を見て冷えた体には温泉がありがたい!しかも、食塩泉なので湯冷めもしにくく、ポッカポカ♨
大浴場だけでなく、サウナや露天風呂もあり、露天風呂からは幣舞橋も!
湯上りに無料で使えるラウンジからは釧路の夜景も楽しむことができます。
お部屋は木を基調にした落ち着いた感じ。コンセントも多めなのでビジネスにも便利です。
▲幣舞橋を眺めながらの朝食バイキング
世界三大夕日のひとつに数えられる釧路の夕日。
いつ来ても見られるとは限りませんが、やはり見られた時の感動は言葉では言い表せないものがあります。
霧の町とも呼ばれる釧路。夏は霧の発生が多く、気温もあまり上がらず避暑地に訪れる人も多いそう。
夕日が赤く見えるのは水蒸気が必要。霧が出るほど水蒸気が多いのが、釧路の夕日を素晴らしくする理由のひとつなのかもしれませんね。