芦別(あしべつ)は北海道の空知地方に位置する、人口約12,000人ほどの市。かつては炭鉱が多くあり、炭鉱の町としても知られていました。
そんな芦別の情報や名産品を手に入れるなら、ここの道の駅に併設されている芦別市観光物産センターへ。
おすすめは「花チーズ(540円)」。名前の通りチーズなのですが、まるで花かつおのように口の中に入れるとふわっと溶けていく、何とも言えない食感が病みつきになります!
また、芦別は空気が澄んでいて、夜には星がよく見えることから「星の降る里」としてPRしています。
この道の駅にあるトイレ、実は星の形をしているんですよ(上から見ないと分かりませんが…)。
芦別の市街地から本日のお宿に向かうには、北海道を代表する石狩川の支流である空知川を超えないといけません。
この空知川にかかる立派な橋の名前がオシャレ。ここでも、星の町をアピールしていますね。
この橋から見えるのが芦別のシンボル的存在の観音様。
かつて存在したレジャーセンター内に建てられたものですが、今はいったいどうなっているのでしょうか…。
時間があれば、道の駅に車を置いて歩いて渡ることをおすすめします。空知川の雄大さを実感できますよ!
芦別市街から車で15分ほど行ったところの山の中に突然出没する建物が、今回の主役である道内初のリゾート型おふろカフェ。
今回は泊まって思う存分ダラダラしますが、もちろん日帰りでも大丈夫です。
宿泊者専用のラウンジには、ウェルカムドリンクやアメニティーバー(お気に入りのアメニティグッズを一人5つまで選べます!)などもあり、すでにゆったりモード。
今回の客室は和洋室で、窓からは山が眺められ、静かで落ち着いた雰囲気の中でくつろげそうです。
まずはやっぱり、温泉でぼ~っとして頭をからっぽにしましょう!
ここは環境省によって国民保養温泉地に指定されている北海道唯一の国からのお墨付きのリラックスできる温泉地なんです。
泉質は2種類あって、おすすめは露天風呂にある壺風呂!硫黄の香りに包まれて入る温泉は格別!
露天風呂にはボタンがあり、このボタンを押すと数分間ライトが消えて満点の星空を眺められる…星の降る里としての演出もGoodです。
無料の泥パック(女性限定)やお風呂上りには高級エステツールを自由に使えるビューティーバーもあり、女性にとってはうれしいサービスも。
さらに湯上りラウンジには、ハンモックや本格マッサージ、コーヒー、マンガなどがあり(すべて無料!)、温泉のあとも思う存分リラックスできちゃいます。
さあ、頭がからっぽになったらお腹を満たしましょう!
この日のディナーのメインは石炭カルボナーラ!石炭の町にちなんでイカ墨を使用した真っ黒のカルボナーラです。デザートにも石炭ソフトが登場です。
朝食のバイキングにも石炭メニューが。
石炭だし巻き、石炭食パン…炭鉱として栄えた芦別のイメージがかなり頭に刷り込まれてきました(笑)。
ブラックシリーズだけでなく、名産品のサクランボを使ったジャムを人気のフレンチトーストにのせて食べるのもおすすめ!
忘れちゃいけないのが、芦別のソウルフード「ガタタン」。炭鉱で働いていた人たちも、この具だくさんでとろみのあるスープを食べて頑張っていたんでしょうね。
おふろカフェの最大の魅力は、究極にのんびり、ダラダラと過ごせること。
人工芝を敷いて木をふんだんに使った、芦別の森をコンセプトにした森の図書館には、いろんなリラックススペースがあります。
おすすめはヒトシェルフ。個室型のリラックスエリアでほどよい狭さが落ち着きます(笑)
ここで5000冊以上ある雑誌やマンガ、本からお気に入りの一冊を、無料のコーヒーやデトックスウォーターを片手に読むのもおすすめ。
宿泊者はホテルのチェックアウトが10時ですが、森の図書館には12時まで滞在可能。
時間の許す限り、心ゆくまでダラダラできます!
芦別から車で約45分ほど、富良野にも足を伸ばしてみましょう!
富良野の魅力をぜ~んぶ詰め込み、2020年8月には来館者数が1,000万人を突破した富良野の人気スポットがこちら。
”富良野ならではの食文化を通した、老若男女が楽しく集い交流するまちの縁側”をコンセプトに作られ、めでたく10周年を迎えた富良野の顔ともいえる存在です。
富良野の美味しいものが食べられるショップ、地元の特産品やお土産が揃った物産センターや直売所、そして多くのフリースペース(一番大きいスペースの名前は、なんと「タマリーバ」(笑)!)もあり、もちろんWiFi完備です!
道路を挟んでフラノマルシェ1とフラノマルシェ2があり、見ているだけでも楽しくなってしまうスポットです。
富良野ならではの食文化にこだわって作られたフラノマルシェ。だったら、富良野のおいしさを堪能しないわけにはいきません!
迷って迷って、今回選んだのはこの3つ。
「ぷちぷちバーガー」の玉ねぎハンバーガー(620円)は、富良野の特産品の玉ねぎをふんだんに使った一品。肉汁あふれるハンバーグとの相性もバッチリ!
「こなやき屋たつき」のふらのデニッシュおやき(桃とカスタード・270円)は、おやきをなんとデニッシュで包むという新感覚のスイーツ。外はサクサク、中はやわらか…あ~新食感。
「ばすすとっぷ2」のふらの牛乳ソフト(350円)は、味は濃厚で滑らかな舌触り…でも、あと口さっぱりでペロッといけちゃいます。
お土産は物産センター「アルジャン」で。
思わず目を引いて買わずにいられなかった一品が「コーンツーブ(笑)」!なんとスープ(49%)よりコーン(51%)の方が多いというコーン好きにはたまらない一品です。
人生頑張るのも必要ですが、休むことはもっと重要です。
日ごろの頑張りでたまってしまったストレスや疲れをしっかりリセットすると、また頑張ろうという気持ちになれるもの。
さあ、次のウィークエンドやゴールデンウィークは温泉に浸かって、おいしいもの食べて、究極にダラダラして体と心をリフレッシュしてみませんか?